アル中病棟 失踪日記2 の商品レビュー
精神科の研修での推薦本。 これを勧めるドクター最高!! 図書館で、借りて。 著者が体験したアルコール病棟での出来事が読みやすく描かれている。 調布が地元なので病院の近辺は知っているところが多くそんなところもより想像しやすい内容だったのかも。 全体が面白おかしく描かれているから...
精神科の研修での推薦本。 これを勧めるドクター最高!! 図書館で、借りて。 著者が体験したアルコール病棟での出来事が読みやすく描かれている。 調布が地元なので病院の近辺は知っているところが多くそんなところもより想像しやすい内容だったのかも。 全体が面白おかしく描かれているから、入院生活の苦痛さ、依存症者の苦悩などつい忘れてしまう。 時たま出てくるそんな苦悩の描写で我に帰る。 そもそも病棟内の掃除や配膳、下膳を患者がやっているのおかしな話。 精神科病院は国のルールで看護士や医者が通常の病院より少なくていいっていう特例があるからそうなってしまっているんだと思う。 リハビリ、生活力の向上が目的なんて言うのは言い訳でしょ。 リハビリ病院でそんな患者の身の回りのことを患者にさせますか?? 日本の精神医療の歴史は悲惨だったけれどまだまだそれを引きずって、つらい環境が続いている。 世界の最下位ランクを抜けられる日はいつ来ることか… でもそんな病院内にもどうにかしたい想いを持って日々頑張っているスタッフはたくさんいて、そんな人たちを私は応援したい!! シアナマイドは現在はあまり出されないと聞きました。 断酒会やAAは機会があれば見学に行きたい。 百聞は一見にしかず!!
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アル中病棟の入院記 中での暮らしや入所者の雰囲気 またアル中患者の心情なども全て詳しく描写されている
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前作よりも、周囲の人々との関係を丁寧に描写した作品 長年の作者のファンとして熱望の続編。 ただし、読後さすがに既視感があり。 衝撃的だった前作の半分も話題にはならなさそうではある。 まあ、作者はそのような色気は考えていないのであろう。 作者は、前作の失踪、本書のアル中の原因と...
前作よりも、周囲の人々との関係を丁寧に描写した作品 長年の作者のファンとして熱望の続編。 ただし、読後さすがに既視感があり。 衝撃的だった前作の半分も話題にはならなさそうではある。 まあ、作者はそのような色気は考えていないのであろう。 作者は、前作の失踪、本書のアル中の原因ともなったストレス(ギャグ漫画家としての行き詰まり?)への問題が解消されておらず、本書でも時折それが顔を覗かせる(特にラスト)。 アル中病棟と仲間たち(同情できない輩が多いがw)は、作者を極端な問題行動から日常生活へ戻して、ストレスと向き合うスタートラインに再び立たせてくれる安全装置なのだろう。 しかし、本書はタイトル通り、退院後の出来事までは記されていない。 現在、家族(本書は家族の描写が増えていたのが好感)の支援のもと、断酒会、主治医を連係してストレスと付き合っていると信じたい。 ・しかし、アル中の肉体的ダメージは恐ろしいな。 作者が、何度もドライドランクに陥ってしまう描写は前作になく印象的だった。 ・イスラム国家(お酒原則禁止)では、おっさんたちがすさまじく甘いものを好むが、それはアルコールと同種の脳内快楽物質分泌によるとは納得だ。 ・作者の女の人のタッチは、変化し続けている。 ?書き込みがかなり増えた。ナース制服なんかかなり細かい。 ?笑ってしまうほど、女の人はすべからく美人に描かれている。 →配慮らしいwナース引率の野川公園レクシーンは、一種のファンタジーである。 ?体型が、がっちりグラマーな人が多い(まったく、つるぺた等皆無) ?プロのマンガ家がまんだらけで自分のイラストを売りにいくとは…。 →入院前にも継続的に売りにきていた雰囲気である。まあ、同人作品だな。でも、食い詰めた感があるなあ。
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【由来】 ・何と、図書館にあった。準備中にも関わらず25人待ちて。 【期待したもの】 ・ 【要約】 ・ 【ノート】 ・
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著者のアルコール中毒治療のための入院中の生活を描いたコミック。 今までアル中というものに対するイメージはステレオタイプしか持っていなかったが、実際にどういうものなのか、ということがわかる。 HONZでの紹介により。 (700)
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いつもは漫画は勘定に入れないのだけれど、これは特別。アル中を治療してる人、たくさんいるんだなぁ。あじま先生も頑張れ!
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ただただ面白かったです!読みごたえがあって一気に読んでしまいました!アル中の怖さを思い知れました! 吾妻先生!描いてくださりありがとうございました!!(笑) 先生がアル中の末期すぎて、酒を身体が受け付けず、飲んでも吐いて飲んでも吐いてしてるところや 便が(硬くて?)出なくて苦し...
ただただ面白かったです!読みごたえがあって一気に読んでしまいました!アル中の怖さを思い知れました! 吾妻先生!描いてくださりありがとうございました!!(笑) 先生がアル中の末期すぎて、酒を身体が受け付けず、飲んでも吐いて飲んでも吐いてしてるところや 便が(硬くて?)出なくて苦しむところも面白かったですが(←ひどい(笑)) 一番大笑いしたのは「吾妻日出夫でわからなきゃ吾妻ひでおも知らんと思う…」という先生のつらいところでした!(笑) 断酒頑張ってください!応援してます!!♪
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ファーマータナカの本棚。 以前指摘した通り、TOKIO山口達也氏事件では、アルコール依存症の話で持ち切りとなっている感があるが、私と同様同じ穴の貉の諸氏には、現実の入院前に、手軽に壮絶なアル中及び病棟を体験できる漫画本が有用ではと閃いた。 吾妻ひでおは1950年生まれの全く同世代、才能があったが故の依存と鬱、その悲惨な現実を透徹だが重くならないタッチで綴った、300余頁の8年がかりの大作。 太宰治、中島らも、赤塚不二夫、高田渡、小田嶋隆…等々有名人依存者も挙げればきりがない程溢れ返っており、入院体験はどうか本の中だけにできないものかと祈る…。
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