円卓 の商品レビュー
大人のような事を言ってハッとするのに、ジャポニカ学習帳だのなんだのってやはり子どもだなと思う そういった揺らいでてどっちつかずで繊細な感性で生きるみなさんが成長していく姿を見るとなんだかむしゃくしゃする 自分にもこんな頃あったかなーないなー戻りたいなー今子どもに戻ったらいろんなも...
大人のような事を言ってハッとするのに、ジャポニカ学習帳だのなんだのってやはり子どもだなと思う そういった揺らいでてどっちつかずで繊細な感性で生きるみなさんが成長していく姿を見るとなんだかむしゃくしゃする 自分にもこんな頃あったかなーないなー戻りたいなー今子どもに戻ったらいろんなものどう見えるのかなー
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8歳の女の子こっこちゃんと家族や友達との温かい関わり合いがいい。そして面白い。 眼帯に憧れたりパニックに憧れたり、吃音や在日の言葉にも憧れる。 偏見のない平らな心を子供を通して考えさせられる。
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他人が抱える不幸を想像することができるようになって人は成長するのだと感じ、着実に成長していくこっこの姿が微笑ましいけれど、もう元へは戻れないんだと思うと少し寂しい気もした。が、それでいいんだと思う。というのは、こっこを想ってぽっさんが流した涙は想像力が欠如していては流せないもの...
他人が抱える不幸を想像することができるようになって人は成長するのだと感じ、着実に成長していくこっこの姿が微笑ましいけれど、もう元へは戻れないんだと思うと少し寂しい気もした。が、それでいいんだと思う。というのは、こっこを想ってぽっさんが流した涙は想像力が欠如していては流せないものじゃないかと思うから。だから読後に、子どもの無邪気で少し残酷な感覚を羨ましいとは思ったけど、子どもに戻りたいとは思わなかった。これからもっと豊かな想像力を養って明日からも頑張ろうと思える良い小説。
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はじめは正直面白くないと思ったが、読み進めていくうちに自分が子供だった頃を思い出して一気に読み終えてしまった。 主人公こっこと同じような独特な感覚は持っていなかったけど、色々なことを頭の中で考え感じていたことを思い出して懐かしい気持ちになった。 そしてぽっさんみたいな幼馴染が、今...
はじめは正直面白くないと思ったが、読み進めていくうちに自分が子供だった頃を思い出して一気に読み終えてしまった。 主人公こっこと同じような独特な感覚は持っていなかったけど、色々なことを頭の中で考え感じていたことを思い出して懐かしい気持ちになった。 そしてぽっさんみたいな幼馴染が、今自分のお腹の中の子供にもできたら良いなと思った。
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110ページ~120ページの12行目 こっことぽっさん、石太の会話のところ、一番好き!感動! 学校で読んでて、泣くの我慢するの大変だった。 ぽっさんと友達になりたい。 関西弁で書かれているので、リズミカルな感じで、どんどんと読み進められました。
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映画見てないけど、こっこは芦田愛菜ちゃんでぴったり。生意気で可愛いこっこ。そんなこっこの良き理解者ぽっさんとの関係が大人になってもずっとずっと続いていってほしい。ぽっさん素敵過ぎる。
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げらげら笑って読める小説…。帯にそう書いてありましたが、くすりとも笑えませんでした。話があっちこっちに飛んだり人物の説明が不足していたり。大人目線のかなり主観のこもったナレーションも、現実に引き戻されてしまって物語に入り込めなかった要因。関連性のないいくつものエピソードが同時進行...
げらげら笑って読める小説…。帯にそう書いてありましたが、くすりとも笑えませんでした。話があっちこっちに飛んだり人物の説明が不足していたり。大人目線のかなり主観のこもったナレーションも、現実に引き戻されてしまって物語に入り込めなかった要因。関連性のないいくつものエピソードが同時進行するので子供の絵日記を読む感覚。人と感覚がズレているために人の気持ちがわからない主人公に、優しく子供なりに説明してあげる親友とのやりとりは良かったです。
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こっこの話。 小学生しか持てない日常の1コマ1コマを思い出させてくれる。鼠人間、なんだったんだろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんだか西加奈子のパワーを感じた本だった。こっこのモデルは作者では!?こっこも家族も学校の友達もキラキラしてた。 続けて西加奈子作品を読んだので、ちょっと関西弁につかれた。。
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