円卓 の商品レビュー
小学3年生、ちょっと大人になりかける時期。 こっこが成長していく様子は 芽を出して日に日に伸びる植物のようで、瑞々しかった。 かつて自分もこんな時期があったかなと懐かしいような羨ましいようなそんな物語。
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周りを見たら暗い本ばかりが残っている。外はいいお天気で眩しい。こんな日は西さんのほのぼのとした優しい本が読みたくなった。 公団住宅に住む「琴子(こっこ)」は小学校三年生。家族は三世代8人が仲良く暮らしている。琴子は祖父母、両親、三つ子の姉に大切にされて伸び伸びと育っている 六畳...
周りを見たら暗い本ばかりが残っている。外はいいお天気で眩しい。こんな日は西さんのほのぼのとした優しい本が読みたくなった。 公団住宅に住む「琴子(こっこ)」は小学校三年生。家族は三世代8人が仲良く暮らしている。琴子は祖父母、両親、三つ子の姉に大切にされて伸び伸びと育っている 六畳の部屋に中華料理店から来た大きな円卓があり、料理がくるくる回ってくる、家族もいささかユニークで個性的。 ユニークといっても琴子はこの年頃からはみ出ているわけではないが、周りが気になり始めた年頃で、そのあたりがとても面白い。憧れの同級生がモノモライが出来て眼帯をしている、いいなぁ眼帯。 発見に満ちた日常をジャポニカ学習帳に書いている。 元気がよく、孤独好きの硬派である。隣りの棟に住む同級生のぽっさんがまたいい、琴子の少し過激な心に、吃音気味の言葉でゆっくり解き、聞かせる、将来が楽しみな男の子だ。 気になる同級生を観察したり、知らない家庭を訪問したりして、琴子の少しずつ広がっていく世界がユーモラスにしみじみと綴られる。 珍しい中学生の三つ子のお姉ちゃんたちは健康的で個性的で優しい。両親に似て揃って美人ナところがまた楽しい。 西さんの直木賞受賞作「サラバ!」が積んであった時がある。違った感動があるようで期待が膨らんでくるが、そのうち読んでみなければと楽しみにしている。 積読が少し減ったら。
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関西弁って文で読むとこんなにスラスラと入ってくるのか。と言うより西加奈子の関西弁がスラスラと入ってくるのか。 子供の感性を大人が書いて、それに納得させられるってとても難しい事なんじゃ無いかと思ったけれど、そう言えば大人達も皆んな子供だったわけで、そう考えれば難しくも無いのかなとか...
関西弁って文で読むとこんなにスラスラと入ってくるのか。と言うより西加奈子の関西弁がスラスラと入ってくるのか。 子供の感性を大人が書いて、それに納得させられるってとても難しい事なんじゃ無いかと思ったけれど、そう言えば大人達も皆んな子供だったわけで、そう考えれば難しくも無いのかなとか思ったり。けれど、孤独になりたいと思ったこっこが孤独を知って、死の怖さも知っていく姿は、自分が小学生の夏休みに経験した事と類似していた。
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何年かぶりの再読 相変わらず美しくて泣きそうになる 美しいものを見て涙が出るのは西加奈子さんの小説で覚えたこと こっことぽっさんが永遠に仲良くいれたらいい、いれるだろうなとは思わない 人間は子どもという期間を永遠に続けられないということを知っているからこんなに美しいと思うんだろ...
何年かぶりの再読 相変わらず美しくて泣きそうになる 美しいものを見て涙が出るのは西加奈子さんの小説で覚えたこと こっことぽっさんが永遠に仲良くいれたらいい、いれるだろうなとは思わない 人間は子どもという期間を永遠に続けられないということを知っているからこんなに美しいと思うんだろう こころをむき出しにしたとき、こんなに美しいものが見えるだろうか
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小学生3年生のこっこにとって"人と違うこと"はかっこ良くて特別なのだ。しかし、純粋に世界を見つめたあの頃は過ぎてゆく。他意に気づいたり、違和感を感じたり、彼女たちの成長過程に心掴まれる。私にもあったであろうその感覚はもうない、大人になってしまったことを実感する...
小学生3年生のこっこにとって"人と違うこと"はかっこ良くて特別なのだ。しかし、純粋に世界を見つめたあの頃は過ぎてゆく。他意に気づいたり、違和感を感じたり、彼女たちの成長過程に心掴まれる。私にもあったであろうその感覚はもうない、大人になってしまったことを実感する。
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5度目くらいの再読です!大好きな小説です。読むたびに違う感動を覚える小説ですね。最後じ〜んとくるのは変わらないですけど。 以前は知らなかった津村記久子さんが解説を書いているとは驚きでした!
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子供時代の感覚を色々思い出させる。 単に懐かしい感じでなく、もどかしさや、苦しさのようなものを思い出させる。なのに、読後感は妙な爽やかさを伴う。 お盆や年末年始など帰省するタイミングで読むと良いかも。 子供の頃を思い出してみたい時に読むと良い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
子供時代の言葉にならなかった気持ちや感覚を、綺麗な大人の言葉で表現したような作品。 鼠男のシーンは怖かった。子供だから、なんでダメとか分からないんだけど、でも違和感や、普通ではないってことがわかる感覚。。不気味でとても怖かった。 ぽっさんが精神的イケメンすぎる。ずっと近くでこっこを守ってくれたらいいなあ。。
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面白かった。軽快な会話。ツッコミとか。ぽっさん好き。 でも鼠人間以降はなんだか自分が暗くなっちゃった。終盤の幹成海さんのノートのところは涙が出そうになった。 面白くて軽快でアホで、みたいな感想も多い中で、こっこと同じく確かになんで家族が生まれるのって嬉しいんだろうとか考えちゃって...
面白かった。軽快な会話。ツッコミとか。ぽっさん好き。 でも鼠人間以降はなんだか自分が暗くなっちゃった。終盤の幹成海さんのノートのところは涙が出そうになった。 面白くて軽快でアホで、みたいな感想も多い中で、こっこと同じく確かになんで家族が生まれるのって嬉しいんだろうとか考えちゃって、20代後半なのにまだまだ子供なのかもしれない。
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不思議な作品。 個性的な登場人物たちの、年相応の反応が少し微笑ましくもありつつ、するすると読み進めてしまった。 少し置いてまた読んでみると、また違った発見がありそう。
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