ヒア・カムズ・ザ・サン の商品レビュー
たった7行のあらすじをもとに描かれた2つのお話。 とりたてて大きな事件が起きるわけではないけれど、 長い間離れていた家族の形や愛の形を、とても優しい目線で見ている作者の温かさがじんわりする。 特にひとつめのお話が好き。
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同じ設定から味わいの違う2作品が生まれていて、不思議な気持ちになった1冊。 どちらも家族みたいなものを題材としていて、ああ、そっかあっと思わされた。
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この小説は7行のあらすじから生まれた小説で、2つの物語が書かれている。登場人物、話の大枠は共通だけど話そのものは別物。 以下、個人的な意見!人によっては自分と全く違う感想を持つと思います。 1つ目の物語はあまり共感できる所がなく、☆2つ!だけど、2つ目の話が本当に良かった!共感で...
この小説は7行のあらすじから生まれた小説で、2つの物語が書かれている。登場人物、話の大枠は共通だけど話そのものは別物。 以下、個人的な意見!人によっては自分と全く違う感想を持つと思います。 1つ目の物語はあまり共感できる所がなく、☆2つ!だけど、2つ目の話が本当に良かった!共感できる所が多く、読後感が爽快!さすが、有川浩!「親を諦めろ」の下りは心打たれた!☆5つ! ストーリーの並びをこの順番にしてくれて良かった!逆だったら評価が下がっていたかも。
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有川浩小説の究極の作品 特殊能力で、瞬時に機微を読む。 上から目線で断定的。それでいてそんな自分にコンプレックスを持つ。 そして脇をやればできる子が固める。 小説の設定は面白い。 普通の小説であれば、相手の心も機微もわきまえられず、登場人物が右往左往して、最終的に落ち着くとこ...
有川浩小説の究極の作品 特殊能力で、瞬時に機微を読む。 上から目線で断定的。それでいてそんな自分にコンプレックスを持つ。 そして脇をやればできる子が固める。 小説の設定は面白い。 普通の小説であれば、相手の心も機微もわきまえられず、登場人物が右往左往して、最終的に落ち着くところに落ち着く。その過程にこそドラマがあり、小説の読み甲斐がある。 ところが本書は、特殊能力でドラマをすべて解説的に済ましてしまい、唐突に結論がやってくる。 まるで途中打ち切りのテレビドラマを観たようだ。
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有川さんのお話はスラスラと読める。 同じあらすじから出来た、異なる二つの物語。どちらも面白かったけど、有川さんなら二つどころじゃなく、同じ設定でもっと何種類ものお話が書けるんじゃないかと思えるところが、すごい。
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帯文:"「愛している」それだけが伝えたい。愛と家族の再生の物語!" 目次:ヒア・カムズ・ザ・サン、ヒア・カムズ・サン Parallel、解説/岡田惠和
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いつもどおりの有川さんで、ほっとしました。 どっちのお話も好き…といいたいところですが、前のお話のほうが好きです。 後ろのパラレルのほうは、読んでいると心がモヤモヤして あんまりすっきりと読めませんでした(苦笑) でもさすが有川さんと言う感じで、どちらの話もストーリー作りが秀逸で...
いつもどおりの有川さんで、ほっとしました。 どっちのお話も好き…といいたいところですが、前のお話のほうが好きです。 後ろのパラレルのほうは、読んでいると心がモヤモヤして あんまりすっきりと読めませんでした(苦笑) でもさすが有川さんと言う感じで、どちらの話もストーリー作りが秀逸でした!
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大場カオル…逆転裁判のイメージが強過ぎて…σ(^_^;) 2編ともサラリと読めてサラリと泣ける良いお話。優しい気持ちになれます。
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やはり読み終わったあとに重くならないところがいいです。 前半のがお話としては好きですね。 どちらも好きな方ですね。
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ベタなお涙ちょうだい系は好きではないのだけど、これは、久しぶりに、外でぽろぽろと涙を流してしまった本です。
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