ゼツメツ少年 の商品レビュー
どこにも居場所のなかったゼツメツ少年たち。最後には三人のことが愛おしくてたまらなかった。 人は居場所を求めてさまよう。その中で出会った人に救われ、救い、生きているんだと感じられる一冊。だからこそ、大事なのは想像力なのだ。人と共に生きるための想像力。希望。信じること。約束。
Posted by
小説の中の想像力と…。"ゼツメツ"の意味が解けると、"いたたまれない"の一言がズンズンと突き進んでいく。レモンとともに終わる物語は重たさの波動。大人はしっかりと思い量らねば、、。
Posted by
好きです(*^^*)♡ 物語 in 物語 重松氏の作品はあたたかい。 ちょっと普段は蓋がしてあるような胸の奥をノックされる感じがすごく心地よい。 涙がすっーと流れました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白い書き方だけど、面白い話ではなかったかな・・・。 私の好きなタイプじゃなかったです。 ブランチの本のコーナーで紹介していたので、 期待したけど、この書き方は得意じゃないかも。 作者の他作品を読んでいるとリンクする部分があったのかな?
Posted by
読後の恐怖感。重松さんにしては珍しい作風で伏線がある。まるで辻村深月作品。懐かしい登場人物がたくさん。
Posted by
これまでの重松作品とはちょっと変わった作風で 最初は少し戸惑いながら読み進めましたが やはり重松さん、要所要所でググッと胸にくるセリフがあり 親として、色々考えさせられました。 普通以上である事が当然と考えられる今の時代。 ちょっと人と違う事をすれば 「変わってる人」「変な人...
これまでの重松作品とはちょっと変わった作風で 最初は少し戸惑いながら読み進めましたが やはり重松さん、要所要所でググッと胸にくるセリフがあり 親として、色々考えさせられました。 普通以上である事が当然と考えられる今の時代。 ちょっと人と違う事をすれば 「変わってる人」「変な人」と思われ 個性ではなく、異質とみなされてしまう。 そんな世の中で、窒息しそうになり、苦しみ 淘汰されようとしている子どもたち。 そんな子供たちを助けるのではなく、救う物語。 想像力って素晴らしい! 自分が本を読む理由が、少しわかったような気がしました。
Posted by
肝心要のキャラが最後の最後で出てきたのがちょっと残念 できれば純粋に3人のゼツメツ少年の話にしてくれたほうがよかった
Posted by
イジメによってゼツメツしないように家出した少年と少女のストーリー。イジメのシーンが読んでいて辛すぎて途中で挫折しました。
Posted by
登校拒否、いじめ・・・三人の小学生&中学生がゼツメツしそうな自分をレスキューする為(?)家出する。 子供が主人公で優しい文体ながら、Ethic過ぎるかな? 後半、斜め読みしちゃった^^;
Posted by
初めて読んだ作者のSF的作品。登場人物が入り乱れてノンビリ読むのには向いてなかった。イジメ、子供の自殺、何かキッカケで自分の子供達が直面するかもしれない。自覚が無いだけで自分自身が体験したことかもしれない。子供達には、作中のナイフおじさんの言うように、通り過ぎて大人になって欲しい...
初めて読んだ作者のSF的作品。登場人物が入り乱れてノンビリ読むのには向いてなかった。イジメ、子供の自殺、何かキッカケで自分の子供達が直面するかもしれない。自覚が無いだけで自分自身が体験したことかもしれない。子供達には、作中のナイフおじさんの言うように、通り過ぎて大人になって欲しい。
Posted by