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11/22/63(上) の商品レビュー

4.1

55件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2024/01/06

読了日 : 2024年1月6日 物語の不要な肉付けが多すぎる。後半読んでないから分かんないけど、もし教師編が物語の核と直接関わる部分が少ないならあまりに長すぎる。

Posted byブクログ

2022/12/31

スティーヴン・キングのストーリーテラーとしての秀逸さが光る! 二段組でめちゃ分厚いが、一気読み間違いなし! 個人的に、キングの過去作品が本作にポツポツと出てくる点がニヤリとした。 下巻も楽しみ♪

Posted byブクログ

2021/12/14

「忌ま忌ましいローリング・ストーンズめ。」 JFK暗殺の場所と時間はSAXONの緊迫感溢れる名曲'DALLAS 1PM'おかげで頭に刻み込まれたのはもうX0年も前のこと。 そういえば日にちは知らなかった。 確か、日本の衛星放送の1発めがケネディ暗殺のニュース...

「忌ま忌ましいローリング・ストーンズめ。」 JFK暗殺の場所と時間はSAXONの緊迫感溢れる名曲'DALLAS 1PM'おかげで頭に刻み込まれたのはもうX0年も前のこと。 そういえば日にちは知らなかった。 確か、日本の衛星放送の1発めがケネディ暗殺のニュースだったとか小学生か中学生の時の社会科で習ったよな。 なんて、思いながら2段組み500頁越えのまずは上巻に臨む。しばし、留守にする。後は頼むという気持ちだ。 久々に読んだスティーブン・キング、そのアメリカンテイストたっぷりなタイムスリップものは面白かった。 読書開始時より、苦痛なくサクサク読み進められた。 きっと映画化されるであろう時のオールディーズ満載のサントラは良いアルバムになること必至。いまから楽しみ。楽曲を脳内再生して古き良きアメリカ、ディズニーランドライクな物語世界をノスタルジックな気分に浸り辿っていた時にスっと差し込まれるBLMな場面にドキッとした。 「両側に蔦漆のある小道を。川にわたされた1枚板を。」 そして、上巻クライマックスの'ホンキー・トンク・ウイメン'がもたらしたセイディーへの決定打。 ジョージ(ジェイク)についての「宇宙人みたいな違和感」というのはジギースターダスト?1958年から1963年というのは、'ファイブイヤーズ(5年間)'じゃないか! え?!セイディーとドリス・ダンニングが似てるって?なんだって??なに???不穏を匂わせて、つづく。 では、下巻を読み終えた時にまた。

Posted byブクログ

2019/02/23

図書館のカウンターに届いた上下巻それぞれが500ページ超えの本を見たとき、「絶対に返却期限内に読み終えることはできない」と空恐ろしくなったけれど、あらあらびっくり! 導入部分はなかなか進まず、途中で投げ出すんじゃないかとも思えたけれど、そこからはやめられない、止まらない。 高校...

図書館のカウンターに届いた上下巻それぞれが500ページ超えの本を見たとき、「絶対に返却期限内に読み終えることはできない」と空恐ろしくなったけれど、あらあらびっくり! 導入部分はなかなか進まず、途中で投げ出すんじゃないかとも思えたけれど、そこからはやめられない、止まらない。 高校教師のジェイクは、行きつけの食堂のおやじに信じられない依頼をされる。 食堂の奥には密かに1958年9月19日に通じる穴があって、1963年11月22日のジョン・F・ケネディの暗殺を阻止せよ。ケネディが生きていたらベトナム戦争は起きずに、多くの犠牲を払わずに済む。ただし、一度現在へ戻り、再び穴を通って過去へ行けば、それまでの変化は全てリセットされる。 穴を通って過去で生きたジェイクは、1958年から1963年までの間に、暗殺犯のリー・オズワルドの単独犯である確証をつかむ。そして過去の人々と交流し、影響を残し、セイディーという女性と恋に落ちる。 ジェイクはケネディ暗殺を阻止できるのか? セイディーとの恋の行方はどうなるのか? 本の題名は11/22/63でケネディ暗殺阻止をテーマに描かれてるようだけれど、そうではない。過去のほんのちょっとした行動が未来にどんな影響を及ぼすのか。愛する人を救うためにするべきことは何なのか。 返却期限を気にせず、もう少しじっくり読んでみたかった。電子書籍にもなったから、いつか再読しよう。

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2018/10/20

ホラーの巨匠が50年前のケネディ暗殺を取り上げる。時間旅行者がケネディ暗殺を阻止しようとするが、過去は強硬に抵抗する。60年代の古きよきアメリカを舞台に描かれた物語。読み始めるとやめられない。

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2016/11/16

ひょんなことから、タイムトラベルが可能になった主人公の冒険。いつものきめ細かな描写で、臨場感も満点です。どこかで読んだ登場人物や場所も登場し、雰囲気を盛り上げています。

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2016/09/21

なかなか読み進められなくて2ヶ月近くかかってしまった。物語が動き出すまでがちょっと長いけど進み始めると先が気になる!ドラマ化しているようなのでドラマを見るのも楽しみ。次、下巻いってみよー!

Posted byブクログ

2016/09/07
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※このレビューにはネタバレを含みます

この数字の羅列は何?と思ったら 1963年11月22日 ケネディ大統領が暗殺された日だったのね。 ダイナーのマスター、アルの頼みで教師のジェイク、 今は学校の用務員をしているハリーの一家惨殺が父親によって行われたハローウィンの日に食品庫を抜けてタイムスリップしてその父親を殺し一家を救うんだけど、バタフライ効果はどうなってしまうの? 現にこの世界で生きていこうと決め、恋人セイディーもできたのに、まだデビューもしていないローリング・ストーンズの歌を口づさんだり、まだ誰も言っていないスラング的な言葉をいっぱい言ったり、すっかり怪しまれることになってしまって、しかもラスト近くに、この恋人は自分が殺したハリーの父親のフランク・ダニングの妻かもしれないの? でも子どもを4人儲けているからあの境界線の元夫ではないよね。ダニングが、名前も違うし。 オズワイルドの話しは後半になるんだろうけど、この前編とどう繋がっていくのかあー早く読みたい~

Posted byブクログ

2016/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

近所のダイナーに、1958に戻れるワープホールがあることを知った主人公。ここからは常に同じ時間・場所に戻り、現代に戻ってきた時は二分しか経過していない、もう一度過去に戻ると結果は全てリセットされてしまう、という制約条件がある。 過去は変化に抵抗するが、それを乗り越えて過去を変えると現在も大きな影響を受けることを知りつつ主人公らはケネディ暗殺を阻止しようとする。そのためには過去の世界で五年過ごさないといけないが、過去の世界で暮らすうちに仕事や恋も芽生え、、、 ・十代の若者というのは、感情は繊細で、とびきり傷つきやすいくせに、一方では共感に乏しい

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2016/06/02

タイムトラベル小説。もちろん要素としてはSFなのだけれど、それほど小難しい要素はなく。それどころかさまざまな小説のエッセンスが詰まった印象の一作です。 過去の世界へ行き、ケネディ暗殺阻止を託されたジェイク。でも肝心の日まではまだまだなので、それまでの生活が描かれます。ハロウィンの...

タイムトラベル小説。もちろん要素としてはSFなのだけれど、それほど小難しい要素はなく。それどころかさまざまな小説のエッセンスが詰まった印象の一作です。 過去の世界へ行き、ケネディ暗殺阻止を託されたジェイク。でも肝心の日まではまだまだなので、それまでの生活が描かれます。ハロウィンの惨劇を阻止したりもしつつ、過去の世界での生活を送るジェイク。アメリカの風俗には詳しくないのだけれど、それでもこの世界観にはノスタルジックなものを感じました。「昔は良かった」というのはただの決まり文句だけれど。旧き良き時代、というのもたしかにあるのかも。 そして過去の世界で見つかる、束の間の幸福な生活。その中でも不吉に頭をかすめる「イエロー・カード・マン」の警告。波乱の予感を感じさせながら下巻に続きます。 ちなみに。どっかで見たような地名とどっかで見たような人たちが出てきたりもします。ファンにとっては嬉しいですね。

Posted byブクログ