花の鎖 の商品レビュー

湊かなえ(著者)

2022/12/25

三人の女性の物語が、読み進めるうちに花の鎖によって繋がっていることがだんだんと明らかになっていく様にドキドキしながら読み進めました。読んだ本は基本読み返さない派ですが、こちらは二周目に入らずにはいられませんでした！美しくて強い女性たちがどの年代も素敵…！

2023/01/07

物語の構成が面白い。
3つの話の中に出てくる共通のワードをつなぎ合わせて読み進めていく感じ。
謎解きミステリー好きな方にオススメです。

2022/12/22

両親を亡くし仕事も失った矢先に祖母がガンで入院した梨花｡職場結婚したが子供ができず悩む美雪｡水彩画の講師をしつつ和菓子屋でバイトする紗月｡花の記憶が3人の女性を繋いだ時､見えてくる衝撃の事実｡そして彼女たちの人生に影を落とす謎の男｢K｣の正体とは｡驚きのラストが胸を打つ､感動の傑作ミステリー｡
親を亡くし祖母がガンで入院中に勤務先が破綻した梨花、叔父夫婦の勧めで職場結婚したが子供が出来ず悩む美雪、公民館で水彩画教室の講師をしつつ和菓子屋でバイトをしている紗月、３人の女性の人生を交錯させて描きながら、梨花の祖母のもとに花を贈ってくる謎の男「Ｋ」の正体を追う中で明らかになる紗月の父親の過去や事故死の真相、梨花の祖母と「Ｋ」の関係と主人公３人の意外な繋がりの真相に驚かされると共に、母親の強さや母親と娘の強い絆に心を揺さぶられます。
3世代の因縁と因縁を断ち切るヒューマンサスペンス小説として楽しめる。

2022/11/29

全然違う３つの物語が一つにまとまっていく話の展開が素晴らしい。途中から、もしかして繋がってる？と、気づいたら面白くてどんどん読んだ。全く関係ないように見えて実は深いつながりがあって…。登場人物が多いので、相関図を思い描きながら読んだ。ドラマも見てみたい。

2022/11/25

告白や贖罪とは違う湊かなえの魅力に気付かされた。
単に同じ町の三つの話が交差する話かと思っていたら、途中から少しずつ時系列のズレが発生していく。
花屋、和菓子屋だけが共通で存在し、時代がそれぞれ繋がっていると気付かされたとき、ハッとした。
それまで淡々と進んでいた日常的ミステリが、突然大長編の断片を見させられているようになり、怒涛の結末に思わず一気に読んでしまった。

2022/11/13

途中から、先が読めてしまった。。。
でも、イヤミスのイメージだった湊かなえの、ホワイトな本に出逢えた。

2022/11/12

以前に一度読んだ事があったと、途中で思い出して再読。登場人物の位置関係にやや混乱したが、おもしろかった。

2022/11/11

３人の女性の話。
途中で時代が違うんじゃ？と思ってから一気読み。
そして３人の繋がりもわかってきて。
少しずつヒントを出してくる作風が凄い。
内容的には重い部分もあるが、読後の気分はスッキリした。

2022/11/10

3人の女性のつながりを整理しながら読み進めました。特に美雪さんの丁寧な話し口調とキャラクターがお気に入りです。母と娘の関係が描かれているシーンもじんわりと色々考えさせられました。
最後まで読んで謎が明らかになったあとで、すぐに最初から読み直したくなり、2度目はさらに楽しめました。お話に出てくる「きんつば」が美味しそうで、買いに行きました。

2022/11/07

いやーーーーまだ整理できてない！もう1回読む！！でも読み進めていくうちに、もしかして、、？ってなっきて、、最後色々分かっていくんだけどよーく確認しながら読み進めた方がいいかもしれん！