花の鎖 の商品レビュー

湊かなえ(著者)

2022/11/02

登場人物の名前をしっかり覚えておいた方が6章で「？？？？？？」とならないと思う、久しぶりに小説でこんなに泣いた、、、、なんか本当におもしろかったし節が花、雪、月で別れてるのも良かった

2022/11/04

いつも通り人間の感情と行動が見えて面白かった。花がぐるぐる繋がっていて、人の繋がりは大事にするべきだけど形式だけは良くないと思った。
3評価の理由は、関係性を見るのに結構大変だったから。混乱してしまった…もう1回ゆっくり読みたい。

2022/10/10

６章あるうち５章くらいで
女のひとたち親子、、？って気付き
年齢順に雪月花ってことかと最後に気付く
全員集合の場面では奥様、祖母、母、
誰のことかもうさっぱりだったけど
一気に読んでしまった

2022/10/09

この本もおもしろかった。

最低だ。みんな自分勝ってやって、後悔して、これだけすれば許して当然とでもいうように、許されようと楽になろうとして。
最後にピースが繋がって、わかった途端に言葉に出来ないくらいのいくつもの感情が押し寄せてくる。

また別の本も読ませてもらいます。

2022/10/08

どんでん返し系ではないが、さすが湊かなえと言いたくなる作品。
作品自体はミステリーではなく、心温まる系。

ひとつひとつの物語がわかりやすく、構成もわかりやすいので、普通に読んでしまいがちだか…やっぱり一筋縄ではいかない感じ。大好きです。
物語の終盤では思わず「そういうこと？！」と声が出てしまいました。
そこから気づく、「あの描写も…？これも…？あぁそういうことか！！！」という感じ。
ミステリーじゃないのにこの感じを読者に味あわせることができるのは、さすがとしか言いようがない。
ただ…一気に読まないと、この感じは薄れていく気がする。一気読み推奨作品。

時間をおいてもう一回読み返したい。
そして金つばが食べたい

2022/09/16

あまり面白くなかった

美雪と和弥　祖母
沙月と前田(元彼は浩一) 母親
梨花　娘

それぞれのストーリーが章別だけど同じ時代に起こってるっぽく進む
最後に繋がるって感じ

2022/11/27

【2022年53冊目】
交差する3つの物語。登場人物の多さと入れ子のように入り乱れるストーリー展開に、頭の中で関係図を描きながら読みました。途中で、あっ、これはもしやと気づいてからは、関係性が徐々にわかってきて、ラストにしっかりと書かれていたのですっきりと読むことができました。

時間を置いてから再読したい本は手元に残しておくのですが、また手元に残したい本が増えました。

2022/08/14

花の鎖。母と娘、そして周りの人達との関係が、タイトルの名通り花を絡めながら3人のヒロインの関係や、Kの正体を突き止めていく。
物語の構成は流石湊かなえ。
ストーリーは勿論だが、構成までも楽しめるなんて。
コンペの結果や事故死のシーンは涙なしでは通れない。

告白、母性も母と娘の話ではあるが、この花の鎖もそう。彼女の他作品を読み進めていくのが楽しみだ。

2022/08/06

湊かなえ作品は多く読みましたが、個人的には「告白」に次いで2番目にわくわくした作品です！

中盤までは、共通点がありそうながらも、関連性の分からない3つの物語がそれぞれ進みます。

終盤にはそれらの3つのつながりが分かり始め、ラストスパートではページをめくる手が止まらなくなります！

構成の巧みさが見事なことは言うまでもないですが、紡がれるそれぞれのストーリーや心情表現も秀逸です。

おすすめの1冊です！！

2022/07/28

雪月花、3世代にわたって鎖のように繋がる物語に、やるせなさで胸がいっぱいになった。

最後に少しだけ報われたことが唯一の救い。

きんつばが食べたくなる。