図書館の魔女(下) の商品レビュー
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面白かった~~ ずっと読みたかった続き 分厚さが嬉しい、805ページ(笑) 難しいところも退屈なところもあるけど わくわくした 半分すぎたあたりでこの話が終わるのがさみしくなった(久しぶりの感覚)けど 3巻が(外伝?)があるのを思い出してにんまり キャラがいいね 衛兵のみんなもすき マツリカかわいすぎる キリヒトもかわいすぎる イシュトバーンって名前が出てきてなつかしい
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超おもしろかった、、、、!!!! 図書館愛してる マツリカかわいすぎるよ キリヒトもかわいすぎるよ 愛すべき人たち 知を愛して後世に残す 世の中を愛すことだ 司書として感じる嬉しさ、矜持が込められていた
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図書館より。 長かったけど、下巻は一気読み。 後半血ミドロで多少読みにくくはあったものの、勢いで読了。 それで終わりかと思ったら後日談が。もうそっちに心が持っていかれたよ。 キリヒト、必ず帰ってきてね!! 続編は...読んでるんだよね。よく考えたら見知ったヒトが。そうか。 でも、キリヒトまだ帰ってこなかったよな~(。´Д⊂) 続編希望!!シリーズ化してくれ!
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上下巻合わせて1500ページの大作。読みきれるか不安でしたが、地下水道の冒険あたりから次の展開が気になって夢中で読んだ。言葉だけで全てを動かしていく様は京極堂シリーズの憑き物落としを彷彿とさせた。冒険、政略、バトルと面白い要素をふんだんに詰め込んだ作品でした。
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それなりに本を読んで、言葉も知っているつもりだったけれど、「まだまだ」と言われてしまった。 少しは知識のある文献学や中国の避諱を扱った謎解きの部分が、かなり面白くて、なるほどとうならされたので(ニザマ帝の名前の話が特に)、言語学や物理学(工学?)の難解な部分も知識のある人はニヤリ...
それなりに本を読んで、言葉も知っているつもりだったけれど、「まだまだ」と言われてしまった。 少しは知識のある文献学や中国の避諱を扱った謎解きの部分が、かなり面白くて、なるほどとうならされたので(ニザマ帝の名前の話が特に)、言語学や物理学(工学?)の難解な部分も知識のある人はニヤリと読んでいるのだろうとうらやましくなった。 とにかくもう一度読み返さなければならない作品。 十二国記と七王国の玉座が好きなら読んで間違いない。
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「剣でも、魔法でもない、彼女は“言葉”で世界を拓く」と帯に書かれていたけどまさにそれ。言語学的トリックの巧妙さやマツリカはじめ登場人物の聡さにいちいち唸ってしまう。 久しぶりに終わってほしくないと思いながら読んだけど、下巻だけで800ページ以上あるからそもそもそんな簡単には終わら...
「剣でも、魔法でもない、彼女は“言葉”で世界を拓く」と帯に書かれていたけどまさにそれ。言語学的トリックの巧妙さやマツリカはじめ登場人物の聡さにいちいち唸ってしまう。 久しぶりに終わってほしくないと思いながら読んだけど、下巻だけで800ページ以上あるからそもそもそんな簡単には終わらないのであった。笑
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学術的な専門的な部分が難しく上滑りして読んでしまった。けれど物語として、登場人物と展開を追うだけでも面白かった。特に山場が、映画でも見ているように熱い展開で伏線も気持ち良く決まる。悪役の最後も納得がいく。それでいて割と正当なボーイミーツガール。その辺り、ラノベが好きな方でも楽しめ...
学術的な専門的な部分が難しく上滑りして読んでしまった。けれど物語として、登場人物と展開を追うだけでも面白かった。特に山場が、映画でも見ているように熱い展開で伏線も気持ち良く決まる。悪役の最後も納得がいく。それでいて割と正当なボーイミーツガール。その辺り、ラノベが好きな方でも楽しめる。
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これだけ分厚い本が上下巻に渉ってるというのに足りない。もっと続きが読みたくなるだなんて。 丁寧な描写で、裏返せば回りくどいなと思った所もあるけれど、気持ちの動きやキャラクターの表情が映画を見ているように分かって感情移入してしまった。 気持ちの良い裏切られ方もしたし、楽しかった。 ...
これだけ分厚い本が上下巻に渉ってるというのに足りない。もっと続きが読みたくなるだなんて。 丁寧な描写で、裏返せば回りくどいなと思った所もあるけれど、気持ちの動きやキャラクターの表情が映画を見ているように分かって感情移入してしまった。 気持ちの良い裏切られ方もしたし、楽しかった。 是非続きを。
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面白かったー‼︎‼︎ 下巻の中盤あたりは、もうハラハラドキドキすぎて息を止めて読んじゃってて、何回も「プハァ〜
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二ザマの策略で一の谷とアルデッシュの開戦が濃厚となってきた。 マツリカは秘策をもって緊張を孕むアルデッシュとの関係改善を提案するが、その矢先、呪をかけられてしまう。 戦を回避し、呪を解くためにマツリカはキリヒトと二ザマに乗り込む。 上巻の前半が嘘のように一気に緊張が加速して、厚さが気にならないほど。 今度はやられるもんか!と読んだので、先は読めたけれど、もうそんなことは関係ないくらい爽やかな読後。 ヒヤヒヤドキドキももちろんあり、でも、最後は彼と彼女の可愛さに悶えた。可愛いようー! 「図書館の魔女にとっては、そこに無い文字、そこに無い言葉すらが、何よりも雄弁に一つの物語を紡ぎ出すことになる。存在した言葉ばかりには限らない、存在しなかった言葉すらも、図書館の魔女にとっては読む対象と成りうるのだ。」 「一の谷俗語しか話さぬキリヒトと、東部山岳方言しか話さぬイシュトバーンの間には、すでに彼らだけに取り交わされる耳に聞こえない言葉があるようだった。ならば"言葉"とはいったい何なのだろうか。」 言葉と読むことをさりげなく深く考えさせられる。異国語と自国語、手話、どんなに拙くても伝わる時には伝わることにジンとくる。 机上で語られていたことが、現実となって、更に二ザマ帝により人情味までプラスされる。圧巻。 「指輪物語」の読後に似てるかも。戦友って熱い。 まだまだみんなと別れたくないよーって気持ちになるとこが。 「運命だろうと、生まれだろうと、マツリカにはそれらは従うものではありえなかった。意志によって、決断によって、人は運命や宿命を超えていくのだ。」 「お前は言葉を手段か何か、道具のようなものと考えてたんだろう。だから"道具"を奪えばこと足りると考えたんだろう。黙らせられると考えたんだろう。それが最大の踏み外しだった。言葉は何かを伝えるためにあるんじゃないよ。言葉そのものがその何かなんだ。言葉は意志伝達の手段なんかじゃない。言葉こそ"意志"、言葉こそ"私"」
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