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図書館の魔女(下) の商品レビュー

4.3

108件のお客様レビュー

  1. 5つ

    54

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2014/01/07

ここで終わるの? 続くんかなーでも続いてもいいな。きっと読むよ。 マツリカもキリヒトもハルカゼもキリンもみんな素敵。 政治関係の話は難しかったけど、やっぱりもう一回読みたいな。 お父さんについて語る時の10年前うんたらっていうのは、解決したんやっけ? 読み落としたかも。

Posted byブクログ

2013/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公ふたりと仲間たちの根城である「図書館」の雰囲気が素晴らしい。物事の片鱗から大局を読み取るマツリカの能力は気持ちよいものだし、「言葉」の力を感じさせられるのは心強い。敵方が単純すぎるのと、「図書館」の策謀がうまくいきすぎという嫌いはあるが、交渉相手の高官たちがこれまた魅力的で、安心して読める。

Posted byブクログ

2013/12/14

上巻後半の勢いのまま、失速せず下巻も一気。下巻に入り冒険要素が強くなりますますひき込まれました。諦めず読み進めて本当に良かった。 一応ファンタジーなんだろうけど、タイトルに魔女なんて入っているけれど、けっこう理詰めで物事を考え解決していくのでふわふわしていなくて良い。地に足ついて...

上巻後半の勢いのまま、失速せず下巻も一気。下巻に入り冒険要素が強くなりますますひき込まれました。諦めず読み進めて本当に良かった。 一応ファンタジーなんだろうけど、タイトルに魔女なんて入っているけれど、けっこう理詰めで物事を考え解決していくのでふわふわしていなくて良い。地に足ついてる。怪物は出てきてもヘンテコな魔法は出てこないし。何より魔女と呼ばれるマツリカが魔法を否定している。しっかり伏線を回収しつつ、いい具合に伏線を残しつつ、余韻をしっかり味わったうえで物語が終わるという、まとめ方がとても良かった。 また、キャラクターもそれぞれに魅力があって良い。マツリカとキリヒトのやりとり、キリンやハルカゼとの議論、衛兵たちの日常。読み終えてからだいぶ時間が経ったけど、未だに彼らがちゃんと自分の中に残っている。 これ、絶対続編出るよね。だいぶ先にはなるだろうけど、今から楽しみで仕方ない。今度は先代も活躍してくれないかなー。どんなに分厚くても必ず手にとります。

Posted byブクログ

2013/12/01

少女の“言葉”で、世界はどのように変わるのだろうか。 先に書名とあらすじだけ知って、面白そうだし図書館でみつけたら読んでみようと思っていたのだが、実物を見たとき、本の分厚さに驚いた。上下巻、共に辞書並みのボリューム。これ、デビュー作だよね?と巻末を確認してしまうほど。これは逆に...

少女の“言葉”で、世界はどのように変わるのだろうか。 先に書名とあらすじだけ知って、面白そうだし図書館でみつけたら読んでみようと思っていたのだが、実物を見たとき、本の分厚さに驚いた。上下巻、共に辞書並みのボリューム。これ、デビュー作だよね?と巻末を確認してしまうほど。これは逆に挑まねばと思い、1か月もの時間をかけて読み切った。読者を引き込む表現と登場人物に引き寄せられ、その波に乗ると続きが気になって仕様がなかった。 高い塔の番人・マツリカに出会い、言葉を知り、世界を知っていく少年・キリヒト。この二人の関係が、続編を願わずにはいられないほど好きになった。言語を研究する著者がファンタジー小説を通して紡ぐ“言葉”とは。上下巻で1400ページにも及ぶ長編だが、時間をかけて読む価値あり。

Posted byブクログ

2013/10/24

言葉について色々考えたこの作品。 どっぷり本の世界に浸れて良かったです。 キャラクターがみんな魅力的でした。 船でキリヒトを待ってるマツリカ様がかわいかった(笑) 続編が出たら読みたいです!

Posted byブクログ

2013/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とにかく長かった! 分量のわりに、壮大かというとそこまでのスケールではなく… 「高い塔」に暮らす図書館の魔女-マツリカ。政治をも凌駕する権力を持つ。 そこへ、鍛冶の村からキリヒトがやってくる。他国と冷戦状態にある、一ノ谷のとった行動とは… ギクリ、としたのはキリヒトが切人-つまり殺し屋だとわかったときと、仲間だったヴァーシャが裏切り者だと判明したとき。 それにしても、この長さ、何とかならないか。

Posted byブクログ

2013/10/14

上巻を読み始めたばかりの時点では緻密なだけで凡庸な物語だと思った。 どれだけ描写が細かく、緻密であっても、物語は物語であるからにはその大筋の流れの中で読者を魅了しなければならない。 300ページくらい読み進めなければその流れに乗れないこの本は、気の短い人には向かないと思う。だけど...

上巻を読み始めたばかりの時点では緻密なだけで凡庸な物語だと思った。 どれだけ描写が細かく、緻密であっても、物語は物語であるからにはその大筋の流れの中で読者を魅了しなければならない。 300ページくらい読み進めなければその流れに乗れないこの本は、気の短い人には向かないと思う。だけど流れに気づき、乗ってしまえば。あとはもう、ページを繰る手が止まらないほど、のめり込んでいく。流れには抗えない。 面白かった。素直に面白かった! 描写が緻密であるが故に、映像化してみて欲しい作品でもある。ハリウッドで映画化したら某指輪の物語や某魔法使いの物語を超える大作になるんじゃないかな。 望むらくは、私はもう少し若い、せめて高校生くらいにこれを読みたかったなぁ。ファンタジーではしゃぐには年を取りすぎた。笑

Posted byブクログ

2013/09/22

偽書講座のとこで、あれ?ひょっとしてローファンタジーなの?という疑惑が。 というか実はあんまりファンタジーじゃなかったかもしれない。 まあなんでもいいか面白いし。 「しっかり掴めよ!神の御加護を!」はぐっと来ました。 あとヴァーシャ…! で、これ続きますよね!?伏線残ってるしな…...

偽書講座のとこで、あれ?ひょっとしてローファンタジーなの?という疑惑が。 というか実はあんまりファンタジーじゃなかったかもしれない。 まあなんでもいいか面白いし。 「しっかり掴めよ!神の御加護を!」はぐっと来ました。 あとヴァーシャ…! で、これ続きますよね!?伏線残ってるしな…。 くそう、この進み方だとこんなたっかい重量級のがまだぞくぞくと…ちくしょう楽しみじゃないか!

Posted byブクログ