人間にとって成熟とは何か の商品レビュー

曽野綾子【著】

2015/03/16

頑張って読むという感じはある。
キリスト教を主とした考え方を持っている。
（本人が勝手に解釈したらしいが）

途中で読むのをやめたけれど、なんでも医者や専門科に頼らず、自分でできることは灸や漢方を独学で対処するところは学べたと思う。

2015/03/14

キリスト教のバックグラウンドと内省的と思われる彼女の個性があいまって、自制自律の必要性を諭した本となっています。

協調性という言葉の陰に、実は甘えと依存心が若干許される日本においては、辛辣な意見と見られるかもしれませんが、彼女の指摘については、仕事やプライベートで思い当たる節もあり、痛いところにメスをいれられた感じがします。
具体的にどんなメッセージを書いていたかはここではあえて伏せます〜。

会員番号7番
！！

2015/03/02

人間の本性に寄り添い、人間とはどうあるべきかを少し押し付けがましく説いた本。
著者は視野が広く、僕よりはるかに視界も広いのでついていけないと感じる部分もあるけど、親しみやすい語り口で、とても読みやすく、また考えるきっかけを与えてもらえた。
潔く自分の人生を引き受けて過ごすことが成熟への近道と理解しました。
人生に不満がある人にオススメです。

2015/02/28

タイトルがとても印象的だったので読んでみましたが、内容はヘビーというか批判的な文章が多く、読んでいて疲れてしまった。
目次にはなるほどと思うことばかりが書き記されてはいるが、東日本大震災での政府の対応や、若い人の言葉遣いやらの批判が多い。
お年を召された筆者だからこその世の中の見方があるのかもしれないが、こちらの心は晴れないし気持ちよくもない。
しかし、これが人間としての社会の生き方なんだと思う。
まだまだ若輩者の私にとって、これからさまざまな出来事が起こると思うが、これが社会なんだと教えてもらえた気がした。
曽野綾子さん、ありがとうございます。

2015/01/25

・・人はみな平等に年を取るが、
しだいに人生が面白くなる人と、
不平不満だけが募る人がいる。
両者の違いはいったい何か。・・
考えることが広がっていく、１冊です。

2014/12/27

家に転がっていた本シリーズ。

人はそれぞれ違うし、時代も変わるし、そんなに世の中を批判的に見ることもないのではないかということと、そもそも自分は成熟していると思っているように見えるのはいかがなものか…というのが率直な感想です。

そんなことを嫁に話していたら、この方、80歳を超えていることが判明。30歳そこそこの若造に、成熟しているとかいないとか言われる筋合いはないか(^^;)

2014/12/22

キリスト教の思想をベースに、著者が人間として成熟するとはどのようなことかを説く。年齢のせいか、流行りを極端に論じすぎている部分もあるが、「あるがままを受け入れる」という根底の考え方は共感できる。

2014/12/15

途中から読むのがしんどくなってきた。とうとうと説教されているみたい。もちろん学ぶことや思い直すことも沢山あったけど、だいたいはあなたの理想を押し付けてくるなよ、という感想…。

2014/10/21

★2014SIST読書マラソン推薦図書★
所在：展示架
資料ID：11400185

本を読んで読書マラソンに参加しよう！
開催期間10/27～12/7　（記録カードの提出締切12/12）

2014/10/20

読み始めは鼻につくような物言いで気に触る感じで、読むのをやめようかなとも思ったのですが、途中から、自分に真っ正直に書いてるだけかなと思うと面白く感じてしまいました。
そして、思い当たることがあってグサグサ刺さる。
私は世界の中の小さな存在で、私中心に世界は回ってないとは思うけれど、時々勘違いしているし、嫌いな人苦手な人と私とそんなにたいして違わないのかもそうかもねと考えさせられました。
また時間をおいてから再読したいです。