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know の商品レビュー

3.9

179件のお客様レビュー

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    42

  2. 4つ

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2013/12/12

(2013/08/11) メディアワークス文庫で活動されていたことは知っていましたが、野崎さんの作品を読むのは初めてです。 SF要素の詰まったライトノベルのように読みやすかったです。 これからMW文庫の作品も手にとってみようと思います。 (再読 12/9) 改めて読み返して、最後...

(2013/08/11) メディアワークス文庫で活動されていたことは知っていましたが、野崎さんの作品を読むのは初めてです。 SF要素の詰まったライトノベルのように読みやすかったです。 これからMW文庫の作品も手にとってみようと思います。 (再読 12/9) 改めて読み返して、最後の1行が本当にいい。

Posted byブクログ

2013/08/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作の何かのご縁略でハートウォーミングな作風を披露した鬼才・野崎まど。 そしてハヤカワJAという新フィールドから出版になったこともあり、作者初のSF作品とも言える本作。 随所にSF的お約束が散りばめられており、またも新境地かとも思ったが読み進める内にいつもどおりの野崎まど作品となった。 ただこのSF仕立てが上手く機能していて、言ってしまえば「SF版[映]アムリタ」ではあるのだが最原最早の神のごとき能力にSF的理屈をつけるとこうなる、といった感じでそれが面白い。 その理屈というのが、作中には電脳的な物体が登場するのだが人間の精神というものは全て電気的信号に変換が可能でそれらは全て"情報"であるため、アクセスするための経路(媒体)さえあれば人体ハッキングだってできるという、私の敬愛する作品と似たものだったのでハッとしてしまった次第。 これ以外にも作中では全体的に物質世界の法則を"情報"に当てはめて考えようというメソッドが多用される。脳構造を現実のネットワークで再現するとどうなるか、そこに意識は生まれるのか、過度の質量がブラックホールを生み出すように過度の情報が集まると精神にどのような変化が起きるのか、といった具合であるのでもう堪らない。 主人公も一応は電脳世界のエリートであるはずなのだが、前述の哲学的と言える問いかけに対して彼はまったくの無知・無力で科学技術が進歩しても人間の根源的なところは変わらないのだろうなあと思わせる一方で、ヒロインは軽々とその難題を飛び越えてしまい誰も居ない荒野をずんずん先へと進んでいく構図は見慣れたものであり、そういった点でもこれはやはり「[映]アムリタ」「2」に続く正統派野まど作品だった。

Posted byブクログ

2013/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2013 8/2読了。ジュンク堂書店池袋本店で購入。 ずっとメディアワークス文庫で活動してきた野崎まどが、まさかのハヤカワ文庫進出・・・ってことでどんなSFになるやらと思ったら、野崎まどらしくSFしてた。 京都の街を舞台に、情報化が進み切ってあらゆる物がネットワークにつながり人々の脳には大量の情報を処理する装置がつけられている社会で、「だいたいの」情報を得る権限を持っている役人の主人公が、「すべて」にアクセスし処理できる少女と出会って・・・という話。 いわゆる電脳的な話で、新機軸って感じではなかったんだけど、読みやすいし面白い小説だった。 あと情報のアクセス/保護権限が0だとあらゆる情報が見られちゃう=女の子の場合は・・・ってのが実にドキドキしますね。

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2013/07/30

野崎まどワールド全開。 この著者の作品はいつも、究極の、を目指した一種哲学的内容となっており、毎回期待を裏切らない。

Posted byブクログ

2013/07/30

野﨑作品らしく、やはり人類超越系の女の子が登場します。 素月さんのアクの強さが嫌いじゃなかった。まああれ以上登場シーンが長かったらそうは思えないだろうけども。 ダンスシーンをアニメで見てみたい。 読み終わった後に改めて表紙のイラストを見て、「ああ」って思った。

Posted byブクログ

2013/07/29

「知る」ことで、人はどうなっていくのか。情報化が進んだとしても、人間はさほど変わらないのではないか、と考えさせられて、興味深かったです。

Posted byブクログ

2013/07/29

最近の若手作家らしく、テンポが良くて読みやすい文章。多少引っかかるところはあるが、気になるほどではない。 個人的にはもうちょっと文体に特徴がある方が好みではあるが……。 最後の1行がガツンと来る。

Posted byブクログ

2013/07/28

人造の脳葉〈電子葉〉の移植が義務化された2081年。情報庁の官僚、御野・連レルは情報素子のコードの中に失踪した恩師の天才研究者、道終・常イチが残した暗号を発見するのだが……。 野崎まど初の本格SF。ハヤカワということでかコミカルさは控えめながらも、テーマはこれまでの作品と共通かな...

人造の脳葉〈電子葉〉の移植が義務化された2081年。情報庁の官僚、御野・連レルは情報素子のコードの中に失踪した恩師の天才研究者、道終・常イチが残した暗号を発見するのだが……。 野崎まど初の本格SF。ハヤカワということでかコミカルさは控えめながらも、テーマはこれまでの作品と共通かな。とにかくラストの一行が秀逸。

Posted byブクログ

2013/07/26

ラノベブログサイト アキネ会の日常 know (けーた) http://blog.livedoor.jp/akinator/archives/30892407.html

Posted byブクログ