わたしをみつけて の商品レビュー
http://tacbook.hatenablog.com/entry/2015/10/29/205203
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久しぶりに泣けた小説 詩的な文体 人との出会いが人を変えていく ドラマは小説の内容をフォローする形だったので、ラストがちょっと気がかり
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鈴木保奈美と滝本美織のドラマもよかったが、原作はもっとよかった。途中、何度か涙が出そうになった。「きみはいい子」につながる感じ。
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お医者だからとか看護師だから、ではない。人間はいい人に出会えるかだよなぁ。そして確かに世の中にはいい人がいっぱいいると思う。
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捨て子の主人公が施設や短期間養父母の元で育った経験から、自分は「いい子」でいないと捨てられると思い込んでいる。 施設をでて、準看護師として働く病院は旧態依然の産物でセクハラやパワハラが蔓延しているが、いい子でいたい主人公は薄い笑顔でかわしていく。そこに新しい師長が入ってき、自分主体で考えて動くことの意味に出会う。 病院内部の描写が詳しくて面白く読めたし、主人公の成長過程の内面描写が丁寧でつい引き込まれた。 スラスラ読める。
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「きみはいい子」も衝撃作だったが、本作もまたインパクトがあった。主人公自身の物語も感動作であるが、医療界の抱える闇がよく描かれていると思う。病院に勤めている私が言うのだから間違いない。皆さん医者をあまり信用しないほうがいいですよ。
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1番信頼したいはずの、守ってもらえるはずの親という存在を知らない、埋められない心の穴。 自分で壁を作り、無意識のうちに傷付かないよう自分を守ろうとする弥生。 一期一会。 『案外悪い人ばかりじゃない』『信頼してみるのも悪くない』 自分はひとりなんかじゃなかったと、これまで周りに居てくれた人達の存在を認められる、前向きな話。 現実、あんなに簡単には養子だ措置だとはならないと思うけれど。 師長の、それぞれの場所や立場の中で、それぞれが出来ることをやることが大事、という様な言葉に心を掴まれた。自分を見失いがちだった所を、救われた。
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瀧本美織と鈴木保奈美でドラマ化。15年11月にNHK総合で全4話で放送予定。こう云う話は個人的に好きではないなあ・・・ 現実にはこう云うことはなければいいのだが。
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ひりひり痛いタイプ。文章もきれいなのだけど、こういう作品が評価される社会というのはかなしいものだとおもってしまう。
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まだ2冊しか読んでないけど中脇さんの本はけっこう好きだなと思う。 仕事に対する考え方、周りの人との関係の持ち方、自分と重ね合わせて考えられる本。
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