ゴドーを待ちながら の商品レビュー
つまんなくてっていうか 流石にそこまで暇じゃないっていうか 信じられないくらい眠くなるっていうか もうさらにものすごく時間に余裕があるとき読んだらいいかもね 30年後とかさ
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ずっと、ずっと、待ち続けている。 人も、感情も、時さえもが過ぎ去っても。同じ場所で、身動きひとつとれずに。
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ずっとなかなか読了できず、読みかけては放置、読み直しては放置していた本。 ✴︎✴︎✴︎ 苛立ちながらいつになるのかわからない時が来るのを待っている。 今なら読めるかも……。 エストラゴンとヴラジーミルをゴゴとディディと愛称で呼び分けたら、テキストが動き出した。 ✴︎✴︎✴︎ じっと待っている。何を? はじまりのとき? 終わりのとき? 神の声を? 約束が果たされることを? 約束が破られるのを? ✴︎ 私たちはいつも途上で、 宙ぶらりんで、 いつまでも片付かない。 ✴︎ 「ときどき思うんだ、おれたち、お互い別々に、一人でいたほうがよかったんじゃないかなって。(間)同じ道を歩くようにはできちゃいなかったんだ」とゴゴは言う。 ✴︎ ここにいてよいのだろうか? あなたにとって。私にとって。 違う在り方もあるのだろうか。 ✴︎ 読了するのが、とても寂しかった。 もっとゴゴとぐずぐずしていたかった。 ✴︎ きっとこれからは迷うたび、わたしはこの本を取り出して読む。
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田舎道。一本の木。夕暮れ。エストラゴンとヴラ ジーミルという二人組のホームレスが、救済者ゴ ドーを待ちながら、ひまつぶしに興じている。そ こにやってきたのは…暴君ポッツォとその召使い ラッキー、そして伝言をたずさえた男の子!不条 理演劇の最高傑作として名高い、ノーベル文学賞 作家ベケットを代表する傑作戯曲。
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戯曲の傑作として名高く、かねてより本書を読みたく手に取った。わけがわからないようで、わかる。つまらないようで面白いという不思議な戯曲である。解釈が無限に可能であるが、どれも真贋を得ないというものになると感じられる。実際の劇を見てみたい。
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コメディとしての上演を考えつつ読んだ。 わたしはアダムの肋骨だけども、アダムの肋骨にも演れるかしら。 だとしても60になったらだね。
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煉獄のループかしらと思いながら読み進める。 だが我々の待つという状態そのものでもある。暇つぶし。 しかし、言葉とテンポの面白さ、滑稽さと物悲しさがすごい。
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不条理演劇の代表作。 2人の男が『ゴドー』を待ちながら交わす会話が面白い。 上演の時はこの台詞を覚えるのか……役者って凄い。 解説に『「ゴドー」を「ゴッド」のもじりと解して〜』という一説がある。解説者が述べる通り、確かに魅力的な解釈だが、それに賛成するのは私も疑問を感じる。
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2013 10/21読了。四条のジュンク堂書店で購入。 有名なベケットの戯曲。タイトルのもじりとかちょくちょく見かけるので、原作を読んでみるか・・・と手にとった。 二人の乞食が救い主になるだろうゴドーを待って時間を潰しているさまを、二日分描く。 はじめ、漫然と読んでいても全然頭に入ってこなかったので、途中から登場人物の一人(ディディ)の台詞を声に出しながら読んだらめちゃめちゃおもしろかった。 これは上演されている様を見たい・・・!
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来るとも知れぬ「ゴドー」を待ちながら浮浪者二人の間で繰り返される無駄話。有るのは一本の木だけ。話のアクセントとなる通りすがりの主従との会話ですら翌日には否定され、何が本当か誰もわからない。随所に見られる神話的モチーフすら「解読の手がかり」とされるのを嘲笑うかのように思えてくる。喜...
来るとも知れぬ「ゴドー」を待ちながら浮浪者二人の間で繰り返される無駄話。有るのは一本の木だけ。話のアクセントとなる通りすがりの主従との会話ですら翌日には否定され、何が本当か誰もわからない。随所に見られる神話的モチーフすら「解読の手がかり」とされるのを嘲笑うかのように思えてくる。喜劇とも、悲劇ともいかようにも解釈できてしまう作品。是非演劇で見てみたい。
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