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ゴドーを待ちながら の商品レビュー

3.6

41件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    4

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2020/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ベケットらしさ満載のシニカルな表現が多いところが魅力。陰鬱な皮肉に思わず笑ってしまう。待ち合わせの暇つぶしがてら、首を吊ってみようなんて発想になる?普通じゃない。そこがいい。ただ、この作品上での私の笑いどころと他の方の笑いどころが一緒なのか、はたまたフランス人と日本人の笑いどころが同じなのかも気になって夜も眠れない。god(神)を待つというのは本当でしょうか。実際に彼は存在するのでしょうか。待ち人たちは本当はゴドーなんて来ないことを承知で待つことを楽しんでいたのでしょうか。誰の解釈も違って、誰の解釈も正解。そんないくらでも推測できるこの作品に何度も魅了させられる。

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2020/04/12

ゴドーを待ちながら無意味な会話が延々と繰り広げられる。支離滅裂で無意味な会話ということ自体が何かを暗示しているということなのか?

Posted byブクログ

2020/02/22

読書会の課題本。ノーベル賞作家による20世紀を代表する戯曲。日本でも本書などの翻訳を元に何度も上演されている。筋は非常に単純である。「二人の浮浪者がゴドーという名のなんだかわからない人を待ち続ける話」というもの。はっきりした起承転結があるわけではないので人を選ぶと思う。本書は脚注...

読書会の課題本。ノーベル賞作家による20世紀を代表する戯曲。日本でも本書などの翻訳を元に何度も上演されている。筋は非常に単純である。「二人の浮浪者がゴドーという名のなんだかわからない人を待ち続ける話」というもの。はっきりした起承転結があるわけではないので人を選ぶと思う。本書は脚注がたくさん付いているが、正文批判的な注釈がほとんどなので、筋を追いたいだけなら無視して構わない。

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2020/01/02

何がなんだかさっぱり分からない。読む限りでは随分とドタバタ劇の様に思えるが、何れにせよストーリーの流れが分からず仕舞いで、1幕のみ読んで終了……

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2019/10/12

ゴドーを待ちながらにはゴドーは出てこないし、ゴドーを待ちながらの話をする人も大半が見たことのないゴドーを待ちながら。読まずに語るのもいかがなものかと思い読んだものの特に残るものはなく、一度も話に登場せずその一切を読者の想像に委ねられたゴドーの存在のように、この本自体読まないままで...

ゴドーを待ちながらにはゴドーは出てこないし、ゴドーを待ちながらの話をする人も大半が見たことのないゴドーを待ちながら。読まずに語るのもいかがなものかと思い読んだものの特に残るものはなく、一度も話に登場せずその一切を読者の想像に委ねられたゴドーの存在のように、この本自体読まないままで内容を想像し続けるのが正解だったのかもしれないと思わされた。

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2019/02/26

ノーベル賞作家の代表作としての戯曲。"百年の誤読”から。もちろんそこでは絶賛されていた訳だけど、そこまで手放しに褒めちぎれるほど、自分は本作を分かっていない。クスッと笑えるような場面はちらほらあったし、実際これが、演劇として実演されているのを想像すると、何か楽しそうかも...

ノーベル賞作家の代表作としての戯曲。"百年の誤読”から。もちろんそこでは絶賛されていた訳だけど、そこまで手放しに褒めちぎれるほど、自分は本作を分かっていない。クスッと笑えるような場面はちらほらあったし、実際これが、演劇として実演されているのを想像すると、何か楽しそうかもっていうのは分かるんだけど。誰かを待っているんだけど、それが誰なのかは本人たちにもいまひとつ分かってなくて、誰かきたと思ったら、かなり頓珍漢なのが登場するっていう、言ってみればそれだけの物語。でも、現代コントとかでも散々使われる手法だし、いわゆる古典たる所以はなんとなく分かった気もするけど。そんな作品。

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2019/02/16

 なんか、その昔、一世を風靡したというか、「ゴドー待ち」というハヤリ言葉まであって、芝居は観たことがないのにこれは読んだ。マンガ「セトウツミ」にはまって読み直し。さてマンガがすごいのか、ベケットがすごいのか。  なんと、両方すごい。あいかわらず、おもしろい。えらいなあ、やっぱりベ...

 なんか、その昔、一世を風靡したというか、「ゴドー待ち」というハヤリ言葉まであって、芝居は観たことがないのにこれは読んだ。マンガ「セトウツミ」にはまって読み直し。さてマンガがすごいのか、ベケットがすごいのか。  なんと、両方すごい。あいかわらず、おもしろい。えらいなあ、やっぱりベケット。

Posted byブクログ

2018/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うーん、深いんだろうけど、よく分からなかった。ゴドーは来ないことをエストラゴンとウラジーミルもどこかでは分かっているのではないか、、でも敢えて待つ。待つという行為をする。ネットとかの説明を読むと、ああ不条理さを表しているのか、、というのも少し納得できる。

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2017/08/06

勧められて読みました。 ずっと意味がわからないけど、なんだか楽しくもある。何度も読めば何か見えてくるのかな。 実際の演劇だとどんな感じになるのか気になります。

Posted byブクログ

2017/03/09

つまんなくてっていうか 流石にそこまで暇じゃないっていうか 信じられないくらい眠くなるっていうか もうさらにものすごく時間に余裕があるとき読んだらいいかもね 30年後とかさ

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