残月 の商品レビュー
みんなが又さんの死を悲しんでいる。私も! ごりょんさんの息子、佐兵衛が登場。 ごりょんさんが一柳の柳吾と結ばれる。
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悲しいことに巻頭の登場人物紹介で小松原様、又次さんのお名前が消えてしまいました… 甘いものが好きなので、今回出てきた麗し鼈甲珠と心ゆるす葛湯、大変気になりました。 みりんの粕から作られるこぼれ梅もぜひ食べてみたいです。 一度、お酒を飛ばした本味醂(だったかな?)を飲ませてもら...
悲しいことに巻頭の登場人物紹介で小松原様、又次さんのお名前が消えてしまいました… 甘いものが好きなので、今回出てきた麗し鼈甲珠と心ゆるす葛湯、大変気になりました。 みりんの粕から作られるこぼれ梅もぜひ食べてみたいです。 一度、お酒を飛ばした本味醂(だったかな?)を飲ませてもらったら、本当にすごく甘くて感動しました。 今回は又次さんを偲び、佐兵衛さんのことが明らかになり、最後、芳さんに幸せが訪れる少しほのぼのする回でした。 登龍楼に関しては、だれかぎゃふんと言わせてくれないかと思いつつ…
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たくさんの親子の形が描かれている。今までのシリーズで出てきた人達がそれぞれのところで繋がっていくのがとても良かった。またもや涙ばかり…。
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人の死など、壮絶な悲しみにであった澪やつる屋の面々、亡くなった人をしのび、料理にその思いを託し心を落ち着かせます。それは悲しみを背負ったお客さんにも共感を呼ぶのでした。 料理でカケをする事になり、澪は玉子を使った料理にしたいと考え思考錯誤します。みごとな料理ができあがります。 ...
人の死など、壮絶な悲しみにであった澪やつる屋の面々、亡くなった人をしのび、料理にその思いを託し心を落ち着かせます。それは悲しみを背負ったお客さんにも共感を呼ぶのでした。 料理でカケをする事になり、澪は玉子を使った料理にしたいと考え思考錯誤します。みごとな料理ができあがります。 私事ですが、この小説をよむずっとずっと前、この玉子料理が料理屋ででて来た事がありました。 見て玉子みたいだが、、。と不思議に思い、口にしてまたその感触に驚き、あの時ほどこの玉子料理の作り方を妄想したことはありませんでした。 料理屋のおかみさんに種明かしをちょっとだけ聞いて作ってみた事もあります。 なんとも不思議な人間の知恵だと思います。 緊迫した前の巻だったのでこの巻は展開に夢中になりながらも穏やかに見ることができました。
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6巻、7巻とはうってかわって、今回は慶事が続く。まず、若旦那の消息が知れて和解。坂村堂父子の和解に、坂村堂の父親とご寮さんの恋。出血大サービスなのです。あれだけつる家の面々を苦しめたのですから、こういう展開はありとは思いますが、どうもしっくりこない。残り3冊。まだ、ラスボスの登龍...
6巻、7巻とはうってかわって、今回は慶事が続く。まず、若旦那の消息が知れて和解。坂村堂父子の和解に、坂村堂の父親とご寮さんの恋。出血大サービスなのです。あれだけつる家の面々を苦しめたのですから、こういう展開はありとは思いますが、どうもしっくりこない。残り3冊。まだ、ラスボスの登龍楼との対決やら、野江の問題もある波乱の展開が心配されるのであります。
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残月 かのひとの面影膳 彼岸まで 慰め海苔巻 みくじは吉 麗し鼈甲珠 寒中の麦 何かで、恋と愛の違いを書いたものを読んだことがある。 実らなくても、想い人の幸せを祈れるのが愛だと。 残月の澪ちゃんは、それが出来ていて、恋じゃなくて愛だったんだなー。。。と。 野江ちゃ...
残月 かのひとの面影膳 彼岸まで 慰め海苔巻 みくじは吉 麗し鼈甲珠 寒中の麦 何かで、恋と愛の違いを書いたものを読んだことがある。 実らなくても、想い人の幸せを祈れるのが愛だと。 残月の澪ちゃんは、それが出来ていて、恋じゃなくて愛だったんだなー。。。と。 野江ちゃんとの面会も叶い、2人の絆の強さが益々あらわになった気がする。 そして、時の流れの中で、人は変わるもの、変わっていくものなんだなーと、ご寮さんの姿に思う。 幸せになって欲しいな。
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みをつくし料理帖 8巻 又次の死を皆が懸命に受け入れて、 そしてだんだんと動き出す 良き話もあって希望の持てる巻でした。 澪が上手い料理人から 真の料理人に成長していくのが頼もしい!頑張れ! 看板娘のりうさんがいい味出してるなぁ。
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やっと明るいきざしが見えてきた! 澪ちゃんの恋はこの先どうなるのか? 江戸の庶民の暮らしが垣間見れる文章、情報がわかりやすい。もともと江戸文化に興味があるので、ためになります。 分からない言葉もありますが、それを調べるのもおもしろい。
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8作目。今回は芳さんがメイン。佐兵衛さん柳吾さんの明るい話題で良かったです。みんなそれぞれの道が見えてきたような…後2冊楽しみです。
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前作のラストがとても辛かったので、待ちに待ったはずなのですがなかなか手に取ることができませんでした。ところが読んでみると登場人物たちは悲しみを、辛さをきちんと受け止め決して無理やりではなく穏やかに前を向いて一歩ずつ進んでいるのがわかります。今回は気になっていたいろいろな人間関係が...
前作のラストがとても辛かったので、待ちに待ったはずなのですがなかなか手に取ることができませんでした。ところが読んでみると登場人物たちは悲しみを、辛さをきちんと受け止め決して無理やりではなく穏やかに前を向いて一歩ずつ進んでいるのがわかります。今回は気になっていたいろいろな人間関係が落ち着き、それに関して特に心に残る言葉が多かったです。少し寂しい気もしますが落ち着くべきところに収束して行っているのでしょう。まだ全てが上手く収まるには波乱がありそうですが、雲外蒼天のラストを楽しみに続きを待ちたいと思います。
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