残月 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最近まで悲しい出来事が続いていたから、 読み終わった後も、ぎゅっと抱きしめたくなるような、 そんな、ほっこりが残った。 時に同じ道は歩めずとも、それぞれの明日と幸せを 慎ましく選んでいく、つる家の人たち。 ちょこちょこ、前の刊を賑わさせていた人たちも登場して ちゃぁんとその後が描かれているのが嬉しい。 脇役にだって、それぞれの人生があるよね。 個人的に小松原が好きだったので、 これ以降、出番はないのかしらと思うとちょっと寂しい。 でも、小松原様の役割は既に果たしたのかもしれないね。 これから澪ちゃんを料理の指南をするのは、 清右衛門だったりするの!?いや、ちょっとそれはね。 やっぱり、源斉さんに出張ってもらいましょう。 ふきちゃんが、どんどん頼もしくもなり、 同日にちょっと寂しくもなる。 いつか、つる家を離れ、私たちにも会えなくなってしまうのね という気持ち。 どんな作品も共通することだけれど、まだまだ 私たちに美味しい料理を届けてね、澪ちゃん。
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楽しみにしていた新刊。 私の好きな登場人物があまりストーリーに絡んでいないように感じて、脱力したような感じ。第二章のはじまりという位置づけかな。
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