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なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか の商品レビュー

3.5

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

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2013/09/08

大型書店もAmazonもいいけど、 それだけではものたりない理由がわかった。 本屋さんに行って、予定外の本を買ってしまうこと、 読みたいと思ったはずなのに積ん読してしまうこと、 じつは必要なことだったのだ! と知れてよかった。 ウェブ検索は便利だけれど、 知りたいと意識でき...

大型書店もAmazonもいいけど、 それだけではものたりない理由がわかった。 本屋さんに行って、予定外の本を買ってしまうこと、 読みたいと思ったはずなのに積ん読してしまうこと、 じつは必要なことだったのだ! と知れてよかった。 ウェブ検索は便利だけれど、 知りたいと意識できたことしか調べられない、 意識にものぼらない知りたい欲求を満たすのは 本屋さんという話に、なるほど! とうなった。 そして、クリエイティブ・ジャンプの秘密が わかったのは、大きな収穫でした。

Posted byブクログ

2013/08/25

本屋さんにいくと、面白いことが思いつく。 今まで考えもしなかったことが頭に浮かぶ体験が多々ありました。 これはどういうことなんだろう。 本書には、次のように書かれていまし。 「検索的な思考では、抹茶小倉スパゲッティは生まれません。それは、それまでの常識的な『スパゲッティの世界』...

本屋さんにいくと、面白いことが思いつく。 今まで考えもしなかったことが頭に浮かぶ体験が多々ありました。 これはどういうことなんだろう。 本書には、次のように書かれていまし。 「検索的な思考では、抹茶小倉スパゲッティは生まれません。それは、それまでの常識的な『スパゲッティの世界』から出ることができないからです。読者的な思考から生まれるクリエイティブ・ジャンプだけが、それを可能にします。」(p.135) 「検索的な思考」とは端的に言うと、知りたかったことを知ること。 「読書的な思考」とは知らなかったことを知ること。想定外の価値に出会うことです。 元々欲しい本があるのであれば、Amazon等で注文すればいいけれども、まだ見ぬ本に出会うには本屋が一番。 まだ見ぬ本だけでなく、新たなアイデアにも出会える…と。

Posted byブクログ

2013/08/17

本屋を活用して知的生産を上げよう!って雰囲気だけど、なんとなくこの人ただ本屋が大好きなだけじゃねーか!って本。いい意味でね。

Posted byブクログ

2013/08/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分の興味をすべて言語化できていれば、ピンポイントでネットで本を購入することができるが、言語化できていないものは、検索もできない。 言語化を発見してくれる1つが、本屋でもある。 本屋に5分いるだけで、本のタイトル、帯、世の中の流行、流行の先取りもでき、多くの情報量が入ってくるし、自分の興味が世の中全体の体系の中でどこにポジショニングしているかもわかる。これがリアル本屋のいいところ。 一見、無駄な情報が多いが、やはり無駄な情報のままのこともよくある。しかし、多くの無駄な情報を持つことで、有益な情報を区別化する力もつくし、バックグラウンド知識もつく為、無駄な情報を含めた全体像もつかみやすい。 ネットで調査した情報は、キーワード検索で調査する為、他人と重複することも多く、記憶に残りにくい。 「知る」ということは2つあり、「知りたかったことを知る」ことと、「知らないことを知る」こと。 ウィキペディアは、前者の「知る」を手早く知ることができるが、検索ワードが言語化されない限り、後者の「知る」はネットサーフィンしないと到底見つけられない。後者の「知る」は、読書で得られる情報にはかなわない。 読書は、旅である。あちこち寄り道をしながら、無駄な情報を集めるのに、適している。どうしても、目的にたどりつきたいなら検索が早い。 この本を読んで、自分が、10年ほど前から、本屋に頻繁に出向き、読書するようになった理由が言語化された。

Posted byブクログ

2013/08/15

本屋は自分が気づいていない興味を気づかせてくれる。 興味がある本は買ってみる。 読んで興味あるとこに付箋

Posted byブクログ

2013/07/23

本屋さんは週に2、3回は行きます。 私も『こんなの買っちゃった』と言う本も時々あり積ん読が増えてます。 確かに、旅するような楽しみは本屋さんにありますね。『迷ったら買う』は私も賛成。共感すること多く面白かったです。

Posted byブクログ

2013/07/20

題名で買った本でそんなに期待していなかったのだが思いのほか面白かった! いまどき本を買うのに本屋が必要なのか、というなんとなく皆がもやもやと思っているだろうことに対してずばり自分で答えを出している著者。 なんでふらふらと本屋に行きたくなるのか、なんで本屋にいると落ち着くのかが理解...

題名で買った本でそんなに期待していなかったのだが思いのほか面白かった! いまどき本を買うのに本屋が必要なのか、というなんとなく皆がもやもやと思っているだろうことに対してずばり自分で答えを出している著者。 なんでふらふらと本屋に行きたくなるのか、なんで本屋にいると落ち着くのかが理解できた。これってネットで何でも欲しいもの知りたいことを手に入れられるようになった今とても大切な点に言及している。知りたいことを知るのではなく、知らないことを知る。本だけでなく情報にしても同じだ。ここに着目したマーケットに商機があるのは確実だと思う。 とにかくビールが飲める本屋っていいよなぁ。著者の行動を見るだけで何だか元気がでてきたぞ。

Posted byブクログ

2013/07/11

確かに本屋に行くと,買うつもりもなかった本をいつも買ってしまう。そういう偶然の出会いがあるから,本屋に行くのは楽しいと思えるのだろうし,自分の知らない世界が広がっていくのだと思う。自分の好奇心,欲望のほとんどは言語化できないということにとても納得した。

Posted byブクログ

2013/07/09

私は本ももちろん好きなのですが、本屋さんも大好き!本屋さんにいると、確かにいろいろと発見があってアイディアも浮かぶように感じます。 ふだんは見ない棚を見る、平積みしてある本がなぜ平積みしてあるか考えるなどの本屋さんでの過ごし方や、特徴のある本屋さんの紹介など、この本を読むとすぐに...

私は本ももちろん好きなのですが、本屋さんも大好き!本屋さんにいると、確かにいろいろと発見があってアイディアも浮かぶように感じます。 ふだんは見ない棚を見る、平積みしてある本がなぜ平積みしてあるか考えるなどの本屋さんでの過ごし方や、特徴のある本屋さんの紹介など、この本を読むとすぐにでも本屋さんに行きたくなってしまいます。 今度から待ち合わせはなるべく本屋さんにしようと思います。あと、旅行に行ったときには本屋さん巡りをします。

Posted byブクログ

2013/07/07

なぜ本屋に行くとアイデアがうまれるのか。いろいろと書かれているのですが、とても共感するのは「出会いの偶然度」が(インターネットに比べて)高いこと、そして本の持つ、思わぬ方向への「情報の飛距離」があること。そんなこともあって、できるだけジャンルを問わず、いろんな本を思いつくままに読...

なぜ本屋に行くとアイデアがうまれるのか。いろいろと書かれているのですが、とても共感するのは「出会いの偶然度」が(インターネットに比べて)高いこと、そして本の持つ、思わぬ方向への「情報の飛距離」があること。そんなこともあって、できるだけジャンルを問わず、いろんな本を思いつくままに読んでいるつもり(だけど、実際には偏っている)で、確かにアイデアは生まれます。本はすぐに役立たなくていい、という言説で、即効性のありそうなビジネス書などを少し馬鹿にしたかのような書き方もありますが、しかしそれは、将来役に立って欲しいという欲望の裏返しでもあります。僕にとっては、本は、アイデアというか頭の中の世界で、内に向かうためのものなので、それ以上先には何の役にも立たないかもしれません(そこまでの欲望はある、ということだけど)。 欲望の言語化、欲望の発見をどうするか、というのがテーマの本で、自分の気持ちと交差する所もあるしすれ違うところもあります。この、少しもじもじする感覚は、結構好きです。 まあ、でも、焼肉食べるときに役に立つかな、なんて思わないじゃない。だから、これでいいのだ。ビッグデータによるレコメンドなんか糞食らえだ!

Posted byブクログ