なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか の商品レビュー
2014 3/28パワー・ブラウジング。 内沼さんと一緒に書店、B&Bをやっている著者が、本が空間にディスプレイされている書店に行くことの利点とか、使い方とかを説いたり、B&Bについて内沼さんと対談したりする本。 基本既知の内容ではありつつ、それらがざーっとまとま...
2014 3/28パワー・ブラウジング。 内沼さんと一緒に書店、B&Bをやっている著者が、本が空間にディスプレイされている書店に行くことの利点とか、使い方とかを説いたり、B&Bについて内沼さんと対談したりする本。 基本既知の内容ではありつつ、それらがざーっとまとまっているので、書架研究とかするときに視点をいったん洗いなおすとかには使えるかも。
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本好きが本屋に行く理由が的確に記述されています。 「人間はすべての欲望を言語化できていない」 納得です。自分が本屋に行く理由はまさしくこれだと思います。 自分の家の本棚に向かい合うと、過去から現在の自分と対峙することができ、本屋の本棚に向かい合うと未来の自分がそこにいる気がし...
本好きが本屋に行く理由が的確に記述されています。 「人間はすべての欲望を言語化できていない」 納得です。自分が本屋に行く理由はまさしくこれだと思います。 自分の家の本棚に向かい合うと、過去から現在の自分と対峙することができ、本屋の本棚に向かい合うと未来の自分がそこにいる気がします。 また、なんとなく自分に合っている本屋さんというものがありますが、それはきっと自分の潜在欲求を引き出してくれる本屋さんのことだったのでしょう。 ネットで買うと確かに便利ですが、本屋さんが無くなってしまっては元も子もありません。数%高くても自分の潜在欲求をインスパイヤーする為の投資だと思ってリアル書店を大切にしたいと思います。
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本書のタイトルの問いは1ページ目に書かれている。 「アイデアは想定外、無駄な情報が役に立ったりすることも多く、日常生活でたくさん出会える場、それが本屋」 その後に書かれていることは本屋の良さだ。 本屋を語る時に対義語としてネットの検索を例に出していた。 ネットは知りたいことを知...
本書のタイトルの問いは1ページ目に書かれている。 「アイデアは想定外、無駄な情報が役に立ったりすることも多く、日常生活でたくさん出会える場、それが本屋」 その後に書かれていることは本屋の良さだ。 本屋を語る時に対義語としてネットの検索を例に出していた。 ネットは知りたいことを知る、本屋は知らなかったことを知る。「何が欲しかったか」が解るのが本屋。 書かれているように、一つの棚に関連した事柄で一緒に並んでいるととても面白そうに感じれる。そういう目線で本屋を眺めてはいなかったので今度やってみよう。 新しいクエスチョンを探す、という言い回しも良い。 でもインターネットも予想外の知識も入ってくるよね。とは思う。本屋の方が得意だろうけどね。
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欲しい本を購入するためにネットを開くのと、本屋に足を運ぶことは、似て非なるもの。 本屋は宝探しのような感じです。私にとっては。 なので、うん。そーだね、って感想しかなかったな。 人間の欲望の95%は言語化されていないから、本屋に行って見つけよう!のくだりは、服を買いに行く時のこ...
欲しい本を購入するためにネットを開くのと、本屋に足を運ぶことは、似て非なるもの。 本屋は宝探しのような感じです。私にとっては。 なので、うん。そーだね、って感想しかなかったな。 人間の欲望の95%は言語化されていないから、本屋に行って見つけよう!のくだりは、服を買いに行く時のことを考えるとピンとくると思う。 後ろの方は、本屋でアイデアとかを離れて、書店マニアがキャッキャしてるイタイ対談という感じ。 ジュンク堂とヴィレバンくらいしか分からないので、どーでもいい(笑) でも全部読んだ。 あと、名古屋人をユニークだと持ち上げたいのかもしれないけど、マウンテンが名古屋の食文化の代表みたいに書かれると、オイコラ!と思うんではないだろうか。
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旅と読書の共通点は、途中下車に魅力があるということ。予期しない経験や知識に触れることが、さらに人を成長させてくれる。 両方とも大好きだけど、そこに類似点があることを見つけられたのは嬉しかった。 また、広告とは「欲望の言語化」と自身の仕事を定義されていたことには、なるほど頷けた。「...
旅と読書の共通点は、途中下車に魅力があるということ。予期しない経験や知識に触れることが、さらに人を成長させてくれる。 両方とも大好きだけど、そこに類似点があることを見つけられたのは嬉しかった。 また、広告とは「欲望の言語化」と自身の仕事を定義されていたことには、なるほど頷けた。「自覚的でない人の欲望を言語化することで、その欲望に向けた商品開発やプロモーションが可能となる」 経済が個人消費に大きく支えられていることを考えると、この無から有を創り出す仕事の存在意義は非常に大きいのだろうと考えさせられた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ブック・コーディネーターの内沼晋太郎氏と共に下北沢に「B&B」という書店を立ち上げ、プロデュース。p5 http://bookandbeer.com/ 【書棚はガウディの建築であり、AKBである】p20 京都の恵文社一乗寺店(恵文社):棚の作り方、日本一?p25 代々木上原の幸福書房、作家・ジャーナリスト向け p32 SF作家アイザック・アシモフ「人間は無駄な知識を得ることで快感を覚える唯一の動物である」p63 「ゴダール式読書術」:映画は最初の15分で分かる=序章、1章、おわりにくらいで十分。p78 【クリエイティブ・ジャンプの発想法】p106 (1) 「逆張り」 (2) 「順列組み合わせ」Cf. ももクロ <appendix 一度は行きたい名書店>p177~ ・千駄木の往来堂書店 ・茗荷谷のBooks アイ ・下北沢のBrown's Books & Cafe ・表参道の山陽堂書店 ・吉祥寺の百年 <MEMO> セレンディピティ
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読書とか本屋について色々書かれたもの。こういう本は他人の読書方法とか習慣を知るようで好き。 本は捨ててはいけない、本との出会いは一期一会、迷ったら買え、読まない本にも意味がある、という言葉を自分に言い聞かせて都合良く今後も積読を増やして行くこと間違えなし。だってそこにあるだけでそ...
読書とか本屋について色々書かれたもの。こういう本は他人の読書方法とか習慣を知るようで好き。 本は捨ててはいけない、本との出会いは一期一会、迷ったら買え、読まない本にも意味がある、という言葉を自分に言い聞かせて都合良く今後も積読を増やして行くこと間違えなし。だってそこにあるだけでその本は意味があるのだから。
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≪目次≫ 第1章 なぜ本屋に行くのか~情報との出会いを増やす歩き方 第2章 人は本当に「自分の欲望」を知っているのか?~書店の情報論 第3章 本は読むな!捨てるな! 第4章 クリエイティブ・ジャンプを生み出す読書的思考法~自分の世界 を広げる本屋と読書 第5章...
≪目次≫ 第1章 なぜ本屋に行くのか~情報との出会いを増やす歩き方 第2章 人は本当に「自分の欲望」を知っているのか?~書店の情報論 第3章 本は読むな!捨てるな! 第4章 クリエイティブ・ジャンプを生み出す読書的思考法~自分の世界 を広げる本屋と読書 第5章 新しい書店のかたち~自分たちの書店「B&B」を始めてわか ったこと ≪内容≫ 目新しさはない。しいて言えば、インターネット時代の書店論か?アマゾンなどで本が買えるが、書店に行く意味はある!とんがった書店を探していこう!という感じだろうか?
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本が好きな人には、なるほどと思える一冊。 本は旅と一緒、1000円位だったらかたっぱしから買うべき、買った本は読まなくてもいい、本は捨てるな、等本への愛情がたっぷり感じられる。
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大型書店、アマゾンを今まで利用していたが町のちいさな本屋に行ってみたくなった ただ、そのような本屋がないのが悔やまれるが 本屋に行き、自分の欲望と向き合うことができるようになるというのはなるほどと思った
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