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なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか の商品レビュー

3.5

60件のお客様レビュー

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2015/06/30

著者は、書店を経営している。 それも、ビール片手に本を読めるという一風変わったスタイルの書店だ。 書店素人だからできたと言っているがまさにその通りだと思う。 私ですらビールをこぼしたらどうするのだろうと思ったのだが、ビールをこぼしたところで書棚ごと駄目にすることもないし、ビールの...

著者は、書店を経営している。 それも、ビール片手に本を読めるという一風変わったスタイルの書店だ。 書店素人だからできたと言っているがまさにその通りだと思う。 私ですらビールをこぼしたらどうするのだろうと思ったのだが、ビールをこぼしたところで書棚ごと駄目にすることもないし、ビールの売上を考慮したら大したロスではないという。 むしろ、ビールを売ることによって経営が成り立つという側面もあるようだ。 本だけ売っていては立ちいかなくなるというのが(中小規模の)書店の現状のようだ。 そして、ほろ酔いでお客も購買意欲が高まるというメリットもあるだろう。 最近本屋に行っていないなと、気付いた。 行っても大型書店で、その書棚は整然と分類されている。 著者の言うような「文脈のある書棚」。 とても魅力的だ。 今までそんな風に書棚を見たことがなかったし、そのような書店に行ったこともないように思う。 書棚をガウディ建築に例えたり、お薦めの本屋について語られている部分を読むと著者の本屋に対する並々ならぬ愛情を感じる。 著者の様に本屋に行くとアイデアが生まれるとまでは言わないが、知的好奇心が刺激されるのは間違いない。 ひとまず近所の本屋に行ってみようという気にさせてくれる。

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2015/06/27

【なぜ本棚を眺めると・・・】 わたしの感覚では本屋というよりも、自分の本棚の方がアイデアの産まれる感覚があります。(←実際ザクザク湧いてくるわけではありませんが。。。) たわまない、いい本棚がほしい!

Posted byブクログ

2015/06/10

この本たぶん2冊持ってます。(読み終わって気づいた)でも、それがとても象徴的だなと思います。 個人的に一番印象的なのは、二種類の「知る」があるということ。それは、「知りたかったことを知る」と「知らないことを知る」。 前者は検索などで簡単に満たされてしまうものだけれど、後者はある...

この本たぶん2冊持ってます。(読み終わって気づいた)でも、それがとても象徴的だなと思います。 個人的に一番印象的なのは、二種類の「知る」があるということ。それは、「知りたかったことを知る」と「知らないことを知る」。 前者は検索などで簡単に満たされてしまうものだけれど、後者はある種のセレンディピティがないと決して満たされることがないもの。この「知らないことを知る」ことが、企画する者として求められるし俺が目指したい"頭のいい人"への第一歩なのかな、と。

Posted byブクログ

2015/04/14

「本屋」より「アイデアが生まれる」に魅かれて読んだ。 『本や読書法 の本』だけでなく、アイデアの本という面も持っている本だと思う。 本屋巡りに興味が湧いた。巻末のほとんどの本屋は東京だけど、身近にも良い本屋が見つかればいいな。 あとブクログに登録してる本は、“読みたい”本が...

「本屋」より「アイデアが生まれる」に魅かれて読んだ。 『本や読書法 の本』だけでなく、アイデアの本という面も持っている本だと思う。 本屋巡りに興味が湧いた。巻末のほとんどの本屋は東京だけど、身近にも良い本屋が見つかればいいな。 あとブクログに登録してる本は、“読みたい”本が大半なので、“積読”や “読む気がない(?)”本を増やすようにしてみたい。

Posted byブクログ

2014/11/09

Asian Reading アジアの活読 なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか 嶋浩一郎 祥伝社新書 B&B共同オーナーの書。本書をアジアの活読 Award2014に推す。書を捨てず町へ出よう。行くのはもちろん本屋さん!P136。これでしょう。本はおろか雑誌も捨てないと...

Asian Reading アジアの活読 なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか 嶋浩一郎 祥伝社新書 B&B共同オーナーの書。本書をアジアの活読 Award2014に推す。書を捨てず町へ出よう。行くのはもちろん本屋さん!P136。これでしょう。本はおろか雑誌も捨てないという明確なポリシーに断捨離という言葉は空虚なものに?なって、心の重石がとれたような気分になれて。内沼さんとの本屋さん対談にわくわくで、とりえず北海道から内地に今年進出してきたコーチャンフォー(京王線)に行かねば。

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2014/09/22

書店の実店舗の効能については、ある程度の本好きならしているであろう程度の考察。終盤から急に方向転換して自分の書店の宣伝になるのが違和感。個人的には、本を大事に扱わない人の書店に行こうとは思わない。いかにも広告畑のメンタリティ。

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2014/09/21

本屋は元祖セレクトショップ 自分の持っている本、お気に入りの本がどこに置かれているか? ビックロ 素晴らしいゴチャゴチャ感 何がほしい?→答えられない→言語化できている割合は1割にも満たない→言語化で、その欲望に向けた商品開発やプロモーション アムステルダム スキポール空港 ...

本屋は元祖セレクトショップ 自分の持っている本、お気に入りの本がどこに置かれているか? ビックロ 素晴らしいゴチャゴチャ感 何がほしい?→答えられない→言語化できている割合は1割にも満たない→言語化で、その欲望に向けた商品開発やプロモーション アムステルダム スキポール空港 便器にハエの絵 ドストエフスキーの「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」を一度は読んでおいたほうがいいということには、多くの人が同意するでしょう。→遊びの場として、非常に贅沢 ウンコ的な本→失敗しなければ嗅覚が身に付かない。 名古屋 抹茶小倉スパ→クリエイティブ・ジャンプ 下北沢 B&B 2012年7月10日オープン ビール 青山ブックセンター 深夜までやっている本屋

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2014/08/16

本屋とのつき合い方を楽しく、楽にさせてくれる本。 新しい街、ふらっと行った街で本屋にふらっと寄ってしまう、 その気持ちを前向きに後押ししてくれる本です。 私には、「自分が体験できない、体験するにしてもハードルが高すぎる」ことでも、 棚を移動するで、その世界の入り口に立てる。 ...

本屋とのつき合い方を楽しく、楽にさせてくれる本。 新しい街、ふらっと行った街で本屋にふらっと寄ってしまう、 その気持ちを前向きに後押ししてくれる本です。 私には、「自分が体験できない、体験するにしてもハードルが高すぎる」ことでも、 棚を移動するで、その世界の入り口に立てる。 さらに興味を持てば、買って深く入り込む事ができることが、 本屋にするするっと惹かれていってしまう要因でしょうか。 著者自ら開いているビールの飲める本屋以外にも、コーヒー 飲みながら本を選べる場所も増えてきて、「食事と本」という、 ちょっと前だとありえない組み合わせが増えてきてます。 今後、「自分が本屋のオーナーだったら」と思いながら、 食事以外にどんなジャンルとの組み合わせ、あるいは 電子書籍とのつき合い方ができると良いのかを想像するのも 面白そうです。 比喩が多いのはいいんですが、若干「ん?強引じゃない?」 という所があるので、−1して3点にします。

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2014/08/07

嶋さんのアイディアの出しかた日々の行動がわかり、それによって偉大な功績が生まれていることに納得。 ここに書かれている本やめぐりの魅力は文学研究も似ているところがあるので、私も同調できる。

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2014/07/07

良くある自己啓発系かと思ったら、以外にも本屋の面白さを熱く語る本だった。 A県にあるBという本屋はこういう所が面白いとか、私にとってはややマニアックに感じる論点。最後には面白い本屋の一覧まで付いているし。 だけどそこが面白かった。この本片手に本屋巡りしたい!

Posted byブクログ