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なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか の商品レビュー

3.5

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

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  3. 3つ

    15

  4. 2つ

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2018/12/30
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人は自分の好みの情報を摂取して生きている。 テレビやラジオなどを見たり聞いたりすることが少なくなった今こそ、本屋へ足を運ぶことが大切だ。 「本屋の歩き方」5ヶ条 ①本屋にいくのに目的はいらない →空き時間で贅沢な情報収集ができる ②自分の持っている本を探してみる →お気に入りの本のとなりの本との出会い ③普段行かないコーナーに行ってみる →新たな世界との出会い ④レジ横は見逃さない →その店のイチオシがおいてあることが多い、本屋によって配置などが違う点も観察してみると面白い ⑤迷ったら買え →出会いの種を摘み取るべからず

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2018/10/28

【由来】 ・図書館の新書アラート 【期待したもの】 ・「買った本は読まなくていい」とは? 【要約】 ・ 【ノート】 ・

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2018/10/28

"本社の楽しみ方を紹介。予期せぬ本との出会いを期待して、今日も本屋をさ迷い歩く。 巻末に個性的な本屋を紹介している。 一軒ずつ回るだけでも楽しそう。"

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2018/10/13
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「なぜ本屋がアイデアの源泉になるのか」ということに焦点を合わせた一冊。予想に反して面白く、早々に読み終えてしまった。 ネット書店という非常に便利な存在が誕生している世の中において、それでも何故リアルな書店に価値があるのか、ということを著者の視点から明快に述べている。自分が日々リアルな書店に足を運ぶ理由が言語化された。 ========== 特に印象に残った箇所を引用する。 「発想のためには、目的をもって調べた情報ももちろん有効ですが、日常生活の中で偶然出会う、「想定外」の「無駄」な情報が役立ったりすることも多いです。(p.3)」 「リアルな本屋があるべきいちばんの理由は、「人間はすべての欲望を言語化できていない」ということが根本的なところにあります。(p.42)」 「「つまんねー、これ」という体験は、一見無駄なものですが、そういう経験をしていかないと本当にいいものはわかりません。失敗することを避けていると、判別する能力が育たないので、最終的に人の評価に頼らざるを得なくなってしまいます。(p.74)」 「企画や新しいアイデアに必要な要素を一言で言えば「想定外」と「欲望」です。(p.102)」 「あえて答えを探さない勇気。それが求められているのです。探しているものだけで企画をつくるとろくなものはできません。それは誰にでもできることだからです。(p.122)」

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2017/01/21
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本書で書かれる発想法は特異ではなく、まぁ普通。本好きが高じて自ら本屋を経営するようになった点は興味深い。本屋と何かをプラスして新たな創造空間を形成しようという試みだが、ならば、どこぞに、本を読みながら酒を呑めるような店はないかな。ブック・カフェならぬブック居酒屋とかブック・バー。なお、「凄い本屋」を本書は多数紹介しているが、ほとんどが東京都内で、近畿圏では梅田のジュンク堂だけというのが残念。確かに、広大店舗のそこは、品揃えは豊富だが、特徴的な目利きは感じられない。狭い本屋で良い本屋はないものかなぁ。

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2016/09/11

 とりあえず本屋に行きたくなった。 最近は何でもEvernoteにぶち込むスタイルで情報やアイデアを管理しているけれど、振り返ってみたらぶち込んだきり再会していない情報が沢山ある。 Evernoteにもいいところは沢山あるけれど、それとは別に、またアナログにひとつのノートに何でも...

 とりあえず本屋に行きたくなった。 最近は何でもEvernoteにぶち込むスタイルで情報やアイデアを管理しているけれど、振り返ってみたらぶち込んだきり再会していない情報が沢山ある。 Evernoteにもいいところは沢山あるけれど、それとは別に、またアナログにひとつのノートに何でも書いたり貼ったりするスタイルも再開しようかなぁ。 本書で語られていた本棚って、つまりそんなノートに近い気がする。 まぁ、古いノートをなかなか覗きに行かないという問題はあるが、少なくとも常に偶然の出会いの可能性を秘めた塊が手元にある方が楽しそうだ。

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2015/09/15

企画のプロ中のプロによる、書店を企画発想ツールとして活用するノウハウが詰まった本。 「良い企画」は、人々が言語化できていない欲望を先取りしている。内容のみ換骨奪胎したコピー企画が決して成功しないのは欲望の在り処にアプローチしていないから。 という箇所に、そうだよなぁと頷く。 ...

企画のプロ中のプロによる、書店を企画発想ツールとして活用するノウハウが詰まった本。 「良い企画」は、人々が言語化できていない欲望を先取りしている。内容のみ換骨奪胎したコピー企画が決して成功しないのは欲望の在り処にアプローチしていないから。 という箇所に、そうだよなぁと頷く。 人々の欲望は書店の平台に現れる。 そこに漂う「気分」に名前をつけて、ぐっとくるアプローチを行うのが企画であると。 そしてまた、書店は自分の欲望に出会う場でもある。 思いがけない本を買ってしまう体験こそリアル書店の醍醐味。予定外のものを買わせる仕掛けがある書店が、売れる書店である、という箇所も、そうだよなぁと頷く。 企画の本としても役に立つし、これからの書店論を考えるフックにもなる。 ただ、職場の先輩に聞いた話が8割ほど占めていたので★3。 あまりに被っているので、その先輩もこの本を読んでいたのかもしれないし、あるいは企画者の常道なのかもしれない。

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2015/08/17

2013年6月発行。 4に近い3かな。B&Bを内沼さんと共同経営されている嶋さんの本です。 読みやすいので、すいすいページが進みます。本屋に行ってどうアイディアがわくとか、新刊書店はなんで開店しにくいのかとか、B&Bをどうして始めたのかとか、面白い書店の紹介もあり...

2013年6月発行。 4に近い3かな。B&Bを内沼さんと共同経営されている嶋さんの本です。 読みやすいので、すいすいページが進みます。本屋に行ってどうアイディアがわくとか、新刊書店はなんで開店しにくいのかとか、B&Bをどうして始めたのかとか、面白い書店の紹介もあります。 特に最後の面白い書店の紹介は、資料としてとても参考になります。 これを参考に書店巡りをしたくなります。

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2015/07/19

著者は企画屋さんであり、本屋大賞の立ち上げにも関わった人物。本への愛情を感じる。 一言で言えば、アイディアが欲しければ本屋に行け。といったところだろうか。 ネットにも情報は数多ころがっているけれど、本屋の陳列から感じ取るものも多いはず。ピンポイントの情報ばかり求めていると、木ばか...

著者は企画屋さんであり、本屋大賞の立ち上げにも関わった人物。本への愛情を感じる。 一言で言えば、アイディアが欲しければ本屋に行け。といったところだろうか。 ネットにも情報は数多ころがっているけれど、本屋の陳列から感じ取るものも多いはず。ピンポイントの情報ばかり求めていると、木ばかり見て、森が見えなくなるものかなと思う。

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2015/07/14

本屋により並べ方が違う 棚は文脈がある 本は最後まで読めなくてもいい何冊かを併読すると良いようだ 読書することで偶然の出会いがある 目次には魅力的 な言葉が並んでいるが内容はスカである 巻末ノ書店リストの本屋に行ってみたい

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