1,800円以上の注文で送料無料

聖なる怠け者の冒険 の商品レビュー

3.6

385件のお客様レビュー

  1. 5つ

    59

  2. 4つ

    129

  3. 3つ

    124

  4. 2つ

    33

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2017/02/14

怠け者の冒険。怠け者が走り出し、怠け者が誰かを助ける。正直読み終わってからも、「一体なんだったんだこの話は」と微妙に釈然としなかった。うーん、この本の考察するのも面倒だな…。どうやら私にも怠け者が伝染ったようだ…,

Posted byブクログ

2017/01/25

出だし中盤まではもりみー節全開でちょっとふざけ過ぎか、、、と斜に構える感じで読んでいましたが、怪人が誰かというのが明かされ(明かされるだいぶ前にだいたいわかるのだけれど)主人公が相手方の懐に入っていく辺りから俄然面白くなり、終わりまで減速せず面白楽しく読了。『夜は短し歩けよ乙女』...

出だし中盤まではもりみー節全開でちょっとふざけ過ぎか、、、と斜に構える感じで読んでいましたが、怪人が誰かというのが明かされ(明かされるだいぶ前にだいたいわかるのだけれど)主人公が相手方の懐に入っていく辺りから俄然面白くなり、終わりまで減速せず面白楽しく読了。『夜は短し歩けよ乙女』が好きでも、『美女と竹林』は読みにくかった~という真っ当な読者には向かない作品かもしれません。大好きな『有頂天家族』を再読したくなりました。

Posted byブクログ

2017/01/18

怠けこそ人生の醍醐味!誰の心にも住む怠け心を、隠しもせず恥とも思わず、むしろ気持ち良いぐらいに開きなおり自らを怠け者だと公言する男。そんな主人公の物語が未だかつてあっただろうか。そしてそんな主の物語ではさぞ退屈かと思いきや、自らの怠け心に蓋をして昼夜問わず働き続けるぽんぽこ仮面の...

怠けこそ人生の醍醐味!誰の心にも住む怠け心を、隠しもせず恥とも思わず、むしろ気持ち良いぐらいに開きなおり自らを怠け者だと公言する男。そんな主人公の物語が未だかつてあっただろうか。そしてそんな主の物語ではさぞ退屈かと思いきや、自らの怠け心に蓋をして昼夜問わず働き続けるぽんぽこ仮面のおかげで何とも愉快な物語の成立である。天晴れ。他にも怠け者を取り巻く不可思議な人たちが続々出てくるおかげでこちらは退屈知らずな時間を過ごせる。ぜひそんな森見ワールドに冒険に出かけて欲しい。

Posted byブクログ

2016/11/25

カオスな感じでよかった 怠け者が活躍(?)する話はもっと増えてほしい 小和田君はよいキャラクターだった もっと怠けるべき

Posted byブクログ

2016/11/03

森見登美彦といえば京都。その期待を裏切らず、京都を舞台に個性あふれる登場人物たちが多少のSF的ニュアンスを漂わせながら大冒険する話。ヒロインあり、変わった先輩あり、人間じゃない人もおり、森見登美彦のフルコース京狸添え。 個人的に人生3冊目の森見登美彦。四畳半は留学中にハマりアニ...

森見登美彦といえば京都。その期待を裏切らず、京都を舞台に個性あふれる登場人物たちが多少のSF的ニュアンスを漂わせながら大冒険する話。ヒロインあり、変わった先輩あり、人間じゃない人もおり、森見登美彦のフルコース京狸添え。 個人的に人生3冊目の森見登美彦。四畳半は留学中にハマりアニメまで見る始末。逆に夜に恋せよ歩けよ乙女(?)は数ページであわやこれ以上進むと魔境から出てこれなくなりそうな恐怖感からリタイア。 それからというものファンタジー要素に恐れを抱き、避け続けてきた森見登美彦だったが友人のオススメで森見押されてしまい、オススメ教えてく れといった手前断れず、泣く泣く読むことに。 電子書籍で購入。香川出張のお供にしましたが、焦らず急がずマイペースな文体が心地よく、また最終的にどんでん返しもないとわかっているため安心して歩を進められる感覚。 ポカポカした天気の日に何も考えずに読むに最適。得るものはないかもしれない、しかし退屈な日々を過ごすのだって大切だろう?退屈な日常がいけないなんて誰が決めた?

Posted byブクログ

2016/12/02

スラスラッと読めて最高でした。 やっぱり森見ワールドに一度ハマりこんでしまうと、ドンドン読んじゃいますね。ページ捲る回数が増えていきますね。 愛すべき怠け者精神、いいねえ。

Posted byブクログ

2016/10/31

小和田君のおかげで?読んでいる途中何度も私の内なる怠け者に誘われるようにたくさんお昼寝いたしました。

Posted byブクログ

2016/10/30

所々で登場人物がはっとさせられるような素敵なセリフを言ってくれて、作者の森見さんも素敵な思考を持った人なんだろうと思った。

Posted byブクログ

2016/09/19

小和田くんのようにぐうたらしているだけで大冒険の片棒を担いでみたい。 恩田先輩と桃木さんのような、休日を一片も無駄にしないという姿勢は素晴らしいと思うが、自分にはそれを継続させるエネルギーはない。 自分が小和田くんの立場なら高揚してしまうと思われる場面であっても、小和田くんは一貫...

小和田くんのようにぐうたらしているだけで大冒険の片棒を担いでみたい。 恩田先輩と桃木さんのような、休日を一片も無駄にしないという姿勢は素晴らしいと思うが、自分にはそれを継続させるエネルギーはない。 自分が小和田くんの立場なら高揚してしまうと思われる場面であっても、小和田くんは一貫して迷惑そうにしている。 高揚してしまうと多少なりとも能動的に動いてしまうわけなので、自分は小和田くんにはなれない。 森見登美彦作品ってもてない屈折したあほ学生たちがああだこうだ言いながらどたばたしているイメージが強い。 この作品はそのあほ学生たちが社会に出て、少し分別もついたあほ社会人になっている感じ。 津田さんって過去作で出てたっけ?

Posted byブクログ

2021/02/13

無限蕎麦 南の島 アルパカ ぽんぽこ仮面・・・・・ 意味不明の摩訶不思議。 一生懸命なぽんぽこ仮面ととにかく怠けたい主人公の温度差にほっこり。 森見ワールドに新たなヒーロー誕生です。

Posted byブクログ