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聖なる怠け者の冒険 の商品レビュー

3.6

390件のお客様レビュー

  1. 5つ

    60

  2. 4つ

    132

  3. 3つ

    125

  4. 2つ

    33

  5. 1つ

    2

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2024/10/10

登場人物達も物語もとてもふわふわしているのに後半凄い勢いでその世界に引きずり込まれる感じはさすがでした。「僕は人間である前に怠け者です」そんな台詞を堂々と吐く主人公。「役に立とうなんて思い上がりさ」と言う怠け者探偵。なんだか名言に聞こえてしまう!森見先生は聖地巡礼の仕掛け人のよう...

登場人物達も物語もとてもふわふわしているのに後半凄い勢いでその世界に引きずり込まれる感じはさすがでした。「僕は人間である前に怠け者です」そんな台詞を堂々と吐く主人公。「役に立とうなんて思い上がりさ」と言う怠け者探偵。なんだか名言に聞こえてしまう!森見先生は聖地巡礼の仕掛け人のような方だな。

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2024/09/22

森見登美彦ワールド炸裂! 読後絶対京都行きたくなるし、京都の地理を知りながら読むともっと面白いんだろうなって思うよ。 前半の主人公の怠け者っぷりと 後半のドタバタ事態が広がりまくって混沌としていき収束していくあたり、夜は短し歩けよ乙女の映画の作画で見たくなったな〜!

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2024/09/21

相変わらず、こちらの想像力を試される描写。夏が来ると森見登美彦が読みたくなるし、森見登美彦を読むと京都に行きたくなる。そんな仕組み

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2024/09/21

相変わらずの森見登美彦ワールドを堪能できる一冊だった。京都の地名を聞くだけで誇大なイメージを抱くようになったのは他ならぬ森見登美彦作品の影響だと思う。森見登美彦の文章って素人が下手に真似してみようと思っても空滑りするだろうなと。こんなにユーモアたっぷりで、でも下品さを全く感じない...

相変わらずの森見登美彦ワールドを堪能できる一冊だった。京都の地名を聞くだけで誇大なイメージを抱くようになったのは他ならぬ森見登美彦作品の影響だと思う。森見登美彦の文章って素人が下手に真似してみようと思っても空滑りするだろうなと。こんなにユーモアたっぷりで、でも下品さを全く感じないのはさすがだなと思わせられる。 この作品を読んでいて、他の作家でもそうだけど、私は日常のなんてことない描写を面白おかしく表現できる人が好きなんだとふと気づいた。 以下、文中で思わずクスリとした表現を引用。 「小和田君は某化学工業企業の研究員である。大学院を卒業して勤めだしてから、まだ二年目である。彼が働いている新素材研究所は、近鉄京都線の向島駅から西に広がる田園地帯にある。研究所の器から外を見ると、世界はあたかも田んぼと工場と京滋バイパスだけでできているように見えだ。遠くにはAEONが見えたが、まるで魔術師の住塔のように霞んでおり、はたしてその地には本当にAEONがあるのか、誰にも確信が持てなかった。研究員たちの間では、まだ実験的に裏付けが取れていない希望的観測のことを指して「まるでAEONのような」という表現が使われていたほどである。」 ただ遠くにイオンが見える、という表現なのにクスッと笑えてしまう。こういう表現のユーモアが私は好きなんだな、と思い知らされた。

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2024/07/12

生粋の怠け者達の話である。 宵山という祭りにて起こる騒動に巻き込まれる。ぽんぽこ仮面の奮闘ぶりが愛らしくもありました。 土曜日メインで語られていて、いかにも怠け者だなと感じました。

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2024/04/13

土曜日を全力で楽しみ尽くす社会人と全力で怠けたい社会人のドタバタ話。神様も出てきてはちゃめちゃで面白かったです。映像化したら良さそうだけど、内容が濃すぎるので連ドラ出ないと収まらなそうですね。

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2024/03/02

大分前に読んだものを再読。 以前読んだ時はワクワクしながら読んだ記憶があるのに、今回そうでもなかったな…。 京都の地理知ってたらもっと楽しく読めたと思う翻って言えば地名の羅列が多くて冗長な感じ。

Posted byブクログ

2024/02/11

ふと、森見登美彦氏の本が読みたくなって、装画が良くて手にしてみた。 最高な、怪人だった! まさに、森見登美彦ワールド!最初は、戦隊物かと思いながら、ファンタジーに触れて、もう良い、GOODとしか言えなかった! フジモトマサル氏の絵も最高だ! ありがとう、ぽんぽこ仮面!

Posted byブクログ

2024/01/05

「聖なる怠け者の冒険」(森見登美彦)を読んだ。
森見登美彦作品読むのはまだ三冊目だね。 
読んでいて楽しいのって大切なことだよ。 
これを読むと京都に住んでみたくなる。
(今は帰省中だが)大学生の息子は京都で一人暮らしをしているわけで、なんか羨ましいぞ。 
(聖ならぬ)怠け者の私...

「聖なる怠け者の冒険」(森見登美彦)を読んだ。
森見登美彦作品読むのはまだ三冊目だね。 
読んでいて楽しいのって大切なことだよ。 
これを読むと京都に住んでみたくなる。
(今は帰省中だが)大学生の息子は京都で一人暮らしをしているわけで、なんか羨ましいぞ。 
(聖ならぬ)怠け者の私としては登場人物全てに賛辞を捧げたい。

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2023/09/16

新聞連載したのをまとめ直したらしいけど、これよりも破茶滅茶ってどれだけヘンテコな連載だったのかと思ってしまった。有頂天家族との繋がりもあるらしいから、読まねば。

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