さよならソルシエ(1) の商品レビュー
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穂積コミック2作目。 画家になりたくてなれなかった、でも画商としての才能にあふれ、画壇に新風を起こした弟テオと、その兄で天才画家ゴッホの物語。 テオの気持ちが切ない。 他の才能がなくってもいいからその才能がほしいと切実に願う、その才能だけがない。そして身近に天才レベルでその才能がある人がいる、というのは辛くて、幸せなことなのだろう。逃げたくても逃げ出せない。絵も上手だし、その絵があるから、こういうの書かせると上手だなーと思う作家さん。表情とか。
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主人公がだいぶ黒くて熱い人で「様」付けで呼びたくなる!!絵画のこともゴッホのこともよくわからないけど、おもしろい!!次巻が楽しみ♡
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―あんたと一緒にいたことは 俺の人生で 一番の幸福で 一番の不幸だったと思う―― 凄腕の美術商だったというゴッホの弟テオ。 兄フィンセントの終生の支援者として知られます。 ゴッホ終焉の町で隣同士で眠る兄弟の墓地を見て (テオは兄の死から半年後に亡くなっています。享年34…...
―あんたと一緒にいたことは 俺の人生で 一番の幸福で 一番の不幸だったと思う―― 凄腕の美術商だったというゴッホの弟テオ。 兄フィンセントの終生の支援者として知られます。 ゴッホ終焉の町で隣同士で眠る兄弟の墓地を見て (テオは兄の死から半年後に亡くなっています。享年34…。) その結びつきの強さに胸を衝かれる思いにもなりましたが ほんとうはどんな人だったのだろう・・・ わからないことも多く、まだまだいろんな物語が眠っていそうですよね。 とても興味をひかれる連載です。 権威主義の根強い画壇世界で、 「体制は内側から壊すほうが面白いだろう?」 と、かなり黒々とピカレスクな魅力を持つ男前なテオが新鮮。 ひたすらいい人っぽい?イメージが変わりそうですよ~♪
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さよならソルシエ 1巻:穂積新作はゴッホ兄弟の伝記ロマン http://orecen.com/manga/bon-au-revoir-sorcier01/
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