魔女の宅急便 の商品レビュー

角野栄子【著】

2014/09/03

今更ながら読んでみたら、大好きなタイプのお話でした。
こういう魔女なら、町に一人いて欲しいなあ。
猫好きとしては、ジジの性格にも惹かれました。

2014/07/18

ジブリの魔女の宅急便の原作。

アニメとはまた違う雰囲気でした。生まれ育った町と自分が選んだ街との違い、戸惑い、そして、徐々に街の人たちから必要とされ、成長していく姿。アニメではないゆっくりさがよかった。

2014/07/05

全てジブリの登場人物で表象される。映画ほどストーリーに起伏はないが、平易な文章で女の子の成長を短いエピソードで紡いでいく。最近、完結したらしく、このあとの展開がどうなるのかたのしみ。

2014/06/26

３０歳になった今でも、小学生当時に読んで感動したことを覚えている。当然にまだまだ親の庇護下にある自分に対比して、キキの颯爽たる独り立ちに感動していた。その独り立ちをする世界は少なくとも当時の自分には実社会のように見えたし、その未知なる波乱の中でキキが知恵と勇気と魔女の力で生きていく様にあこがれを抱いた。
単行本のキキもこの文庫本のキキと同じく長い黒髪に黒く地味な服を着ている。そんなストーリー上制約のある容姿にキキは年相応に葛藤する。しかし魔女として自分に誇りを持ち芯の通った生き方を貫く姿は、とても美しいと思った。
当時はその魅力を言葉にできずただ夢中になって読んだ。タイトルを聞くだけで心が小学生の自分に舞い戻る、そんないつまでも魅力の褪せない児童書があることをうれしく思う。

2014/05/20

ジブリの中で一番好きな物語だったので、原作を読んでみました。
映画とは違った内容もあり、新たな発見というか、新鮮な感じで読むことができた。

2014/04/13

これまで何度見たことか覚えていない、あのジブリの名作アニメ映画の原作。やはり登場人物や設定が頭に染み込んでいるせいかすんなりと世界観が入ってきて、サラッと読むことができます。キキとジジの旅立ちからコリコの町での生活を経て一年後に母コキリさんと父オキノさんの元へ里帰りするまでを描きます。映画と違って、力が弱くなったり大事件が発生したりとかではなく、割と淡々と各エピソードが進んでいく感じですが、落ち込んだり励まされたりしながら、トンボやミミと仲良くなったり、成長していく姿が微笑ましい。文庫の表紙絵も素敵です。

2014/04/04

あのスタジオの原作を初めて読んだ。なんか、うん。これまだ出てるんですよね？ホントになんか、うん、あれ。

2014/04/02

凄く大好きです！

私はアメリカのロサンゼルスに留学していたことがありました。
家族も友人も居ない、右も左もわからない場所で、ホームステイから始まりました。
拙い英語を使って学校に通い、スーパーで買い物して、友達も出来なくて半年間はほんとうに日本に帰りたかった。

だけどそれから3年経って、そこが私の帰るべき場所になりました。
会いたい人が居て、お気に入りのレストランが出来て、近所の人やスーパーの店員さんと顔見知りになりました。
日本に帰って来たくないくらい、大好きになりました。

だからこの一巻の最後を読むと、いつもその気持ちを思い出して、涙で読めなくなってしまいます。
本当に素敵な本。

2014/04/21

新しい生活はいいことばかりじゃないけど、悪いことばかりでもない。とにかく一歩踏み出してみよう、そう語りかけてくるような本です。キキは魔女ですがたくさんのことができるわけではありません。そこが読者には身近に感じられると思います。

2014/03/19

元は児童書だっただけに文章は分かりやすく擬音や言い回しも可愛い感じ。

キキのイメージが映画と実写とこの本の表紙といろいろあって難しい。とんぼは映画のイメージなので恋愛の方にはあまり面白さが見出せないかも。

この後の展開は映画にはなかった所なので楽しみ。

挿絵のジジが凄く可愛い。