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ごはんぐるり の商品レビュー

3.9

102件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/07/28

最近仕事で疲れているからだろうか、ごはん系でさらっと読める本を手に取りがち。西さんの語り口調は優しくコミカルですっと入ってくる。「活字のごはん」が好き。本の中に出てくる知らない食べ物に惹かれるという。私も同じ!特に外国の小説の中のカタカナの料理,想像でしかないけどおいしそうだと思...

最近仕事で疲れているからだろうか、ごはん系でさらっと読める本を手に取りがち。西さんの語り口調は優しくコミカルですっと入ってくる。「活字のごはん」が好き。本の中に出てくる知らない食べ物に惹かれるという。私も同じ!特に外国の小説の中のカタカナの料理,想像でしかないけどおいしそうだと思ってた。おはしの持ち方が悪いことや,大阪の粉物について、ざっくばらんに語ってくれる。特別なものでなくてもいいから、いろいろ食べたいなと思わせる本だ。

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2024/05/03

西さんのエッセイの率直な表現、大阪の人が話しているそのままのような書き口が読みやすい。 食べるのが好きなんだなあ、と伝わってくる。 食べ物の話に終始する章もあれば、食べ物きっかけであれこれ考えたことを綴る章もある。

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2024/04/29

図書館で借りて。エジプト時代のエピソードがいくつか書かれていたのを興味深く読んだ。装丁が西さんご本人によるもの。

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2024/04/08

ごはんの想い出どれも美味しそうでした。また、飾らない言葉が素敵でした。 特に心に残ったお話は、「ゼイナブの紅茶」。 西加奈子さんのサラバの物語が繋がりました。

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2024/02/04

愛おしい ってな事で、西加奈子の『ごはんぐるり』 西加奈子さんの愛おしい人柄が溢れ出しとる、ごはんに纏わる短編集 いや~、これ読んだら西さんのおっさんらしさ、ガサツさ、拗れ具合、おっさんながら乙女もチラホラ覗いていて、わしのタイプで惚れ直した もう、キュート❤ 食に関し...

愛おしい ってな事で、西加奈子の『ごはんぐるり』 西加奈子さんの愛おしい人柄が溢れ出しとる、ごはんに纏わる短編集 いや~、これ読んだら西さんのおっさんらしさ、ガサツさ、拗れ具合、おっさんながら乙女もチラホラ覗いていて、わしのタイプで惚れ直した もう、キュート❤ 食に関してこだわりもあったり無かったり(笑) 美味しい食事は美味しい物を食べる事じゃなくて、一緒に楽しく食べる人が居ること、己の信念を貫き通して食べる事 一編一編が楽し過ぎる 本好きで酒呑みなおっさん女子達に読んで貰いたいかな 西さんと拗らせながら一緒に呑んでみたいなぁ 2021年52冊目

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2024/01/26

西さんのエッセイ初めて読んだ。面白い。カイロ生まれエジプト育ちで大阪人。エジプトのエピソードや、活字のご飯の話なんかがすごく良かった。確かに活字のご飯はそそられる。

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2023/08/06

西さんの筆致に、多少の若さを感じる。今ある西さん節は、少しずつ醸成されて完成されたものなのだな、と思わずにはいられなかった。

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2023/02/26

本を寝る前に読むのがいいなと思えた本格 淡々と進むし、文字だけでこんなにも料理を美味しそうに表現できることに感動した。話も短くすごく読みやすかったし、読んでて楽しかったです。

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2023/02/05

西加奈子大先生〜!!となってしまうエッセイです。ご飯ものエッセイが好きで、西加奈子ファンの私にとって至福の一冊。コーヒーを淹れる儀式のこととか、初デートの正解のこととか読んでて共感の嵐。 好きなエピソード “料理が好きだ。のっけから、こう堂々と宣言してしまうと、さぞかし料理上手...

西加奈子大先生〜!!となってしまうエッセイです。ご飯ものエッセイが好きで、西加奈子ファンの私にとって至福の一冊。コーヒーを淹れる儀式のこととか、初デートの正解のこととか読んでて共感の嵐。 好きなエピソード “料理が好きだ。のっけから、こう堂々と宣言してしまうと、さぞかし料理上手なのだろう…そう思われるかもしれないが、そんなことはない。謙遜でも、なんでもなく、私が作る料理というのは、とても「普通」…お洒落さとは、程遠いのだ。ただ、包丁を入れたときの大根のみずみずしい骨のような白さ、火を入れたときのガスコンロのポッという可愛らしい音、鍋を振るとき腕にずしりとくる頼もしい重み、などが好き、つまり料理を作っている、その行為、そしてそんな自分が好きなのだ。”(pp.7-8) “食生活において、ひいては恋愛や、仕事においても少しばかりの「不自由さ」というのが思いがけない幸せをもたらしてくれるものである。でもそれを忘れ、私は今日も、たくさんの食べ物の中から、自分の食べたいものを選び、悠々と食べている。”(p.15) “比較的「無駄」の部類に入る台所用品を買うと、とんでもなく贅沢をしている気になる、大人になったなーと感慨深く、それがなんとも景気のいい、それこそスタートにふさわしいような気持ちになる”(p.40) “食後にセルダルさんが淹れてくれたトルコのお茶も、そうだった。お湯が沸騰しかかったところで火を止めるので、どうしてかと聞くと、「あまり熱いと茶葉が火傷してしまうから」とおっしゃった。お茶を美味しく飲みたい、とてもシンプル、だけど、そのためにずっとやかんを見守ることを、私はしない。ボコボコボコという、怒ったような沸騰音を聞くまで他のことをしている。そしてチンチンに沸騰したそれを、じゃばーっと茶葉にかけ、火傷させ、結局「そこそこ」を飲むことになる。料理は愛情、とはあまりにも知られた言葉だけど、こうやって目の当たりにすると、「愛情」のパワーたるや、と思う。”(p.101) 書いてて夜中なのにお腹空いてきたわ!この本は図書館で借りたけど、買おうか悩み中。

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2022/02/05

エッセイって小説よりも作者の人間性が分かりやすく出るような気がして、肌に合う合わないが激しくある(持論) 西さんのエッセイ初めて読んだけど共感の嵐すぎて、これわたしのことかな?ってなるし普通に面白すぎて他のエッセイも読みたくなった!ビール飲みたくなるし居酒屋行きたくなる、おいしい...

エッセイって小説よりも作者の人間性が分かりやすく出るような気がして、肌に合う合わないが激しくある(持論) 西さんのエッセイ初めて読んだけど共感の嵐すぎて、これわたしのことかな?ってなるし普通に面白すぎて他のエッセイも読みたくなった!ビール飲みたくなるし居酒屋行きたくなる、おいしいごはんの周りの本。ちょうどいいお店選びとかちょうどいい答えをする人勿論好きなんだけど、「正解すぎる」と何故か信用ならないの分かる〜〜〜〜変態性を見たいという表現には爆笑したが、ちょっとの失敗やいびつさを人間らしく思うしキュートさを感じるの分かる〜〜〜〜

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