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ごはんぐるり の商品レビュー

3.9

102件のお客様レビュー

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2015/07/22

食べることがホンマ好きやねんやなぁ、ということが行間からひしひしと伝わってくる。 食べ物に対するこの、前のめりな感じ、とても好きです。大阪弁がまた、いいんだよね。 巻末には短編まで収録されています。それを読んで気づいたこと。 西加奈子さんは「さくら」しか読んでいません。 という...

食べることがホンマ好きやねんやなぁ、ということが行間からひしひしと伝わってくる。 食べ物に対するこの、前のめりな感じ、とても好きです。大阪弁がまた、いいんだよね。 巻末には短編まで収録されています。それを読んで気づいたこと。 西加奈子さんは「さくら」しか読んでいません。 というのも、ずいぶんと心を抉ってくる彼女の作品は心が丈夫なときでないと向き合えないと感じたからです。 「きいろいゾウ」も「サラバ!」も読みたいのだけれど……そのうち、ね。 今回は、思いがけない邂逅にひやりとしましたが、きっと前半のエッセイでお腹いっぱいの滋養を与えられていた模様。 最後まで、おもしろおかしく、美味しく楽しませていただきました。

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2015/07/15

も ち 「文章を書くことが仕事の方」が書いた「たべもの」の本が好きです。理由は簡単「たべものの描写がうまくて、おいしそうに思えて楽しいから」。これは西加奈子さんの「たべもの」にまつわるエピソードの数々。西さんのテンションが「ただのテンションの高い大阪のお姉ちゃん」にしか思えな...

も ち 「文章を書くことが仕事の方」が書いた「たべもの」の本が好きです。理由は簡単「たべものの描写がうまくて、おいしそうに思えて楽しいから」。これは西加奈子さんの「たべもの」にまつわるエピソードの数々。西さんのテンションが「ただのテンションの高い大阪のお姉ちゃん」にしか思えない文章。西さんって、こんなにユニークなキャラの方だったんですね。「トルコアイスは伸びない」新事実発見です。

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2015/06/24

ごはんのエッセイ。 文字でその料理の美味しさを楽しむという西さんらしいコメントもあり面白かった。 料理本じっくり読んでみよう。 ボーイフレンドに最初に作る料理の「正解」は春巻きだそうな。 他にも海外の珍しい料理の話しとかも楽しませてくれた。 短編「奴」も良かった。

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2015/04/30

西さんのエッセイ。短編小説「奴」も読めて満腹・満腹♪ 西さんの人柄があったかくにじみ出ていて! 食 にまつわる表記のある本に対する西さんの感想が自分が感じていたことと似ていてちょっとうれしくなった♪

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2015/04/19

2015.4.19読了。エッセイも楽しく読めました。私も大阪人なので、共感できることもチラホラ。いちばん面白かったのは、ラストの短編小説かな。西加奈子ワールドでした。

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2015/03/31

はじめての西さんの本。 私もごはんが好きだから、西さんには興味があったし読んでみた。 エッセイってその人の感じ方とか考え方が出るから面白い。 そんな考え方があるんだ〜と楽しく読むことが出来た。 また読みたい!

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2015/03/03

ビールが好きでこったもんじゃなくて普通の味が好きでインスタントやジャンクも好きなおしゃれ味覚じゃない《褒めてます!》西さんの書くゆるーい感じが共感出来て良かった! 私も男の人は吉野家が好きで家の近所のラーメン屋が好きで少食じゃなくて箸の持ち方もちょっとおかしくて雑な人が好きですハ...

ビールが好きでこったもんじゃなくて普通の味が好きでインスタントやジャンクも好きなおしゃれ味覚じゃない《褒めてます!》西さんの書くゆるーい感じが共感出来て良かった! 私も男の人は吉野家が好きで家の近所のラーメン屋が好きで少食じゃなくて箸の持ち方もちょっとおかしくて雑な人が好きですハイ。 肉じゃがにバターに生唾飲みながら読みました。 写真があるより活字だけのレシピを読む方が私も好きで写真あると完成品があるからかもう作って食べた気になる気がする。 旅先の道中で余計なものむしゃむしゃ食べて旅館の飯残すとかは私はダメです! 途中、夫と出てきてナヌー!!っとなりググりました。いつのまにか、ご結婚されたのですね! 2015/02/28読了

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2015/02/23

西さんのエッセイ初読みです。ご飯を美味しく普通に選んで食べられているって本当に有り難いんだ、と実感できました。もちろん西さんの目線はとても面白くて笑ってしまいます。私なら初デートでどんなお店に行くかなー、なんて想像したり、分かる!と爆笑したり。檀さんのお料理好きは阿川さんのエッセ...

西さんのエッセイ初読みです。ご飯を美味しく普通に選んで食べられているって本当に有り難いんだ、と実感できました。もちろん西さんの目線はとても面白くて笑ってしまいます。私なら初デートでどんなお店に行くかなー、なんて想像したり、分かる!と爆笑したり。檀さんのお料理好きは阿川さんのエッセイで知っていたつもりですが、そんなオトコマエなレシピ本を出されているとは・・・。ぜひ読んでみたいです♪フィンランドはお洒落だと思います!!そんな概念がない国というのがまたお洒落だと思います(*´∀`*)

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2015/02/05

西さんの素がたくさんつまった食にまつわるエッセイと短編1話。西さんの素のかわいらしさや考え方が、西さんの作品に共通するのではないかなと思った。旦那さんの前で、大好きな汁を吸いきった麺が食べるのが恥ずかしいというエピソードがかわいかった。

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2015/02/03

―――もっと言うて、なるべく私がおらんところで。――― 西加奈子さんのエッセイをそういえば初めて読んだ。 と、おもう。 裏表紙の文字の勢いが、友だちの書く字のそれに似ていて、決して文字そのものが似てはいないんだけど、わたしはそれがすごく好きで、それだけでこの本を買おうと決めた。...

―――もっと言うて、なるべく私がおらんところで。――― 西加奈子さんのエッセイをそういえば初めて読んだ。 と、おもう。 裏表紙の文字の勢いが、友だちの書く字のそれに似ていて、決して文字そのものが似てはいないんだけど、わたしはそれがすごく好きで、それだけでこの本を買おうと決めた。 そういえば、その子も下の名前が西さんと一緒だ。 余談はさておき、わたしは関西弁のエッセイ、日記がすきだ。ともすれば小説も。でもでもやっぱり生の声、というかんじがして、自分のことを書いているもので関西弁だとそれだけでなんだか上がる。 なんかもう、標準語で「すきー!」というより、めっちゃ好き感が伝わってくる。 なんなんだろう、うらやましいチカラのみなぎりを感じるのだ。 この本も、そんな「めっちゃすっきゃねーん!」(関東人が書くとお怒りを買いそうだけど決して馬鹿にしてません!!)がエピソードのそこかしこにたぎっていて、よかった。 西加奈子といえば、イラン生まれ、エジプト育ちという経歴が人間のおもしろみ形成に一役買っているとおもっていて、カイロの卵かけごはんの章だったり、お手伝いさんゼイナブさんのエピソードだったりがすごくすごく西さんじゃないと書けないものだなあとおもう。 あと、「正解すぎる」特集もこれまた西さんの高揚っぷりが会ったこともないのに眼前に浮かんでくるようで、このひとと友だちだったらさぞかし楽しかろう、と目を細めてしまう始末。 ちなみにわたしが考えた正解すぎる作家は、東野圭吾さんなんですが正解ですかどうですか。 この問い答え自体が正解すぎますか。

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