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ぼくたちの家族 の商品レビュー

3.8

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2013/09/11

映画化決定!って帯に書いてあると、つい読みたくなってしまう・・・。 家族って、なんでも知っているようで、肝心なことは何にも知らない、でも一番知っているとお互いが思っている不思議な関係なんだって、改めて思ったら、ちょっと怖くなった・・・。 物語は、ハッピーエンドで出来すぎ感も多...

映画化決定!って帯に書いてあると、つい読みたくなってしまう・・・。 家族って、なんでも知っているようで、肝心なことは何にも知らない、でも一番知っているとお互いが思っている不思議な関係なんだって、改めて思ったら、ちょっと怖くなった・・・。 物語は、ハッピーエンドで出来すぎ感も多少あるものの、結局そんなに人間成長していないっていう文章が、リアルに感じられて、納得して読み終えた。良かった。

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2013/09/08
  • ネタバレ

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章ごとに家族一人ひとり別々の視点で物語が進んでいく。 ハッピーエンドの物語は好きだけれど、 あまりにも最後が幸せそうで、なんだかやきもちです。

Posted byブクログ

2013/07/03

妻夫木聡&池松壮亮主演、監督石井裕也で映画化ということなので買った。 ラストのハッピーエンドは、いままでの家族の苦労を考えたら妥当かな〜、なんて思いながら読んだ。みんな、やっぱり変わってないし♪笑 それを差し引いても、1〜4章の内容、構成の良さだけで、★8つ分くらいある...

妻夫木聡&池松壮亮主演、監督石井裕也で映画化ということなので買った。 ラストのハッピーエンドは、いままでの家族の苦労を考えたら妥当かな〜、なんて思いながら読んだ。みんな、やっぱり変わってないし♪笑 それを差し引いても、1〜4章の内容、構成の良さだけで、★8つ分くらいある。なにより俊平の思い切りのいい行動力に感心した。 映画も期待!!

Posted byブクログ

2013/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リアルタイムで見ていた桜井翔君の「家族ゲーム」と少しかぶる内容でした。念願のマイホーム。借金。家族がそれぞれバラバラ等など。崩壊しそうな家族、それをどうすればいいのか変わろうとする家族。この本の内容はどの家族にも起こりうること。一見一番役に立ちそうにない俊平くんが一番力を発揮していて彼の性格は良かった!読み終わって気持ちがすっきりした本でした。

Posted byブクログ

2013/06/19

もともと家族の結び付きが弱いある一家において、母玲子が脳腫瘍を患ってしまう。痴呆症状があらわれると同時に余命一週間が宣告され、家族の状況が一変することになる。母玲子を中心に家族の絆が深まり、同時に各々が成長していく心温まる小説であった。四章までは素晴らしい作品だったのだが、最後の...

もともと家族の結び付きが弱いある一家において、母玲子が脳腫瘍を患ってしまう。痴呆症状があらわれると同時に余命一週間が宣告され、家族の状況が一変することになる。母玲子を中心に家族の絆が深まり、同時に各々が成長していく心温まる小説であった。四章までは素晴らしい作品だったのだが、最後の五章は無理やり“復活した素敵な家族”が描かれており、深みのない内容が延々と続き、興ざめしてしまった。四章で終わっていたら★4であったが、シマリのわるさに総合評価は下がってしまった。

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2013/06/06

全然知らない作者の、知らない本だったけど、妻夫木くん主演で石井裕也監督で映画化というコピーに惹かれて読んでみた。 ハッピーエンドはややできすぎているように感じてしまったけれど、登場人物がリアルだったり、お金に関するエピソードがあったりで、なかなか読めた。 これから家族を築いていく...

全然知らない作者の、知らない本だったけど、妻夫木くん主演で石井裕也監督で映画化というコピーに惹かれて読んでみた。 ハッピーエンドはややできすぎているように感じてしまったけれど、登場人物がリアルだったり、お金に関するエピソードがあったりで、なかなか読めた。 これから家族を築いていく自分にとっては、家族について、幸せについて、少しだけなにかを教えてもらえた気がした。

Posted byブクログ

2013/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

石井裕也監督、妻夫木聡主演で映画化決定!の帯に惹かれて、つい手に取りました。しかも、筆者は「ひゃくはち」の早見さん。 僕は俳優・妻夫木聡が大好きなんです。数少ないキャストで映画館へ観に行こうとなる俳優さん。確かに原作となるこの作品も妻夫木聡で映画化したら面白いだろうなと思います。 筆者の早見さんは実際に母親が余命宣告を受け、その体験を基にしてこの作品を書いたとの事。一人っ子の早見さんはその時の揺れ動く感情を二人の兄弟に反映させているらしいです。 確かに特に冠婚葬祭時に家族・親族が一悶着起こして、それをきっかけに一致団結する、というのは自分の経験上からもある話かなと。だから、この作品を読んでいても、その記憶が蘇ってくるようで、自分のことのように感じました。だったら、そんな事態になる前に関係回復しておけばいいのに、とか思ったりして。でも、それが意外とできない。それぞれに事情を抱え、一旦離れてしまうと中々心を通わせることができない。それが家族だったりします。 早見さんの語り口は非常に温かい。家族に対する優しい眼差しは登場人物を通してじわじわと伝わってきます。映像化されてもそれに耐えうるほどに、その情景が浮かんでくるようです。先にも言った通り、石井裕也×妻夫木聡のコンビには期待です。 ただ、一つ苦言を呈しておくと、出てくる人物が少しいい人たち過ぎではないかと。僕の実体験に基づくと、だいたいそういう一大事に置いては、結局仲違いして距離を置かざるを得ない人が出てきてしまうんです。本作では浩介の妻がその役目を負っているようにも感じますが、少し簡単に“良い人”になりすぎな気がします。状況にもよるでしょうが、一人ぐらい仲間はずれがいた方が、“家族とは?”という大テーマをより鮮明に浮かび上がらせることができるのではないでしょうか。

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2013/06/06

人間だよね。 人間だし、汚かったり弱かったり、して当たり前。 浩介がリアルだなって。しっかりしてるようで、家族支えようとしてるようで、いいひとぶってずるい。 俊平がなりふり構わず(というか何も考えず?)行動したから、二人が変わったんだろうね。なんでだろう、浩介が言ってたようにロマ...

人間だよね。 人間だし、汚かったり弱かったり、して当たり前。 浩介がリアルだなって。しっかりしてるようで、家族支えようとしてるようで、いいひとぶってずるい。 俊平がなりふり構わず(というか何も考えず?)行動したから、二人が変わったんだろうね。なんでだろう、浩介が言ってたようにロマンチストだから? いい家族だなー。 あと少し気になったのが、文章の日本語少し変じゃない?個人的に読みにくい箇所が少しあったのだけど、私の国語力ないだけ?

Posted byブクログ