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ぼくたちの家族 幻冬舎文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2013/04/10 |
JAN | 9784344420076 |
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ぼくたちの家族
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商品レビュー
3.8
58件のお客様レビュー
大学で借りた。 一見ありふれた家族だったが、様々な視点から、それぞれが家族に思うことが書かれており、成長していく姿が良かった
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ローン月25万はキツい、年に300万? おそらく金利も高かったんだろうから元本もあまり減ってないとか、嫌すぎる バブル期にローン組んだらそうなってたらしい 一人の視点じゃなくて、家族それぞれの視点が切り替わって進む どう決着つけるかわからなかったけど、最終的に収まるところに収まっ...
ローン月25万はキツい、年に300万? おそらく金利も高かったんだろうから元本もあまり減ってないとか、嫌すぎる バブル期にローン組んだらそうなってたらしい 一人の視点じゃなくて、家族それぞれの視点が切り替わって進む どう決着つけるかわからなかったけど、最終的に収まるところに収まった感じ 安心して読めた
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こんな、ある意味「ベタな話」で泣かされるとは(^ ^; 物忘れが酷くなってきたな...と思ってたら、見る間に言動が怪しくなる母親。医者に行ったら脳に腫瘍が見つかり「あと一週間」などと宣告され... この大事件をきっかけに、バラバラだった家族が協力し合うようになり...と、あらす...
こんな、ある意味「ベタな話」で泣かされるとは(^ ^; 物忘れが酷くなってきたな...と思ってたら、見る間に言動が怪しくなる母親。医者に行ったら脳に腫瘍が見つかり「あと一週間」などと宣告され... この大事件をきっかけに、バラバラだった家族が協力し合うようになり...と、あらすじを書くとホンマにベタやな(^ ^; ドラマや小説などでは、何十年も前から繰り返し取り上げられてきたであろう題材で、敢えてバラしてしまうがハッピーエンドなストーリー展開。だが本書には、そんじょそこらの薄っぺらなドキュメンタリーを凌駕するような、圧倒的なリアリティがある。 誰一人スーパーヒーローは出て来ない。むしろ問題から目を背けてばかりいる、欠点だらけの人間しか出て来ない。家族の中だけではなく、社会的にも「成功者」とはとても言えない面々だし、斜に構えてたり嫌味ったらしかったり、人間的にだって魅力的だとは言いがたい。 それでも、一つの目標に向かってそれぞれがそれぞれの道で、方法で、解決に向けて足掻き始める。ある種「都合のいい」奇跡に助けられたりするも、その「奇跡を運んでくる人々」にもそれぞれの歴史とストーリーがあり... そう、本作は主役の一家「以外の」人々がとても魅力的である。 文庫版巻末の解説が秀逸だが、「昭和的な家族観」などとっくの昔に崩壊している...ということを、若い作者が見せつけてくる一冊。それでも、家族ってのはやはり、良くも悪くも「特別な」存在で。そして決して「安定した」ものではなく、だから今を笑って生きなければ、という力強いメッセージが底に流れている。 病気になった母親の、若い頃の台詞に「幸せかどうかなんて、死ぬ瞬間にならないと分からない」という一節が出てくる。若い女性が口にするには、何か達観したような、らしくない言葉に見える。が、この台詞が、この考え方が、実は後からじわじわと効いてくる。 私自身、身近に「壊れた人」を見たことがあるからか、「他人事」として読むのは難しかった。私自身「最近物忘れが激しい」し(^ ^; 本書は、誤解を恐れずに言えば「ある意味『宗教が与えてくれる救い』を得られる」一冊である。ホントに、人生変わる読者が出て来ても不思議ではない。それだけの「力」がある話である。
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