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ガソリン生活 の商品レビュー

4

511件のお客様レビュー

  1. 5つ

    130

  2. 4つ

    204

  3. 3つ

    113

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2013/03/29

緑のデミオが語り手。車同士の会話も面白く、いつもながらの伊坂さんワールド全開。あの人もちらっと登場。 車を離れると人間の会話がわからないことが難しいだろうと思うのに、全くそんなことを感じさせない、自然さが凄い。読んでいる途中で自分の愛車を洗車したし、買い替えは当分止めておこう・・...

緑のデミオが語り手。車同士の会話も面白く、いつもながらの伊坂さんワールド全開。あの人もちらっと登場。 車を離れると人間の会話がわからないことが難しいだろうと思うのに、全くそんなことを感じさせない、自然さが凄い。読んでいる途中で自分の愛車を洗車したし、買い替えは当分止めておこう・・・なんてやっぱり思った。○○君今日もよろしく!なんてココロの中で言ってしまう。小学生の次男のキャラがとても良い。そんな小学生が本当にいそうな気がする。 ラストの終わり方、私は好きだな!

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2013/03/28

緑デミ、仙台…親近感ありまくりで、手に取った久々の伊坂さん。フランク・ザッパ、「~だって」…こだわりや軽めのせりふの言い回しがいかにもで、変わらない感じ(^^)

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2013/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった。魅力的なプロット、登場人物。 会社の近くで緑のデミオを見かけた時、 『おおーー、緑デミ』と声をかけしまった。 でも、物足りない。 もうこれは好みの話になると思うんだけど、 僕は一直線なふっとい芯がある話が好きだ。 なんかわかんないけど(向かっている方向がある) みたいな。どんどんフォーカスが合っていく感じ。 本作はそれが感じない。 盛り上がるとかそういうことじゃなくって。 だから面白いのに、ページをめくる手が止まらないって ほどじゃない。なんでかなと考える。 きっと全員が(主役感)が薄いからだと思う。 緑デミは、結局語り部だし、望月家のみんなも 緑デミの視点から見ているから、やっぱり読み手と距離がある。 まぁ、楽しめる小説にはなってるし、 何より緑のデミオが欲しくなった。

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2013/03/28

伊坂さんの新刊~!と飛び付いておもしろいの読みやすいのですいすい読了。今回のは最近のに比べて昔の伊坂さんらしく軽快で単純なのにおもしろい言い回しがよかった。 一人称が車で車の目線で語られるっていうのもカーズのようで面白く、人間のことわざや表現を車の部品に置き換えたり、小学四年生な...

伊坂さんの新刊~!と飛び付いておもしろいの読みやすいのですいすい読了。今回のは最近のに比べて昔の伊坂さんらしく軽快で単純なのにおもしろい言い回しがよかった。 一人称が車で車の目線で語られるっていうのもカーズのようで面白く、人間のことわざや表現を車の部品に置き換えたり、小学四年生なのに異常に賢い享や、お母さんなのにお母さんらしくないとこや、長男でおおらかなグッドマン良夫などあいかわらず素晴らしい家族。 伊坂さんに家族のことを書かせると本当に心底羨ましい家族愛に満ちていてとてもほっこりする。 成長しイケメンになった享のこともっ知りたいな~

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2013/03/27

初期、および中期の伊坂作品好きにはたまらないコミカルで軽快な、クルマが語り手の物語!! 以下、多少のネタバレあり 望月家の自家用車・マツダの緑のデミオ目線で進む軽快ミステリー。クルマが語り手の本なんて絵本しかないのでは? とにかくはじめからぐいぐい物語に入り込める、伊坂作品で...

初期、および中期の伊坂作品好きにはたまらないコミカルで軽快な、クルマが語り手の物語!! 以下、多少のネタバレあり 望月家の自家用車・マツダの緑のデミオ目線で進む軽快ミステリー。クルマが語り手の本なんて絵本しかないのでは? とにかくはじめからぐいぐい物語に入り込める、伊坂作品では稀有なもの。テンポがいいので面白い。そしてやはり伏線の張り方が絶妙。くすりと思わず笑ってしまう言葉の言い回し、皮肉。たまらない! 末の子ども亨が生意気で愛くるしい。登場人物みんなが愛くるしい。そしてそして過去の伊坂作品とのリンクがやっぱ伊坂作品をすべて読んでいる読者には嬉しいよね。今回はオー!ファーザーの由紀夫とその父4人が出てきましたね。オー! ファーザー面白かったから嬉しい限り。 そしてエピローグが素敵です。しあわせもののデミオ。そして隣車のザッパ。 大満足な一冊でした。

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2013/03/27

オー!ファーザーや陽気なギャングの登場人物が間接的に登場し、ガンダムの話が伊坂作品一出てくるなど、個人的に伊坂作品の中で上位に入る作品。物語は登場人物達の使う車視点で語られ、一家が巻き込まれる事件や日常を描いていく。展開が読めず、最後はとてもほっこりとする終わり方で今年1番の当た...

オー!ファーザーや陽気なギャングの登場人物が間接的に登場し、ガンダムの話が伊坂作品一出てくるなど、個人的に伊坂作品の中で上位に入る作品。物語は登場人物達の使う車視点で語られ、一家が巻き込まれる事件や日常を描いていく。展開が読めず、最後はとてもほっこりとする終わり方で今年1番の当たり作品。

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2013/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自家用車が語り手のファンタジーミステリー。 伊坂作品の中でも語り手が車(動物はあったが)という異色作ですが、テイストは変わりません。 キャラやフレーズも立ちまくってますし、車ならではの言い回しも笑えて納得しちゃいます。 他作とのリンクもしっかりサービス満点で、エピソードはちょっと泣けてほっこりします。 最近また、クオリティーの高い作品の連投でうれしいです。

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2013/03/25

最近のブームは人ではないものの視点なのでしょうか。 伊坂さん細かい伏線は、本当にふふっと笑ってしまったり驚くことが多い。

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2013/03/24

ひさびさにこここまで心がほんわかする本を読んだ気がする。 ずぼらでがさつなわたし。もう少し車を大事にして運転しなきゃなーとちょっと反省もしました。

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2013/08/05

伊坂氏らしい他の作品とのリンクもあり、久しぶりな感じがした。 最後のエピローグが素敵過ぎると感じた僕は、もはや車の気持ちがわかるかもしれない。 というわけで、このレビューも お、し、ま、い

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