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ガソリン生活 の商品レビュー

4

512件のお客様レビュー

  1. 5つ

    131

  2. 4つ

    204

  3. 3つ

    113

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    1

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2013/04/05

いやいやまずまず面白かった。 主人公は望月家の面々と望月家の愛車、緑のデミオ。 夏目漱石の名著「吾輩は猫である」と同じくデミオに意志があり、デミオ目線で望月家と彼らが巻き込まれる事件を語っていく。 クルマ大好き・伊坂幸太郎大好きな私にはとてもベストマッチ。 途中「クルマが...

いやいやまずまず面白かった。 主人公は望月家の面々と望月家の愛車、緑のデミオ。 夏目漱石の名著「吾輩は猫である」と同じくデミオに意志があり、デミオ目線で望月家と彼らが巻き込まれる事件を語っていく。 クルマ大好き・伊坂幸太郎大好きな私にはとてもベストマッチ。 途中「クルマが何言うか」と笑う場面もあれば、「もしかしたらうちのVWゴルフも同じように考えてるのでは」と不安になったり、妙に感情移入してしまうのが我がことながらおかしかった。 以前の作品も途中登場したりと伊坂ファンには楽しい場面もあり。 やっぱりクルマもペットと同じく家族の一員だな、とクルマ好きの私は思った次第でした。 伊坂節健在で、飄々とした描写の中に何故か吸い込まれてしまう。 やっぱり好きだな、伊坂幸太郎。

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2013/04/05

読んでるときににやにやしちゃいました!! もー緑デミオもザッパもヴィッツもみんな可愛らしい!! もーどんだけ身内が好きなんだー 健気で可愛すぎます そして毎回のゲスト出演もにやにや こんな感じで車たちが会話してたら本当に楽しそうでいいな(^O^) 伊坂さんらしいユーモアいっぱい...

読んでるときににやにやしちゃいました!! もー緑デミオもザッパもヴィッツもみんな可愛らしい!! もーどんだけ身内が好きなんだー 健気で可愛すぎます そして毎回のゲスト出演もにやにや こんな感じで車たちが会話してたら本当に楽しそうでいいな(^O^) 伊坂さんらしいユーモアいっぱいで幸せになれる話でした またこんな話まってます

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2013/04/03

車が語り手ですごく新鮮で良かったと思います。でも、伊坂さん独特の笑わせるところが私には見つけられなくて、それで5つではないです。読書が久しぶりで、軽く読める本だったので楽しかったです。

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2013/10/03

会話が軽快で、読んでて楽しい気分になってくる。 車目線で物語が進んで行くので、もどかしい部分や、逆にスッキリ行く部分があり、とても新鮮な気持ちで読み進められた。エピローグも素敵。

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2013/04/05

もしも あたしがお金持ちだったら 緑のデミオを衝動買いしてる。 そんな本。 でも 実際にはそんなお金も(免許すらも)ないので せめて会社で 黒い猫ちゃんの送り状を丁寧に書いてしまったり。  ■ ■ ■ ■ ■  しっかし その廃パチンコ店、そろそろどうにかしたが良いよ…。

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2013/04/01

緑デミが可愛くて、車好きな人におすすめしたい。 話がすらすら入ってくるから、読みやすくて3時間かからずに一気に読んでしまった。 今一番おすすめしたい本です(^^)

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2013/03/31

図書館にこの本が入って、始めて借りたのが私らしい。それだけで嬉しい。なんだろうか、この感慨深さ。おかげで延滞してたら、図書館から督促の電話があって駆け足で読まなければならなかったのだが。 車が話を進めていく。やつらは情報通でおしゃべり。ファンタジーでミステリーな仙台の話。ちょろっ...

図書館にこの本が入って、始めて借りたのが私らしい。それだけで嬉しい。なんだろうか、この感慨深さ。おかげで延滞してたら、図書館から督促の電話があって駆け足で読まなければならなかったのだが。 車が話を進めていく。やつらは情報通でおしゃべり。ファンタジーでミステリーな仙台の話。ちょろっと過去の本たちとのリンクあり、ミュージックあり、まさに伊坂。私も車を大事にしなくては。ココアちゃんもとなりのワゴンRと仲良いのかな、とか思ったり。亨のキャラ好きだ。

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2013/03/31

夢中になって引き込まれるような迫力はなかったが、ほんのりほのぼの、心がゆったりするような作品だった。なにしろ緑デミがかわいい。 そして、出色なのはやはり亨だろう。彼の醒めた精神は実に素晴らしい。いじめに対する態度もこんなふうでいられたら、なんとかやり過ごせるんじゃないかと思わせて...

夢中になって引き込まれるような迫力はなかったが、ほんのりほのぼの、心がゆったりするような作品だった。なにしろ緑デミがかわいい。 そして、出色なのはやはり亨だろう。彼の醒めた精神は実に素晴らしい。いじめに対する態度もこんなふうでいられたら、なんとかやり過ごせるんじゃないかと思わせてくれる。作者の伊坂さんもそれを伝えたかったんじゃないかと思ってしまった。 すっとぼけぶりがさらに磨きをかけられていて、文中のあちこちでくすくす笑ってしまう。例によって、本当はけっこう陰惨で無残な出来事なのにうまい具合にベールがかけられていて、生々しさは薄れている。飄々としたやり方で、上手にかわしていこうよ、といわれているような気がする。

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2013/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「世界中のクルマたちが大絶賛!」というPOPが眩しい、伊坂幸太郎の新作 をようやく。何故にクルマからの人気(?)が高いのかと言うと、語り部が クルマであるから。車種はマツダのデミオ。しかも型落ちで更に緑色という、 非常にキュートな設定。 ミステリーの体裁を取りながら、内容は伊坂流の極上ファンタジー。 徹底的に擬人化されたクルマ同士の会話は思わず吹き出してしまうくらい シュールで可愛いし、もちろん人間のキャストたちも相変わらず魅力に溢れ ている。特に、本編の主人公であると言っても過言の無い物知り小学生の亨 は、オトナのこちらが憧れてしまう程のシニカルスターぶりを発揮。全体的 に見ても、笑える・のめり込める・ハラハラ出来ると、三拍子揃った快作で あると断言。 こういう感じは、「オー!ファーザー」以来かなぁ? 伊坂作品、最近はコメディタッチの作品が殆ど無かっただけに、正直コレは かなり嬉しい。 しばらく文中の台詞をパクりまくっちゃうんだろうなぁ、きっと。

Posted byブクログ

2013/03/30

緑デミがかわいい。 持ち主の望月家への愛情がまっすぐで、うちの車もこうだったらなーと考えながらほっこりと読みました。 車が語り手なだけあって、独特の言い回しがおもしろかったけど、ストーリーとしては一気に読ませちゃうような、そんな疾走感にはいまひとつ欠ける気が。

Posted byブクログ