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ガソリン生活 の商品レビュー

4

514件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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  5. 1つ

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2013/07/21

緑色のデミオが主人公で、デミオが見聞きしたことで物語が進展していくという手法は斬新だし面白いと思いましたが、中盤、少し退屈に感じました。 登場する車はどれも性格がかわいくて、車同士のやり取りも楽しかったです。

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2013/04/13

新聞で連載していた時にもぽつぽつと心に残る表現や章があったのですが、あらためて単行本で加筆修正されたものを読むといい作品だったなあと思います。ゴールデンスランバー以降のテーマである『情報は鵜呑みにするな』を表現しています。悪魔を憐れむ歌の歌詞みたいな作品でもあるかなと。ただ、伊坂...

新聞で連載していた時にもぽつぽつと心に残る表現や章があったのですが、あらためて単行本で加筆修正されたものを読むといい作品だったなあと思います。ゴールデンスランバー以降のテーマである『情報は鵜呑みにするな』を表現しています。悪魔を憐れむ歌の歌詞みたいな作品でもあるかなと。ただ、伊坂作品で多く登場するどうしようもなガキどもや若者、DV夫などに正直辟易してしまったところも・・・。

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2013/04/13

読みやすくて一気に読める。話も伏線がたくさんあって後半になる程そういうことかぁ!となる。自分の車やバイクもこの小説に出てくる車のように話をしてるのではと思えてくる。

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2013/04/13

まぁまぁでした。ほのぼの系だけど、残忍な面も残しつつ話は展開していきます。車同士が会話することで解明されることがあっても解決してくれるわけではなく…その辺りが中途半端な感じで。 車が電車に憧れるとか、噂を誇張するとか切り口は変わっていて面白いけど、何となく単調に思えてしまった。

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2013/04/12

新聞連載中も読んでたので8割方読み返し。デミオも亨もかわいいお。 …ウチのパジェロミニがどんなことよその車と話してるのか、と考えると楽しいな…。

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2013/04/11

クルマが主人公の推理小説です。 クルマ目線とクルマが感じるだろう感覚や表現がおもしろかったです。 登場人物の個性も楽しく明るい内容でした

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2013/04/11

吾唯足知。世の理をすべて知ろうなんて烏滸がましく、自分の足で動いて見て、考えたこと、そして出した自分なりの答え、それが自分の人生の精一杯だ。だから車たちは、同じ持ち主でできるだけ走行距離を多く、過ごす時間が多いことを望み、廃車という愛すべき持ち主の決定に自分では抗えない恐怖を持っ...

吾唯足知。世の理をすべて知ろうなんて烏滸がましく、自分の足で動いて見て、考えたこと、そして出した自分なりの答え、それが自分の人生の精一杯だ。だから車たちは、同じ持ち主でできるだけ走行距離を多く、過ごす時間が多いことを望み、廃車という愛すべき持ち主の決定に自分では抗えない恐怖を持って、ただ走ることに喜びを見出す。 子供には子供の、学生には学生の、主婦には主婦の、カメラマンにはカメラマンの、犯罪者には犯罪者の、歯医者には歯医者の、校長先生には校長先生の、ひきこもりにはひきこもりの、芸能人には芸能人の、自動車には自動車の、自転車には自転車の世界があって、それがクロスオーバーした時に、物語が生まれ、動き出す。 異なった価値観が自然と交じる接点。閉じられた移動する小さな空間は、彼らの行き交うリビングルームのようなものなのかもしれない。運命の車輪は世界をまわりまわって再び元の位置に戻る。 こんなに車種が明確に、しかも朝日新聞という媒体で扱った関係者の苦労は容易に想像できるが、最後まで走りきったことに敬意を払う。そして、ガンダムやオーファーザーやスティーブン・キングなどクスリとさせてくれる伊坂先生には改めて賛辞を送りたいと思う。読書につかれた時の一息のドライブによる気分転換。そんな思いをさせてくれました。

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2013/04/10

ミステリーとしてのツボはおさえつつ。 クルマの目線が中心というのも斬新でした。 最後は少し泣けて、温かい気持ちで読み終われます。

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2013/04/09

車が主人公のおはなし。 伊坂幸太郎らしい作品で純粋に面白かった! こういうライトな伊坂作品はひさしぶりだったと思うので、賛否両論はあるのかも? 誰も不幸にならないところがいいなぁと思う。

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2013/04/08

何度も唸らされた作品。 車目線だからこそ語られる世界があり、普段意識していなかった部分にも目を向けさせられて、読んでいてとても楽しかった。 車ならではの慣用句も面白い!

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