ガソリン生活 の商品レビュー

伊坂幸太郎【著】

2013/03/21

望月ファミリーの緑のデミオが本小説の主人公です。
車たち可愛いなぁ。
なんとなくタチコマ君の声で脳内変換されとりました。

「ガラスを割って、怒られたり、小便漏らしてしまったりしたところを。でもさ、そんなの、僕たち自家用車でいえば、マフラーから水が垂れているようなものだし、気にすることはなさそうだけれどね」

「引火するわけでもないしな」「そう」

バトーさんの天然オイル〜！

2013/03/20

あー面白かったー、車って確かに前から見ると顔みたいだしね。脳内で車がおしゃべりしてました。今回のはほのぼのミステリーって感じ、話の流れも分かりやすくて読みやすかったです。緑デミに乗りたくなっちゃいました♪

2013/03/20

とにかく楽しい作品です。
ずっと読んでいたいくらい、望月ファミリーが好きになりました。

母・郁子、長男・良夫、長女・まどか、次男・享（とおる）、父親は早くに亡くなっていますが、ほのぼの仲の良い家族です。
そして、愛車の緑色のデミオ。
今回の語り手は、このデミオです。
車中での会話や車同士での情報交換で話が進んでいきます。

免許取り立ての２０歳の長男・良夫は、その名の通り、グッドマン！でも、ちょっと抜けていて……。
一方、次男の享は、小学生ながら大人顔負けの推理をする賢い子ども。

この二人が、車で出かけた先で元女優を乗せることになります。
そして、話が二転三転……、伊坂ワールドに引きずり込まれます！

伊坂さんファンが、「あっ！」と他作品を思い出すおまけがさらりと入っていて、嬉しくなります。

2013/03/24

2013年3月19日読了。

伊坂さん、やっぱり好き！！

と、叫びたい！！笑

やっぱり登場人物が魅力的！
今回は個性的な車たちが登場！緑デミオかわいい。 ザッパ、憎めないな(^_^;)
そして伊坂さん、嫌な人を描くのがほんと上手い！笑
でも、今までの嫌な人よりはまともかな？笑

至るところにユーモアが溢れていて、何気ない会話が面白い。車視点だとこうなるのね。
お馴染みの、ほかの作品のキャラや設定がこの作品にも登場♪
由紀夫一家と検問。読み直したくなるんだなぁ。あ、策略か！

最後も素敵な終わり方でほのぼのでした♪おかえり。

2013/03/19

今日も緑のデミオが行きます。 良夫と享を乗せて笑 頼りない兄と大人びた弟が事件に巻き込まれる。

様々な伏線があって、これぞ伊坂ワールドって話でした！

安田夫人とカラスの対決にも注目！

2013/03/18

久しぶりに伊坂さん大満足！な作品。
どこか宮部さんの「長い長い殺人」を彷彿させました。
あの作品のあの人たちが出てきたりで、やっぱりそういう演出は嬉しいですね。
あーおもしろかった。

2013/03/17

緑のデミオの目線で望月兄弟に起こるいろんな事件が語られる。車同士の会話とか弟のキャラとかたまらなく可愛らしく…それでいてちゃんとミステリー要素もあり伏線の回収も楽しめ面白い。他の作品とのリンクがさりげなくあるのも嬉しい。ラストもほのぼのするエンタメ作品。

2013/03/17

車達の愛くるしいキャラクターに癒され、小ネタにニヤニヤさせられる。
事件もあって、伏線もしっかりしていて、一つ一つのエピソードがいちいち面白い。
一冊でまるで二、三冊読んだかのような読みごたえに大満足です。

2013/03/16

こういう書き方もあるんだ、と着眼点の凄さに感心した一冊。
現代版「吾輩は猫である」みたいな。
加えて伊坂作品の中期に見られるような筋立てで、ちゃんと話が繋がっていくところも上手かった。
多少贔屓目にみてもいい作品だと思う。

2013/04/24

自分の車のことをちょっと好きになったよね。大事にしようって、思えたよね。すぐ蹴ったけどね。二発、蹴ったけどね。

むっちゃよかった！読みやすいし、あの家族がちょいと出てくるし、おすすめですよ。奥さん。星三つにしようとしてたけど、エピローグで一つプラス。分かりやすくていい！