価格の心理学 の商品レビュー

リーコールドウェル【著】,武田玲子【訳】

2024/05/22

商品の価格を決めたり変更をする上で、顧客の心理を交えてどのように決定していけばよいかを学ぶことができます。

内容はストーリー仕立てになっていて（人によっては読みにくいかも）、各項目が細かく分けられていたためスキマ時間に読むには最適でした。

個人的にはアンカリング効果を利用した価格設定について、普段の営業活動でも用いるが故に活用できそうだなと感じました。

2024/04/24

商品開発における価格戦略について、
｢購買心理学｣と｢行動経済学｣をもとに
そのノウハウが説明されている一冊

架空企業が如何にして
新商品を売り出していくのかの物語と並行して、
その過程で用いられた様々な技法が
解説されているから読みやすい◎

2023/07/24

読みにくい印象でした。
大全的なものなので様々な形態があるということですが噛み砕いて読みきれなかった…。
冒頭のストーリーと交互である分、私には余計に入ってきませんでした。

2023/04/30

比較対象の少ないものの価格を決める参考になった。商品の価格を決めることで、商品そのものの印象が大きく変わるので、価格は慎重に決めるべき。

2022/12/30

内容は相応にリッチで、個人的にニューだと感じた話も数多あったが、全体感が感じられず、要素の羅列にも思えてしまった。もう少し体系だった話を読みたかった印象。

2022/06/08

初めて知った事も多かったが、今の仕事や考えに落とし込む事が難しい。
色々な価格の裏には、それと同様かそれ以上の戦略が隠されている事を理解出来た。

2022/04/11

面白かった。

タイトル通り、価格の設定によって生じる消費者の反応について、心理学的に説明したもの。
架空の会社のマーケティング戦略の意図を紐解きながら消費者心理について学ぶことができるため、想像がしやすい。

ターゲティングやポジショニング、価格管理など様々な視点から自社に最適な価格決定を考えることの重要性を学べた。

付録として書籍内で使用されていたマトリックスが掲載されているため実用的。
自分が就職してビジネスマンになった時に改めて読み直したい。

2022/04/04

価格設定の7原則
1,価格は、企業側の費用ではなく、顧客にとっての価値を基準に設定する
2,価格は、顧客が何に対してどれだけ支払うのか、はっきりわかるようにする
3,価格は、企業が調整できる条件ごとに比較できるようにする
4,価格を変更するときは、商品やサービスの再構築が必要である
5,価格の差別化は、利益を大きく左右する
6,価格から伝わるメッセージによって、顧客の価値認識は変化する
7,利益を拡大するためには、売上の低下も覚悟しなければならない

・値下げ×→低価格帯ブランドとして独立させる
・見せ方を変更する（並べる商品を安いものとの比較ではなく、高いものとの比較に変更する）

2021/12/30

これ、詐欺か何かの商法？と思えてくるくらい、価格の違いやサービス付与によって心理的効果が働き、これなら買っていいだろうと思えてくる。アンカリングやサンクコスト、無料の効用など、他でもよく見る効果なのに使い方でそれを感じさせない方法があるのか。まぁ、わたしもよく了承してきた記憶がある。。
307冊目読了。

2021/12/09

優しそうな雰囲気に対して中身は思っていたより学術的。
以下良かった点2つ
・感覚的にこっちの方がいいよねって部分がテクニカルに解剖できる点。
・網羅的に価格設定の基礎が書かれている点。