価格の心理学 の商品レビュー
自分が価格を決める時のテクニックを知ることによって、自分が購入する時の価格について、冷静に見定めることができそうだ。チョコレートティーポットの題材も身近に感じて、わかりやすい。 分かっていても、カフェで飲むコーヒーは全く高いとは感じないのだから、それでいいと、自分を納得させる。
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価格を決めるための本は、まずこれを読んで、次に「一瞬でキャッシュを生む!価格戦略プロジェクト」を使えば良いと思う。 今回の気付きは、お金を払ってもえらないと思っても、それはお金を払ってもらえないポジショニングを取ってしまっているからということ。 例えば、就職相談。ハローワーク...
価格を決めるための本は、まずこれを読んで、次に「一瞬でキャッシュを生む!価格戦略プロジェクト」を使えば良いと思う。 今回の気付きは、お金を払ってもえらないと思っても、それはお金を払ってもらえないポジショニングを取ってしまっているからということ。 例えば、就職相談。ハローワークと同じポジショニングを取ってしまって、相手にそう見えてしまえば、お金をもらえないのは当然です。 しかし、例えば、コーチングやカウンセリング、セラピーと同じようなポジショニングを取り、そういう見え方ができれば、お金をもらえる可能性が出てきます。 「○○はお金がもらえない」という思い込みを取っ払ってくれたとても良い本でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
価格設定の難しさ、最近痛感していたため購入しました。 色んなアプローチの仕方が、あるんですね~感心しました。コンサルティングの価格設定にも十分役に立ちそうです。
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「購買心理学」と「行動経済学」の観点からアプローチ。お客は売り場で何をどう認識して購買を決定するのか、その決定はいかに「不合理」か。自らの購買行動、意思決定過程を振り返りながら読み進めると共感至極。
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なかなか面白いテーマだし内容なのだけど、今いち読みづらかった。ただ、心理学や行動経済学的知見も踏まえたプライシングというのは、とても重要なテーマ。
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チョコレートティーポットカンパニーという架空の会社を題材に、「価格をいかに決めるべきか?」ということを行動経済学の理論をベースに展開していく。 行動経済学に興味をもつきっかけになった本。 “価格とは消費者に対する企業からのメッセージ” という本書の中にある言葉が印象的だ。 ...
チョコレートティーポットカンパニーという架空の会社を題材に、「価格をいかに決めるべきか?」ということを行動経済学の理論をベースに展開していく。 行動経済学に興味をもつきっかけになった本。 “価格とは消費者に対する企業からのメッセージ” という本書の中にある言葉が印象的だ。 ものの値段は決して「なんとなく」では決められていないし、必ずしも原価に利益を上乗せされて決められているわけでもない。企業側として、「何を、どういう人たちに、どのように買ってほしいか」という消費者に対するメッセージなのだ。 デフレ下の日本は「とにかく安くしないと売れない」という雰囲気に覆われていたように思う。ディスカウントショップがかつてないほどの売上げをたたき出す一方、老舗の百貨店はその雰囲気に飲み込まれて低価格戦略を打ち出し、その半端な価格設定のおかげでどんどん顧客に見放されていってしまった。 なんでも安ければ良い、というものでは決してない。値段にはその背景に理由がある。そして消費者はそれを敏感に感じ取る。必ずしも合理的な判断だけでなく、ときには不合理にみえる選択をする消費者もあらわれる。けれども、その不合理さの背景に「感情」があることを考えれば、その不合理な選択も実は合理的であることが分かる。 経済を動かしているのは人である。 人を知ることが、経済を深く知るための重要な要素になる。
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レビュー引用 ”「顧客は自分の考えをわかっていないし、自分がわかっていることを言わないし、言ったとおりに実行しない。市場調査は、実態とは違う3つの側面を、段階を追って調べる作業である。」 by.広告会社オグルヴィ・アンド・メイザーの創業者 デイヴィッド・オグルヴィ 市場調査です...
レビュー引用 ”「顧客は自分の考えをわかっていないし、自分がわかっていることを言わないし、言ったとおりに実行しない。市場調査は、実態とは違う3つの側面を、段階を追って調べる作業である。」 by.広告会社オグルヴィ・アンド・メイザーの創業者 デイヴィッド・オグルヴィ 市場調査ですべき質問や、その裏にある「購買心理学」に基づいたヒントが、”チョコレートポット”という架空の商品を売るというストーリーの中で、かなり詳しく紹介されています。 「ほとんどの人たちは強いこだわりがあるわけでなく、いつも買っている商品さえ覚えていないものよ。だから質問の仕方や質問場所を変えれば、簡単に答えは変わる。市場調査ではっきりすることのひとつは、質問の答えではなく、意見を変えることの簡単さよ」 たとえば「この商品にいくら払いますか?」という直接的な質問はリスクが高い。 この書籍の中では、「Willingness To Pay (=WTP)」という言葉が登場しているのですが、これももともと経営学で昔から語られてきたエッセンス。分かりやすいストーリーの中で紹介されているので、すんなりと入ってきます。 新たなビジネスを始めようとしている方に!”
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巻末にある「価格設定が理想的かどうかを探る30の質問」が本書のエッセンス。 この世のすべての商品の価格について考えるきっかけになりそうな一冊でした。
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消費者は無意識に商品を選んでいる中に、どのような心理が働いているのか―反対に企業はどのような策略を練って値段設定をしているのか、よく理解できました。 行動経済学と心理学を頭の片隅に置きながら買い物をしてみようと思います(^^ゞ
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