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夜行観覧車 の商品レビュー

3.4

789件のお客様レビュー

  1. 5つ

    63

  2. 4つ

    280

  3. 3つ

    300

  4. 2つ

    70

  5. 1つ

    7

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2013/04/18

今まで読んだ湊かなえの小説で、初めて最後に希望が持てる作品だった。 理想と現実のギャップから起こってしまう事件。そのことを他人のせいにしてしまう心理から生まれるお互いの認識のズレのやるせなさ。 本当に緻密に描かれていて、面白かった。

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2013/04/15

原作より断然ドラマのほうが面白かったです。章大のためだけに原作で予習しましたが予想以上にドラマが面白くてハマりました。

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2013/04/15

ドラマを先に観てから読みました。 だいぶドラマとは人物像が異なりますね。 ドラマの方が綺麗に描かれてて、原作はこうだったのかとちょっとびっくり。 でもドラマより原作の方がリアルな気がします。

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2013/04/15

幸福そうな家庭で殺人が・・・・何があったのか。。。。 ちょっとあっけない感じで、わからなくもないが・・・・ ミステリーとしてというより、いろいろな家族模様が描かれた話としてとらえれば面白い。 今の時代だから 成り立つ話かなとも思う(エバーグリーンな小説ではない)

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2013/04/14

告白は面白かったけど、これはイマイチ。この人の本の中で一番スムーズに読めなかったな。いつもは続きが気になるけどそんなに気にならなかった

Posted byブクログ

2013/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これと同じタイトルのドラマがやっているのは知っていました。 だけどその原作が「湊かなえ」さんだと知って、彼女の本には 2度ほどガッカリさせられている私は、興味がわきませんでした。 でもこの前テレビで、ドラマに出ている彩花役の女の子の演技が すごい、というのがやっていて、ドラマのワンシーンを放送したり していて、「なるほど、こういう話なのか」とちょっと興味を持ち、 文庫が出ているなら…と買ってみました。 湊かなえさんの作品の中では(といってもまだ3作しか読んでませんが) 一番おもしろかったです。 私の住んでいるところは田舎なので、中学受験する、という子も ほとんどいませんが、もうちょっと都会になると、こういう家庭も 多いのかな。 遠藤家の旦那は、最悪。 妻と娘の言い争いを止めることもできず逃げ出すなんて。 結局ラストで真弓は「夫も娘もこれからも変わらないだろう」 って言ってるけど、それでホントにいいのかな? ちょっと出た提案のように、一回離れて暮らしてみた方が…。 私の娘はまだ小5と小1ですが、思春期・反抗期になったときに、 娘から「あんた」と呼ばれないような母親になろう、と思いました。

Posted byブクログ

2013/04/13

読み方が人それぞれ異なると思いました。 それぞれの想いが錯綜していて、ある悲しい事件をきっかけに家族の問題について考えさせられました。 1つは、安心する方法。 視点人物が章によって転換します。しかし、どの人物の視点になっても、人間の心の汚い心理描写しか書かれていません。 そこで...

読み方が人それぞれ異なると思いました。 それぞれの想いが錯綜していて、ある悲しい事件をきっかけに家族の問題について考えさせられました。 1つは、安心する方法。 視点人物が章によって転換します。しかし、どの人物の視点になっても、人間の心の汚い心理描写しか書かれていません。 そこで「怖いけど、自分の家族はそうじゃない。」と思って安心して、ただの怖くて面白い、話題になるお話として読む方法。 2つ目は、警鐘として受け取る方法。 私はどちらかと言うとこちらになります。 確かに登場人物はかなり醜い争いを随時繰り広げています。 でも、「自分は違うから安心だ」と言っている人も皆、誰もがこういう思想に陥っているとも思います。 作中、「殺人をするかどうかには止めてくれる人がいるかどうか」という心理もありましたが、まさにその通りだと感じました。 誰もが怒りや恨みなどでつい周りが見えなくなってしまうことがあると思います。その沸点が低いか高いか、止めてくれるかくれないか。など。 そして真実は何なのかということは結局部外者には分からないこと。 色々言いましたが、コミュニケーションをとるという大切さが一番身にしみました。

Posted byブクログ

2013/04/13

女の嫌な醜い側面を描くのが本当に上手い。 最後まで殺人の瞬間や、当事者側である母と父のことを一切描かないで貫いたのは凄い。 加害者であり被害者でもあるその家族が、世間からは「加害者の立場」として認識されるのはなるほどと唸った。 しかしオチの付けかたが、いかにもな希望の残るあり...

女の嫌な醜い側面を描くのが本当に上手い。 最後まで殺人の瞬間や、当事者側である母と父のことを一切描かないで貫いたのは凄い。 加害者であり被害者でもあるその家族が、世間からは「加害者の立場」として認識されるのはなるほどと唸った。 しかしオチの付けかたが、いかにもな希望の残るありがちな締めで、結局なあなあで終わらせられて少し不満が残った。 湊さんのもっと毒々しさがる結末が良かった。

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2013/04/11

映像化される本は、本を読んでから見るか?見てから読むか?をいつも考えてしまう.....読んでから見ると配役とかちょっと違う?って思うことが多いけどこれはドラマ少し見てから読み始めたけどドラマと本が少し違ってるのであまり気にならなかったな~ ドラマは少し脚色してるからかな........

映像化される本は、本を読んでから見るか?見てから読むか?をいつも考えてしまう.....読んでから見ると配役とかちょっと違う?って思うことが多いけどこれはドラマ少し見てから読み始めたけどドラマと本が少し違ってるのであまり気にならなかったな~ ドラマは少し脚色してるからかな..... でも、どちらもありな感じ~でも、告白の方が面白かったな

Posted byブクログ

2013/04/11

たまにしかドラマを見れていなかったけど、あらすじはわかる状態で読んだ。原作の小説はシンプルな印象。 最後の家族の和解の流れがいまいち釈然としなかったけど…

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