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夜行観覧車 の商品レビュー

3.4

790件のお客様レビュー

  1. 5つ

    63

  2. 4つ

    281

  3. 3つ

    300

  4. 2つ

    70

  5. 1つ

    7

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2013/11/21

登場人物のマイナスの部分が多く好感がなかなか持てず、不愉快な気分にも。事件関係者以外の誹謗中傷の言葉。悲しくなります。でもこれは現実にもあることなんですよね。強い心が欲しいと思います。大体ドラマより本の方が好感持てる場合が多いのですが、今回はドラマの方が登場人物の心の機微がわかり...

登場人物のマイナスの部分が多く好感がなかなか持てず、不愉快な気分にも。事件関係者以外の誹謗中傷の言葉。悲しくなります。でもこれは現実にもあることなんですよね。強い心が欲しいと思います。大体ドラマより本の方が好感持てる場合が多いのですが、今回はドラマの方が登場人物の心の機微がわかりよかったです。

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2013/11/17

「告白」以来の湊さんだったが期待を越える表現は無かった。ミステリー要素、家族の在り方、どちらの印象も半端。

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2013/11/16

それぞれいわゆる「お隣さん」ではあるが、決して交わることのない異なる価値観をもつ家族。彼らの価値観同士がある事件をきっかけにもつれあっていく。 その様子がそれぞれの家族の視点で順番に描かれていく。 それぞれの家族の境遇は極端ではあるが、決して他人ごと、物語の中だけとも思えないバラ...

それぞれいわゆる「お隣さん」ではあるが、決して交わることのない異なる価値観をもつ家族。彼らの価値観同士がある事件をきっかけにもつれあっていく。 その様子がそれぞれの家族の視点で順番に描かれていく。 それぞれの家族の境遇は極端ではあるが、決して他人ごと、物語の中だけとも思えないバランスで成り立っていて、そこに引き込まれた。 終わり方もうまくまとまっていて、個人的にはとても良い感じ。

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2013/11/13

荻原浩の作品は、どんなダメダメな人間でも、「人間っていいなぁ」と愛しく思わされる。 そして湊かなえ作品は正反対で、「人間の愚かさ」を、これでもか!というくらいに見せつけられる。 それでもこの作者に中毒性があるのは、実際にその愚かさに日々触れて、喜怒哀楽しているからだろう。 その愚...

荻原浩の作品は、どんなダメダメな人間でも、「人間っていいなぁ」と愛しく思わされる。 そして湊かなえ作品は正反対で、「人間の愚かさ」を、これでもか!というくらいに見せつけられる。 それでもこの作者に中毒性があるのは、実際にその愚かさに日々触れて、喜怒哀楽しているからだろう。 その愚かさは他者にも自分の中にも、容易に見つかってしまう。 この作品にも、殺人事件に巻き込まれた経験など一度もないのに、やけにリアリティを感じた。 そして気分が悪くなった。でも面白かった。 うーん、次は荻原作品を読んで「やっぱり人間っていいな」と思い出したい…。 2作続けて湊かなえは読めないな…。(^^;)

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2013/11/11

物哀しいような、はっきりしないような湊作品ならではの感想。よくありがちな近所の話っぽいけどなんだかスッキリは行かなかった。が、流れがいいので読みやすかった。

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2013/11/01

ご近所でありがちなもやもやの中で起きた事件の話。 個人的には、そのもやもやがもっと細かくかつしっかりと結びついていて欲しかったトコロ。 紡いだ糸みたいに絡み合って、もつれました、っていう感じが欲しかったなぁ。なんて。

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2013/10/30

この作者の特徴は、人の暗部、意地悪さとか、卑劣さとか、酷薄さとか、そうしたものを情け容赦なくさらけ出して、突きつける凄みにあると思います。読んでいるうちに、自分の中にそうした感情を見いだし、暗澹たる思いになりながらも、怖いもの見たさ、なのでしょうか、読み進んでしまいます。 この作...

この作者の特徴は、人の暗部、意地悪さとか、卑劣さとか、酷薄さとか、そうしたものを情け容赦なくさらけ出して、突きつける凄みにあると思います。読んでいるうちに、自分の中にそうした感情を見いだし、暗澹たる思いになりながらも、怖いもの見たさ、なのでしょうか、読み進んでしまいます。 この作品もそうした特徴を備えています。ただ、視点がさまざまに動くことで、落ち着かない気分がずっと続きます。多角的な描写が事象を立体的に浮かび上がらせるのではなく、散漫な印象につながってしまったように思います。

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2013/10/19

この人の話はだいたい読後感がいまいち。読んでいるときは先がどんどん読みたくなるが。 登場人物全員が利己的で保身のみを考えるので、うんざりな感じだが現実の世間も同じ。だから似たような事件が珍しくなくなってきているような気がする。

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2013/10/18

初 湊かなえ。宮崎→大分の電車で読了。 辛くてもずっとずっと息が詰まるほど我慢してると、ずっと耐えてることさえ分からなくなってしまう。そして気づけば坂道病。あとは転がり落ちるのみ。 読みやすかったし共感もできたけど気分のいいものではないね。

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2013/10/14

父親が被害者で、母親が加害者。高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちはどのように生きて行くのか。

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