夜行観覧車 の商品レビュー
夜行観覧車はドラマを見てたので内容は知ってました。 でも結構ドラマとは違うところも多いんですね。 ドラマだと高橋家と遠藤家が仲良くしてたけど、小説だとほとんど関わりありませんでした。 これはドラマのほうが良かったかな。 あと、ドラマを見て彩花にすごくイライラしました。 彩花役のこ...
夜行観覧車はドラマを見てたので内容は知ってました。 でも結構ドラマとは違うところも多いんですね。 ドラマだと高橋家と遠藤家が仲良くしてたけど、小説だとほとんど関わりありませんでした。 これはドラマのほうが良かったかな。 あと、ドラマを見て彩花にすごくイライラしました。 彩花役のこの演技が本当にすごかったです。 これは小説でも一緒で、彩花にも真弓にも啓介にもイライラしてしまいました。 内容は殺人事件ではあるけど、それよりも家族の話だと思いました。 事件の被害者家族であり加害者家族でもある兄弟、癇癪持ちの娘がいる家族。 家族の絆ってすごく大切だと思うけど、絶対に強い絆とは言えないと思いました。 むしろ脆い場合も多いのかも。 ラストは多少なりとも救われて良かった。
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テレビドラマの初回を見て、面白そうだな。。。って思って買いました。 内容は、ちょっと違ってましたが、面白かったです。 高級住宅街で起こった殺人事件。 母親が父親を殺害? 仲のよい家族に見えたはずのその、エリート一家に何が起きたのか。。。 登場人物が個性豊かで、しっかり...
テレビドラマの初回を見て、面白そうだな。。。って思って買いました。 内容は、ちょっと違ってましたが、面白かったです。 高級住宅街で起こった殺人事件。 母親が父親を殺害? 仲のよい家族に見えたはずのその、エリート一家に何が起きたのか。。。 登場人物が個性豊かで、しっかり描かれていて、 読み進めるうちに、その人たちの気持ちがわかってくるようになっている。 なるほど。。。そうだったのね。。。と。 些細なことの積み重ね、気持ちのすれ違い。。。 どこの家庭でもありえるかもしれない。。。そんな物語。 おススメです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館にて借りました。ふと読みたくなり、再読です。 TVドラマ版は見ていません。 「家族の再生」がテーマとのこと。 高級住宅街に住む一家。 ローンの足しにとパートに出る母親。 母親の薦めた私立中学受験に失敗し、地元中学にも馴染めずに癇癪を繰り返す娘。 静かに生きていきたいがモットーの父親。 何処にでもいそうでありそうな家族ですが、そこが「高級住宅街」だと云う事で微妙な「箔」が付いてしまう・・・。 東京で言うところの「田園調布」みたいなもんかな? 母親の憧れ度合いが本当に凄い。 私は賃貸暮らしが無いままに結婚し、新築を購入したのでこのテンションに引きました・・・(笑) 多分、家自体に余り興味が無かったんでしょう。 今の家は不便も勿論多いけど、本当に夫婦で気に入っています。 この家族の場合は、大人の問題ではなく娘の受験が絡んでしまったから余計にややこしくなったんだろうな。 せめて行くはずだった公立中学の通える範囲だったら「駄目だった~」と友人達にも笑い話に出来るのに・・・。 しかし、娘も「新しい友達そっちでつくる」とその気になってしまったから余計に・・・。 受信歴が止まったままの携帯がリアルでした。 「家を建てるのは子どもを授かるのと同じことだ。 」 作中の台詞ですが、痛めつけられる家も可哀相でした。 家はなんにも悪くないのに。 娘が甘いと言ってしまうのは簡単だけど、家族全員があえて目を逸らしているんだからそのツケのようなものを感じた。 なんとも言えない作品。
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高級住宅街であるひばりヶ丘で暮らすエリート一家の高橋家で発生した家庭内殺人事件を巡り、向かいに住む遠藤家、斜向かいの小島さと子らの様々な視点からいつもながらの多角的、立体的に物事を見つめ、真実とそこに隠された家族模様を明らかにしていく。家族とはいえ、家の外から見える風景と、中の家...
高級住宅街であるひばりヶ丘で暮らすエリート一家の高橋家で発生した家庭内殺人事件を巡り、向かいに住む遠藤家、斜向かいの小島さと子らの様々な視点からいつもながらの多角的、立体的に物事を見つめ、真実とそこに隠された家族模様を明らかにしていく。家族とはいえ、家の外から見える風景と、中の家族一人ひとりから見えるもののあまりの違いに、入念で確かな人物造形を感じる。と同時に登場人物の嫌な所を通して自らの心のうちの醜さを覗き見られているような気がして居心地の悪さを感じざるをえない。ラストは少しもやもや感が残るかな。
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タイトルに込められた意味を考えてみたいと思います。 ①山側の景色も海側の景色も変わらないという本編の記述があります。 つまり、どこの家庭にもそんなに大差はなく高橋家になりうるということ。 それを我々読者は本という観覧車に乗りながら見ている状態なのでないか。 いろいろ考えようと...
タイトルに込められた意味を考えてみたいと思います。 ①山側の景色も海側の景色も変わらないという本編の記述があります。 つまり、どこの家庭にもそんなに大差はなく高橋家になりうるということ。 それを我々読者は本という観覧車に乗りながら見ている状態なのでないか。 いろいろ考えようと思ったけど、文字にしたらこれでわかりました笑 2014.1.23(木)
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高級住宅地で起きた殺人事件。 現場周辺の家庭で同時に起きた様々な人間模様を描く。 ミステリーではないと思います。 事件自体はあまり触れていません。 人々の闇が生々しく描写されています。 ムカムカするのに先が気になって読んでしまいました(笑)
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いろんな視点から書いてて、事件の詳細が明らかになっていって面白かった。読んで損はないと思います。 ドラマ化後だったので、ドラマもみたかったなーと思いました。それくらい面白いですよ
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暗い、悲しい、救われない。 どうしたら皆が幸せになれるのだろう。 どこからが原因で、どうしたらよかったのだろう。 文学的には、色々な視点から一つの事件が描かれていて面白かった。 けど、考えるのは違うかも。 ありふれた、身近な事件だからこそ、自分が巻き込まれたら•当事者の一部になっ...
暗い、悲しい、救われない。 どうしたら皆が幸せになれるのだろう。 どこからが原因で、どうしたらよかったのだろう。 文学的には、色々な視点から一つの事件が描かれていて面白かった。 けど、考えるのは違うかも。 ありふれた、身近な事件だからこそ、自分が巻き込まれたら•当事者の一部になったら、どうしようか考えて暗くなってしまう。 明るい家庭を持ちたい人や、家庭を持つ事が夢な人にはあまりおすすめしない。
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たった三日間くらいのシンプルな話だが、たくさんの人間感情がめまぐるしく動く印象。でも、それぞれわかりやすく、大げさながら人間らしく思えた。
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うーん、さすが湊さん。 2冊目だからか、告白の時ほどの衝撃はないけど、ぐいぐい引き込まれる。 最後の事件の記事が素敵? みんな、色んな面をもってるんだな。 自分も家族や友人がいる時は見せない面もあるし。。。面白かった。
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