ホテルローヤル の商品レビュー
直木賞受賞作。 ホテルローヤルというラブホテルを舞台にした、連作短編。 いやらしさはあまり感じなかったけど、ざわっとするような、イヤーな感触のある話はいくつか…。 でも全体的に読みやすい話だったと思います。 バブルバスの話が一番好きだったかな。
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うーん・・・これをどう思うかは個人差があると思うね。ホテルローヤルをめぐる人々のやるせない人生がずーんと読み手に伝わる文章だとは思うが、これと言って感動するわけでもなく、魅力的なキャラが登場するでもない。ドキドキはらはらときめきもないので、そういうおもしろさを期待する人にはおスス...
うーん・・・これをどう思うかは個人差があると思うね。ホテルローヤルをめぐる人々のやるせない人生がずーんと読み手に伝わる文章だとは思うが、これと言って感動するわけでもなく、魅力的なキャラが登場するでもない。ドキドキはらはらときめきもないので、そういうおもしろさを期待する人にはおススメしない。
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直木賞受賞作品として話題にもなっていたので購入。(道内作家だったし) 初めて彼女の作品を読んだが、正直面白いとは思わなかった。中々進まず、漸く読み終えた時にはホッとした程。 徐々に年代が遡っていく所は良かったかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ホテルローヤルを軸に、男女のふとした日常を、 負の目線で描かれてるかな。 どの男女も何か疲れている。 同じ時代じゃなく、ちょっと年代をずらして書かれてるのが面白い。 「せんせぇ」だけ、このホテルが出てない。
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直木賞らしい。っていう感じです。 おもしろかった、おもしろかったんだけど、、深みは少ないかなあ。 良くも悪くも直木賞らしい感じでした。 オムニバス形式でしたが、私が中で一番好きだったのは、「バブルバス」っていうやつだな。あれが一番真実味がある話でした。 ラブホテルを題材ってのが...
直木賞らしい。っていう感じです。 おもしろかった、おもしろかったんだけど、、深みは少ないかなあ。 良くも悪くも直木賞らしい感じでした。 オムニバス形式でしたが、私が中で一番好きだったのは、「バブルバス」っていうやつだな。あれが一番真実味がある話でした。 ラブホテルを題材ってのがおもしろいけど、なんとなく人物が安っぽく描かれてた印象。 女の人の書いた作品って、私、苦手なのかもしれないなあと最近になって思ってきました。
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性描写も厭な感じがしなくってあっさりと、でも官能的に伝わって来るものがあって、ラブホを廻ってこんな様々なドラマが素敵に綴られていてどれもどの章もどの登場人物も好きになれた。 また好きな作家さんが出来てウレシぃ。
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うーん、痛い。というか、まぁ、よくわかるというか。 あまり、男性には読んで欲しくはない気はする。 いや、理解不能というべきか?
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切ないような悲しいような懐かしいような。1人の人生のなんてことなさと、でもその中で生きる人間の必死さ、愛おしさがよく描かれていると思った。
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釧路のラブホテルを巡って展開する連作短編集。時系列を遡る形式は趣向であり、描かれた男と女の様々な交わりも興味深い。ただし、官能小説を期待したわけではないが情交の描写が文学的過ぎて響かず、前戯は悪くないのに痺れるような快楽はない。
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桜木さんの作品は読後感が苦手で もう読まないだろうと思っていた。 といいつつ、なぜ読んだのかというと やはり直木賞受賞作だから。 いままで読んだ彼女の本のなかで いちばん読後感が楽だった。 重くどんよりしたものが まとわりついて離れないあの感覚が この本にはなかった。 そのあ...
桜木さんの作品は読後感が苦手で もう読まないだろうと思っていた。 といいつつ、なぜ読んだのかというと やはり直木賞受賞作だから。 いままで読んだ彼女の本のなかで いちばん読後感が楽だった。 重くどんよりしたものが まとわりついて離れないあの感覚が この本にはなかった。 そのあたりはかなり覚悟をして読んだので だからかもしれないけれど。 わたしにとって、彼女の本は ストーリーのおもしろさ、つまらなさ云々ではなく 自分が暗闇にとりこまれてしまうかのような怖さである。 その暗闇が体をとりまき、 わたしはどう浄化したらよいのかわからず 身動きがとれなくなるのだ。
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