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ホテルローヤル の商品レビュー

3.2

516件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    133

  3. 3つ

    237

  4. 2つ

    61

  5. 1つ

    15

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2025/12/16

 作者の稼業(実家)であるラブホテルを主たる舞台として描かれる、艶めかしくも滑稽な人間(男女)ドラマ。作品も各短編の主役達も、ギリギリのところで品位を保っている。

Posted byブクログ

2025/12/10

★3の下。 寂寥感満載。 女と男の虚しさや侘しさが漂う。 男と女〜♪ あやつりつら〜れ〜♪ 読んでる間ずっと梅沢富美男の夢芝居が頭の中で鳴ってた(サビだけ)。 細い絆の〜♪ 糸引き引か〜れ〜♪ 北海道は釧路湿原を背に立つラブホテル、ホテルローヤル。そこを軸に展開する女...

★3の下。 寂寥感満載。 女と男の虚しさや侘しさが漂う。 男と女〜♪ あやつりつら〜れ〜♪ 読んでる間ずっと梅沢富美男の夢芝居が頭の中で鳴ってた(サビだけ)。 細い絆の〜♪ 糸引き引か〜れ〜♪ 北海道は釧路湿原を背に立つラブホテル、ホテルローヤル。そこを軸に展開する女と男の物語。 七篇。 時系列を遡っていくのがミソかな。 ・シャッターチャンス(廃墟)   素人ヌード撮影に選んだ場所は。 ・本日開店(廃墟)   貧乏不能住職に嫁いだ嫁の務めは。 ・えっち屋(閉店日)   最後だし、自分らで使ってみるかぁ。 ・バブルバス(営業中)   たまには声を出してやってみたい。 ・せんせぇ(営業中)   教師と女子高生の偶然の道行き。 ・星を見ていた(営業中)   清掃員のおばちゃんにだっていろいろある。 ・ギフト(開業前夜)   看板屋一大決心す。 登場人物も重なってたりなんだり。 納得できなかったのは、「せんせぇ」の教師と女子高生がおそらくホテルローヤルで心中したらしいことかな。 おそらくと書いたのは、はっきりそうとは書いてないものの、スーツと女子高生の心中事件で、三連休で、釧路で、ということでほぼ間違いない。 でもするかなー? あの二人で心中。 お互い関係ないただの同行者みたいな関係なのに。 あれかな。 男の妻だったり、女子高生の親だったり、当てつけのように心中を偽装したのだろうか? そんなことで死んでたら「星を見ていた」のおばちゃんに笑われるわ。 そんなことって、結婚前からずっと妻が不倫状態だったり、両親が逃げて一家離散だったりと、なかなかに重いんだけどね。 ん~~。 これで直木賞か。 悪くない。悪くないんだが良くもない。 どっちかっていうとエンタメ寄りじゃなくて文芸寄りっぽいのに。 ま、い~んですが。 なんとなく窪美澄さんの「ふがいない僕は空を見た」を思い出した。

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2025/10/30

さすがの直木賞受賞作!連作短編でボリュームもそれほどではないのに、とても読みごたえがあった。 ホテルローヤルというラブホテルに関わる人々の短編なんだけど、時間軸をさかのぼる形で書かれていて、それもまた一層、登場人物の影の部分とか、ホテルの安っぽい感じとかを際立たせている。 全...

さすがの直木賞受賞作!連作短編でボリュームもそれほどではないのに、とても読みごたえがあった。 ホテルローヤルというラブホテルに関わる人々の短編なんだけど、時間軸をさかのぼる形で書かれていて、それもまた一層、登場人物の影の部分とか、ホテルの安っぽい感じとかを際立たせている。 全体的にやるせない感がすごいけど、ほとんどのお話は最後の着地がぼんやり、ふわっとしているのがまた良かった。

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2025/09/14

貧しさだけではなく、どこかに欠落を抱えた登場人物たち。過去に遡る連作で、各編の間を埋める空白をしんみり想像させる余韻が残る。釧路湿原やラブホテルという舞台に合った湿り気を纏った文章。「バブルバス」「星を見ていた」が好き。静かに読みたい一冊。

Posted byブクログ

2025/08/03

前に読んだのは、いつだった?もう10年以上前… 「人生劇場」を読み終え、ストーリーに絡みがあったか、確認したくてすぐ読んだ。2日でよめた。全く覚えていなかった。読んでいて、1話だけ「本日開店」だけ記憶が蘇った。 作家さんの創造力ってこんなに膨らみ広がるんだ…と改めて感心する。 釧...

前に読んだのは、いつだった?もう10年以上前… 「人生劇場」を読み終え、ストーリーに絡みがあったか、確認したくてすぐ読んだ。2日でよめた。全く覚えていなかった。読んでいて、1話だけ「本日開店」だけ記憶が蘇った。 作家さんの創造力ってこんなに膨らみ広がるんだ…と改めて感心する。 釧路の風物がそこここに丁寧に描かれているのが好き。

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2025/07/30

とあるラブホテルにまつまる人たちを中心とした短編集。 ラブホテルが舞台なだけあって薄気味悪い性行為が続く。 昭和の価値観なのか、今もまだ残っている価値観なのかは分からないが女が身体を男に差し出すのが当たり前かのような話に嫌悪感を覚える。 背中にじんわりと汗をかくよくな描写が夏によ...

とあるラブホテルにまつまる人たちを中心とした短編集。 ラブホテルが舞台なだけあって薄気味悪い性行為が続く。 昭和の価値観なのか、今もまだ残っている価値観なのかは分からないが女が身体を男に差し出すのが当たり前かのような話に嫌悪感を覚える。 背中にじんわりと汗をかくよくな描写が夏によく当てはまる

Posted byブクログ

2025/07/22

うらぶれたラブホテルを舞台に、人生の儚さや寂しさを描く。テーマは昭和的ながら無駄のない描写はどこか令和的。 こういうテーマは苦手だけど面白く読めた

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2025/05/24

第149回(2013年上半期)直木賞受賞作です。 この作品の舞台は、廃墟となった「ホテルローヤル」という名のラブホテル。作者 桜木紫乃さんのご実家が営まれていたラブホテルと同じ名前です。 ♡ブログにて詳しいレビューしています♡ https://happy-books.hat...

第149回(2013年上半期)直木賞受賞作です。 この作品の舞台は、廃墟となった「ホテルローヤル」という名のラブホテル。作者 桜木紫乃さんのご実家が営まれていたラブホテルと同じ名前です。 ♡ブログにて詳しいレビューしています♡ https://happy-books.hateblo.jp/entry/books-hotel-loyal

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2025/05/23

「ホテルローヤル」を中心としたオムニバスな短編集。 全体的ににどこか暗さを持っているのですが、それは登場人物たちの悲壮感でもなく、巻き起こる事象に対する是非も宙ぶらりんのまま過ぎていきます。 でもその感覚がたまらなく心地良い。 卑猥な表現は出てきますが、性愛を通した純文学といった...

「ホテルローヤル」を中心としたオムニバスな短編集。 全体的ににどこか暗さを持っているのですが、それは登場人物たちの悲壮感でもなく、巻き起こる事象に対する是非も宙ぶらりんのまま過ぎていきます。 でもその感覚がたまらなく心地良い。 卑猥な表現は出てきますが、性愛を通した純文学といった感じです。

Posted byブクログ

2025/05/15

むかぁし、ラブホでアルバイトをしていたので、ある親近感を持って読んだ。 ただ、実はDVDで映画を先に見てしまったので その内容とのギャップに少々戸惑う事になる。俺はやっぱ、小説の話の方が好きかな。女子高生の章は、この原作の方が希望がもてる。

Posted byブクログ