1,800円以上の注文で送料無料

ホテルローヤル の商品レビュー

3.2

504件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    132

  3. 3つ

    231

  4. 2つ

    60

  5. 1つ

    15

レビューを投稿

2022/04/16

いろいろな人間模様。「バブルバス」がいちばん印象に残った。今自分が置かれてる立場と重なる部分があり、切なくなった。

Posted byブクログ

2022/02/11

ラブホテルの話だと聞いていたので余り積極的に読まなかったのですが、遺品整理で出てきたので読んでみました。 ホテルローヤルの一生の話で、短編だけど繋がっています。 時系列が逆になっているので最後の章から読み直したらまた違った見方が出来ます。 救われない話が多いのでスカッとしたい人に...

ラブホテルの話だと聞いていたので余り積極的に読まなかったのですが、遺品整理で出てきたので読んでみました。 ホテルローヤルの一生の話で、短編だけど繋がっています。 時系列が逆になっているので最後の章から読み直したらまた違った見方が出来ます。 救われない話が多いのでスカッとしたい人にはおすすめ出来ませんが、じわじわ残る系が好きならおすすめです。

Posted byブクログ

2022/02/08

直木賞受賞の作品とのことで、期待して読んだが、虚しくなる話ばかりで、仕事の疲れがどっときてしまった。残念。

Posted byブクログ

2022/01/16

釧路市出身の作家桜木紫乃さんの作品で 直木賞受賞作品で去年映画化もされました 北海道、釧路湿原を望む高台のラブホテル「ホテルローヤル」を舞台にした 7本の短編集 ・シャッターチャンス ・本日開店 ・えっち屋 ・バブルバス ・せんせぇ ・星を見ていた ・ギフト どのお話もそれぞれに...

釧路市出身の作家桜木紫乃さんの作品で 直木賞受賞作品で去年映画化もされました 北海道、釧路湿原を望む高台のラブホテル「ホテルローヤル」を舞台にした 7本の短編集 ・シャッターチャンス ・本日開店 ・えっち屋 ・バブルバス ・せんせぇ ・星を見ていた ・ギフト どのお話もそれぞれに余韻を残すお話で 私はせんせぇが好きだったかな ホテルローヤルに関係する男と女の いや家族のお話でした

Posted byブクログ

2021/12/29

廃墟のホテルから始まる短編 カビ臭い、全編に流れるカビ臭さがたまらない 釧路湿原にたつホテル、湿った立地に 湿った営み、もう誕生の瞬間からカビる運命 五感を刺激してくる描写がすごい! 7遍の短編はそれぞれホテルに関わった 7人の視点で語られる 7人の行く末は噂という形で 全編に...

廃墟のホテルから始まる短編 カビ臭い、全編に流れるカビ臭さがたまらない 釧路湿原にたつホテル、湿った立地に 湿った営み、もう誕生の瞬間からカビる運命 五感を刺激してくる描写がすごい! 7遍の短編はそれぞれホテルに関わった 7人の視点で語られる 7人の行く末は噂という形で 全編に散りばめられていて オチを知って、答え合わせのように 読めて興味を引く 女子高生と先生が心中した ホテルのオーナーが死んだがお骨の行き場がない どんなに頑張った人生も 人に語られる時は1行 全く消える訳じゃなく 廃墟のような余韻だけ残して カビ臭い読後感 冬、年末は堪える(笑)

Posted byブクログ

2021/10/13

釧路のラブホテルに直接・間接的に交わる人々を描いた短編集。きれいごとではない隠したい部分が正面から淡々と書かれていました。それぞれは短編だけど、7篇集まるとホテルローヤルを中心に不思議な重みを感じます。

Posted byブクログ

2021/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ずっと読みたかった第149回直木賞受賞作、ようやく手にしました。 北口のラブホテルを舞台にした7つの連作短編。 それぞれの主人公として描かれるのは、利用する客や従業員、経営者などホテルにゆかりのある人々。 それぞれに闇を抱えて生きている姿、そしてそこに変わらずあるのが「ホテルローヤル」。 著者の作品は初読みとなりましたが、世界観に引き込まれての一気読みでした。 説明 内容紹介 ホテルだけが知っている、やわらかな孤独 湿原を背に建つ北国のラブホテル。訪れる客、経営者の家族、従業員はそれぞれに問題を抱えていた。閉塞感のある日常の中、男と女が心をも裸に互いを求める一瞬。そのかけがえなさを瑞々しく描く。 内容(「BOOK」データベースより) 恋人から投稿ヌード写真撮影に誘われた女性店員、「人格者だが不能」の貧乏寺住職の妻、舅との同居で夫と肌を合わせる時間がない専業主婦、親に家出された女子高生と、妻の浮気に耐える高校教師、働かない十歳年下の夫を持つホテルの清掃係の女性、ホテル経営者も複雑な事情を抱え…。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 桜木/紫乃 1965年北海道生まれ。2002年「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞。12年、『LOVE LESS(ラブレス)』で第146回直木賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Posted byブクログ

2021/08/24

一つのラブホテルを舞台にした7つの短編集。 各話で微妙に繋がっていたり、登場人物が重なっていたりする。 男と女って何なんだろう。 この付き合い方が正解っていうのがないから、 難しいし、楽しいんでしょうね。

Posted byブクログ

2021/08/15

読みやすく切なさの残る連作小説。 釧路の湿原を眺められるラブホテルのホテルローヤルに関わる人々の物語。 この小説を知らず、たまたま映画を観ようと思って、好きな女優さんの波瑠さんが主演ということで観た後に、本書を手にした次第。 伊藤沙里さんの演技が印象的で、原作ともとても親和性があ...

読みやすく切なさの残る連作小説。 釧路の湿原を眺められるラブホテルのホテルローヤルに関わる人々の物語。 この小説を知らず、たまたま映画を観ようと思って、好きな女優さんの波瑠さんが主演ということで観た後に、本書を手にした次第。 伊藤沙里さんの演技が印象的で、原作ともとても親和性があり、読みながら、やはり彼女で再生された。余貴美子さんのミコちゃんもぴったり。 波留さん役は、かなり違って、映画化にあたり、美化された部分があったように思う。 出てくる人が、辛くしんどい状況にありつつも、精一杯生きていることに胸を打たれる。読めてよかったし、映画もよかった。 大吉には共感できないけど。

Posted byブクログ

2021/07/01

どの、ストーリーもなかなか救いがなく、独りよがりか無理繰りに自分に納得させる感じがして、読んでいて楽しくなかったのだけど、 エロを織り混ぜた三面記事のようなゴシップに群がる心でよみすすんでしまった。

Posted byブクログ