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炎上する君 の商品レビュー

3.6

188件のお客様レビュー

  1. 5つ

    29

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

    52

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    2

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2015/09/11

初の西加奈子作品! 最初の方のお話はあんまり気に入らなかった。 わたしが読むには、まだまだ早かったみたい。 もう少し世の中を知った後にもう一度最初から読んでみたい! でも、1番最後の話はすごく素敵で大好きになった( ¨̮ )❥︎❥︎

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2015/08/28

はじめはオチがないからスッキリしないな〜と思ってたけど、読み進めていくうちに、あ、この人頭のおかしい作者だと思ってた最高にハマった。笑えるし面白い。

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2015/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

不思議な話ばかり集めた短編集。 彼女の作品は「きりこについて」に続いて2作目だけど、作者の頭の中を覗き込んだ感じがする。いつもこういう発想をしてそう。すごい。奇想天外?奇妙?ぶっ飛んでる?うーん、どの言葉もしっくりこない。やっぱり「不思議」が一番合うかな。現実なのか、そうじゃないのか。ああ、夢の中にいるみたいな感じかな。面白い。

Posted byブクログ

2015/08/20

今まで読んだ西加奈子作品の中で一番わけがわからない。 マンゴーと一緒に食べてしまった指。右脚が燃えている男。風船のように膨らんで浮いてしまう奇病。 発想がとんでもない。 だけど妙に考えさせられる。 二人称のしっかりした小説は初めて読んだかもしれない。

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2015/08/16

8つの短編の作品は、どれもとっても不思議な世界観でした。 でも、描写やストーリーはあったかく何かを包み込むようで、とっても安心できる気がしました。 何度も、繰り返し読みたいなと思う作品でした。

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2015/08/15

夏休み、さて何を読もうかと各社の夏のキャンペーンの小冊子を貰って帰って考える。 今年は角川のフェアに惹かれるものが多く3冊注文、その内の1冊目。腰痛安静の中で読了。 今週月曜の「あさイチ」で昔のインタビューの総集編をやっていて、丁度、西加奈子とピース又吉の回がダイジェストされてい...

夏休み、さて何を読もうかと各社の夏のキャンペーンの小冊子を貰って帰って考える。 今年は角川のフェアに惹かれるものが多く3冊注文、その内の1冊目。腰痛安静の中で読了。 今週月曜の「あさイチ」で昔のインタビューの総集編をやっていて、丁度、西加奈子とピース又吉の回がダイジェストされていたけれど、ご両人ともそれぞれ個性が出ている受け答えでなかなか興味深く見た。 今更ながら、実はこの作者は初読みで、前半、奇天烈な設定のお話をきっちりした文章で語るなぁという印象ながら少々付いて行けなくて、その都度後ろにある又吉大先生(相方曰く)の解説を読み、成る程このお話はこう読むのかという感じで受け取りつつも、何だか国語の授業みたいだけどなと思いながら読み進む。 後半戦、己の存在意義に苦悩する登場人物というテーマが私の中でも少しずつこなれてきて、「私のお尻」における自らのお尻に愛憎半ばする心境や「舟の街」における、長身で、猫背ぎみの、下唇の薄い、すらりと切れ長の目の、まっすぐで太い黒髪を持った、少しの勇気と正義感と、多目の卑怯と嘘を持った、誰でもない“自分”になることが、スーッと入り込んでくるようになった。 最後の「ある風船の落下」における、それでも生きることを選んで落下していく様はとても切ない。

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2015/08/14

この人は、一体どういうときにこういう物語を思いつくんだろうなあ。 想像力すごい。 「炎上する君」の女子ふたりの話し方とか発想がステキ。

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2015/08/11

前に読んだ時は、いまいち面白さがわからなかった作品。久しぶりにパラパラめくっているとハマってまるっと1冊読んでしまった。 奇想天外な設定で、ちょっとクセのある主人公。みんな幸せになりたいと思いながらも、なぜかうまくいかない。ちょっとずつちょっとずつズレていって、自分の理想からはか...

前に読んだ時は、いまいち面白さがわからなかった作品。久しぶりにパラパラめくっているとハマってまるっと1冊読んでしまった。 奇想天外な設定で、ちょっとクセのある主人公。みんな幸せになりたいと思いながらも、なぜかうまくいかない。ちょっとずつちょっとずつズレていって、自分の理想からはかけ離れていく。そんな主人公の状況は自分と少し重なる。一生懸命生きているがなにかうまく動かない、そんな中で起こるちょっとした出来事。出来事が重なり、ハマってしまった沼から出ることができる。 沼から出たからといって出た先が歩きやすい歩道とは限らないけど、その一歩がすごく大切。その一歩が希望で、希望があれば私たちは生きていける。 「絶望するな。俺達には西加奈子がいる。」の帯が本当にこの本を表していると思う。俺じゃなくて、俺達というところが好き。

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2015/08/03

孤独な女性の現実と妄想?(笑)又吉氏のおススメということで読んでみたが、自分のような凡人には「はあ?」という感じ。物語に秘められた孤独とか絶望とか希望とか、読み取れる人には絶賛すべきものなのかもしれないが、ストーリーや、登場人物の魅力などを求める読者には不向き。

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2015/07/27

少し悲しかった心が、ふっと軽くなって笑顔がこぼれた…。 またつらくなったら、何度でも読みかえそう。。そう思えた。 心地よいリズムとユーモアと、美しく儚い言葉たち、そんな短編集。

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