なでし子物語 の商品レビュー
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シリーズ第1巻。先にシリーズものだと知らず最後の第4巻を読んでしまった。4を読んで1を読むのはどうかと思ったが先を知っているだけに耀子と立海の幼少期と周りの関係性がよくわかり、逆にとても面白く感じた。二人とも両親に恵まれていなかった事もあり育ってきた環境もいいとは言えずそれがお互い惹かれあう。2巻、3巻でどうなるのか。耀子は新しい自分をつくれているのだろうか。
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初めて知った作家さん。題名を読んだ時、読者層はどこがターゲットなんだろう?と思いつつ、不安ながらに借りてみた本。 結果は、読んでよかった!に尽きる。 大人になったら忘れがちな子供の時に感じた大人に対する理不尽さ、大人になってからも抱える孤独、いろんなものを感じさせてくれた。 母親...
初めて知った作家さん。題名を読んだ時、読者層はどこがターゲットなんだろう?と思いつつ、不安ながらに借りてみた本。 結果は、読んでよかった!に尽きる。 大人になったら忘れがちな子供の時に感じた大人に対する理不尽さ、大人になってからも抱える孤独、いろんなものを感じさせてくれた。 母親に捨てられ学校でもいじめられ、祖父のいる田舎に引き取られた耀子、そこで出会った複雑な家庭事情を抱えた孤独な男の子立海、旦那を亡くし子供と疎遠になってしまった照子が、常夏荘と言われるお屋敷での生活を通して、今まで抱えていた寂しさを少しずつ浄化しつつ、だからその分寂しさが増えることも経験しながら、彼らの関係性が深くなっていく。 私のイチオシは立海の家庭教師である青井。彼女はヘレンケラーのサリバン先生のようだ。 子供達って残酷で純粋で逞しくて、大人なんかより余程大人だなと思ったのは、耀子と立海がいじめっ子達と心を通わせていく様子。大人ならこうはいかない。 シリーズのようなので、耀子と立海がどのように成長していくのか、照子の心がどのように変わっていくのか続きが楽しみだ。
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青井が耀子に対しての最後の授業 「今を変える魔法の言葉」 どうして?って思いそうになったら、どうしたら?って言い換える。 勉強というものは、自分の武器を見つける手段。 バカだとかクズだとかの言葉は、何も生み出さない。人の心を砕くだけ。 響いた。自分を卑下したり自己肯定感を低くしている子どもたちにも伝えたい! この本をすすめたい! やらまいか。 がまだせ! けっぱれ! 自立 かおをあげていきること 自律 うつくしくいきること きっと、耀子は理不尽を乗り越えられる。 私も 自立 自律 心に留めて いきていきます!
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とてもいい本に出会った。 こんな本があったなんて。 生きていくための勇気みたいなものをもらった。 辛くても苦しくても悲しくても寂しくても、「どうして」じゃなくて「どうすれば」って考えよう。 自立と自律。 自分が孤独だなんて思わずに。 がんばれ自分。
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伊吹有喜さんの本にシリーズ物があると知って手に取った1冊。 大人達の事情に翻弄される子供達。 それでも常夏荘で過ごす日々は宝物のようにキラキラ輝いて見えた。 常夏荘の優しい大人達に見守られて、少しずつ健全な心になっていく。 子供がいるせいか、間宮のお爺さんや照子の気持ちが痛いほど伝わってくる。 子どもたちはいつか全て忘れてしまう。こちらは全て覚えているのに。けれど 「そうでなけれはきっとーー子どもたちは母のもとから巣立てない。」 この言葉が私にはとても沁みた。 彼らが大きくなるにつれてどう成長していくのか楽しみ。続巻も読もうと思う。
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伊吹有喜さんの新刊“常夏荘物語”が、シリーズものだと知って“なでし子物語”から読むことに。 序盤、物語になかなか入っていくことができなくて時間がかかりました。中盤から青井先生や照子、千恵や耀子のおじいちゃん他 皆 温かくて…涙が… 境遇が違うけれど耀子と立海、これからどんな成長を...
伊吹有喜さんの新刊“常夏荘物語”が、シリーズものだと知って“なでし子物語”から読むことに。 序盤、物語になかなか入っていくことができなくて時間がかかりました。中盤から青井先生や照子、千恵や耀子のおじいちゃん他 皆 温かくて…涙が… 境遇が違うけれど耀子と立海、これからどんな成長を辿っていくのか楽しみです❗ ーーー印象に残ったーーー •自立、かおをあげていきること。 自律、うつくしくいきること。 あたらしいじぶんを、つくること。p112 •『どうして、って思いそうになったら、どうしたらって言い換えるの』p376 •『どうして』と自分を責めない。『どうしたら』と前に進もうとする。やっぱりそれが今を変える魔法の言葉。p377
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なでしこシリーズ第一作目 実は『常夏荘物語』を間違えて先に借りてしまってたんです 伊吹さんの新作だ!と思って何も知らずに借りてきて、楽しみーと思ってたんですが ねこさんのレビューでなでしこシリーズの最終章だと知り、、、絶対1から読んだほうがいいとお勧めされ、、、(ありがとうござ...
なでしこシリーズ第一作目 実は『常夏荘物語』を間違えて先に借りてしまってたんです 伊吹さんの新作だ!と思って何も知らずに借りてきて、楽しみーと思ってたんですが ねこさんのレビューでなでしこシリーズの最終章だと知り、、、絶対1から読んだほうがいいとお勧めされ、、、(ありがとうございます!!) でも全4冊もあることを知って、その時は他の本も借りてて、もう貸出期間中に追加で4冊読むのは無理だと一旦返却した経緯がありまして、、、 念願の読書タイムとなりました! やっと読めます!!うれしー! こちらは耀子と立海の常夏荘での物語 とてもいい話でした(〃ω〃) 母子家庭で育ち、その母親にも逃げられ、学校ではいじめられていた耀子。遠藤家の跡取りの立海もまたその立場や体が弱いことなどから学校でいじめを受けていました。 2人は常夏荘で暮らすことになり、仲良くなっていくのですが、相手の気持ちがわからなくて不安になったり、嫌われたらどうしようと怖くなったり、今までの辛い経験をもとに子どもたちがとつとつと語る気持ちが切なくなります。 2人は言います。 大人はわからないばかりいう 何も教えてくれない みんないなくなる 汚いって言葉は嫌い いなくならないで ストレートに発せられる言葉たちは拙さがあるのに胸に突き刺さります こんな小さい子たちが、 こんな気持ちで戦っているのかと思うと涙が出てきました。 そんな子どもたちを見守ってる女主人の照子や家庭教師の青井、耀子の祖父の間宮や他の常夏荘の人々はとても素敵で、いろんなことを教えてくれます。 その中でも青井さんが教えてくれることはとても響きました 『自立 かおをあげていきること 自律 うつくしくいきること』 『「どうして」と思いそうになったら 「どうしたら」と言い換える』 なんかハイジみたいな世界観でした まだまだ続くと思うと嬉しい〜 2人がどんな大人になるのかとても楽しみ! 早く続きが読みたいです(*^^*)
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再読。3部作だと思っていたところに4部目が出た!大好きな作品なので本当に嬉しくて嬉しくて。耀子と立海がまだ小さいこの巻が1番好きなのだけど、大人の事情で振り回されたり周りにいじめられたりと理不尽だらけで想像すると胸が詰まり哀しくなる。子供が絶望し諦める姿…本当に見たくない。それで...
再読。3部作だと思っていたところに4部目が出た!大好きな作品なので本当に嬉しくて嬉しくて。耀子と立海がまだ小さいこの巻が1番好きなのだけど、大人の事情で振り回されたり周りにいじめられたりと理不尽だらけで想像すると胸が詰まり哀しくなる。子供が絶望し諦める姿…本当に見たくない。それでも2人が仲良く過ごしたりハム兄弟とのクリスマス会に和むしこういう時間を持ててよかった。照子と龍一郎との回想がすてきであまりに切ない。青井が耀子に伝えたように、どうしてと嘆き続ける人生より、どうしたらと必死でもがいて戦う人生がいい。
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最新作『常夏荘物語』が続編であることを知り、本作品からスタート。複雑な家庭環境で育つ、耀子と立海。幼い二人を、常夏荘の住人が一丸となって見守る優しさに心が和む。特に家庭教師の青井先生の存在は大きい。二人の成長を見届けるため、続編へ。
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「自立」「自律」という言葉。 大人に使う時と子どもに使う時でニュアンスが違っているのがいいなと思った。 自立…かおをあげていきること 自律…うつくしくいきること 幼い頃に、こういう大切なことを教えてもらった子ども達がどんな大人になっていくのか、次作以降が楽しみ。
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