わかりあえないことから の商品レビュー
請求記号 S361.45-ゲン-2177(新書) 資料番号 300272945 新潟医療福祉大学図書館 蔵書検索(OPAC) https://library.nuhw.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&...
請求記号 S361.45-ゲン-2177(新書) 資料番号 300272945 新潟医療福祉大学図書館 蔵書検索(OPAC) https://library.nuhw.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=1000065461&opkey=B158832372628912&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=50&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=0
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シンパシーからエンパシーへ.言うは易いが,その実,奥が深い.阪大のコミュニケーションデザインセンターを創造したという先進性にも感じ入る.
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日本人の言語感覚、コミュニケーションは国際的にみると少数派である。 わかりあう、察し合う、温室のようなコミュニケーションが続く。子どもたちのなぜ分かってくれないのかという思い。
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誰かとコミュニケーションをとる時のスタート時の心持が変わる本。 分かり合えると思っているから、うまくいかない。。
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コミュニケーション力をいかにつけるか、という見方から入るものに多く接していたので、「わかりあえない」がスタートになっているところに惹かれて手にとりました。 決してハウツー本ではないけれど、声なき声を汲み取る感覚のヒントをもらった気がします。 印象に残ったのは‥事例になってしまう...
コミュニケーション力をいかにつけるか、という見方から入るものに多く接していたので、「わかりあえない」がスタートになっているところに惹かれて手にとりました。 決してハウツー本ではないけれど、声なき声を汲み取る感覚のヒントをもらった気がします。 印象に残ったのは‥事例になってしまうけれど「田中先生が大好き」「いい子を演じる」。 手元に置いておいて、読み返そうと思う本です。
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本書を半分くらい読んで、著者が男性であることに気づいた。女性著者だと思い込んで読み進めていた前半、何かしっくり文章が落ちなく、違和感を感じた。ちょうど日本語は性差の強い言語だ、ということが記されていて、身を持って実感した。コミュニケーション、結局大事なのはコンテクストの異なる相手...
本書を半分くらい読んで、著者が男性であることに気づいた。女性著者だと思い込んで読み進めていた前半、何かしっくり文章が落ちなく、違和感を感じた。ちょうど日本語は性差の強い言語だ、ということが記されていて、身を持って実感した。コミュニケーション、結局大事なのはコンテクストの異なる相手を理解したいという粘り強い好奇心。
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コミュニケーション、わかりあうということにつまづくのは何故なのか?多文化共生社会である現代の世界と日本の社会システムとのずれに着目している。コミュニケーション教育の一つの方法論として、彼が長年取り組んでいる演劇、戯曲による其々がもつ背景や文化の差異などの(コンテクスト)理解を紹介...
コミュニケーション、わかりあうということにつまづくのは何故なのか?多文化共生社会である現代の世界と日本の社会システムとのずれに着目している。コミュニケーション教育の一つの方法論として、彼が長年取り組んでいる演劇、戯曲による其々がもつ背景や文化の差異などの(コンテクスト)理解を紹介している。
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コミュニケーションについて、それがうまくいかないとき何が起こっているのかということを、この方がされている劇団の話やコミュニケーション教育などの話をからめて、とても伝わりやすく書いています。 異なる年代、親子、教師―生徒、国、民族などの間に起こるコミュニケーション不全は、おおむね...
コミュニケーションについて、それがうまくいかないとき何が起こっているのかということを、この方がされている劇団の話やコミュニケーション教育などの話をからめて、とても伝わりやすく書いています。 異なる年代、親子、教師―生徒、国、民族などの間に起こるコミュニケーション不全は、おおむね自分と違う考え方、価値観、習慣を知らず、自分の考え方だけを元に相対しているためと言えるでしょうか。それによって、相手に不快な思いをさせたり、非常識と決めつけてしまったり、否定してしまったり。「違うことがある」と知っているといないとでは大きく変わってくる気がします。 さらにこの本では、日本には「会話」と「対話」の区別があいまい、と書かれており、この部分も興味深いです。 この方のモノの考え方なのでしょうが、上に書いたような異なる年代、親子、教師―生徒、国、民族などの対立図式だけでなく、ものの考え方においても片方だけが正しく、もう片方は間違っているという決めつけはせずに、それぞれの立場での見方や良い部分なども書き、「どちらもあり」という書き方がとても多いように感じました。こういうバランスの良い考え方には非常に共感できます。 読んで良かった、と思える本でした。
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2014.2.19 平田オリザ 演劇演出家 分かり合えるには時間がかかる 分かり合えないことが前提 みんな違って大変だ 生易しくない。 皆違うことを認識して、お互いに共通点を見出しながら何とかやっていくのがコミュニケーションだ。簡単ではない。小川こうじさんの、複雑な歴史を複雑なま...
2014.2.19 平田オリザ 演劇演出家 分かり合えるには時間がかかる 分かり合えないことが前提 みんな違って大変だ 生易しくない。 皆違うことを認識して、お互いに共通点を見出しながら何とかやっていくのがコミュニケーションだ。簡単ではない。小川こうじさんの、複雑な歴史を複雑なまま学ぶのが作法というのに似ている。 第八章がおもしろい。
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「みんなちがって、みんないい」と聞いたことはないだろうか。平田さんは、「みんなちがって、たいへんだ」と言う。コミュニケーション能力というものが求められる現代の社会において、そもそも何が問題なのかを鋭く問うた本。読んだ後、目からウロコでした。
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