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ワンクリック の商品レビュー

3.5

76件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2013/02/17

ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズは知ってても、ジェフ・ベゾスという名前は聞いたことがない、という人の方が多いのでは?実はボクもその一人でした。 この本を読むまで、彼が起こした地球最大の書店「アマゾン」の企業イメージと言えば、出版社に対して強引に値引きを迫り、応じなければ注文ボ...

ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズは知ってても、ジェフ・ベゾスという名前は聞いたことがない、という人の方が多いのでは?実はボクもその一人でした。 この本を読むまで、彼が起こした地球最大の書店「アマゾン」の企業イメージと言えば、出版社に対して強引に値引きを迫り、応じなければ注文ボタンを消してしまうなど、正直あまり良いものではなかった。しかし、その真の目的は単なる利益追求ではなく、顧客満足を徹底的に最優先した結果である事を初めて知った。 そんなの建前だろ?と思う人もいるかもしれないが、もしそうであれば既にこの世から消えてしまった、多くのドットコム企業と同じ運命を辿っていただろうし、この様な奇跡的な成長はあり得なかったと思う。 ベゾス氏がいま一番情熱を注いでいる仕事が、安全で低料金な宇宙旅行の実現だそうだ。そんな彼のように強いモチベーションで仕事に取り組み続ける事など、とてもじゃないが簡単にはマネ出来ない。しかし、常にお客さんの視点に立って考え、相手の考える先の事を実行する姿勢など、一企業人として見習うべき部分も多いと思った。

Posted byブクログ

2013/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2012年12月9日にintelyに投稿した内容ですが転記。 ジェフ・ベゾスの生い立ちとAmazonの始まりから最近までのトピックが紹介されている。 ジェフ・ベゾスの少年時代の話や経歴はこれまでよく知らなかったのだが、幼いころから成績やちょっとした事業等で頭角を現していたギークのようである。 10歳の頃のエピソードで、祖母を禁煙させようとどれだけ寿命が縮まる計算をして泣かせてしまった事は実にギーク的なのだが、その後の祖父に”「祖父はしばらく私を見つめたあと、やさしくこう言ったのです。『ジェフ、賢くあるより優しくあるほうが難しいといつかわかる日が来るよ』と」”と諭された経験は、その後の成長と企業方針に大いに影響していると思われる。 Amazonの立ち上がりから黒字化までのストーリーは、お世辞にも順調とはいえないものであったが、顧客優先の考えや、投資や事業拡大の行動力はその頃から変わらず発揮しており、特に1999年は怒涛の投資の年だったようである。 Amazonらしい話としては、取次に本を1冊単位で注文できないかと検討した結果。取次側の在庫管理ミスしている本を数合わせで発注したら実質1冊単位で仕入れることができるという取次ハックはちょっと笑ってしまった。 AWSについてはあまり述べられていなかったのは残念。 個人的にはKindle以上に社会に影響を与えていると思うのだが、競合がいくつも存在していて、覇権をとっているとは言えないから注目されなかったのだろうか? 読んでいて感じた、ジェフの異常なまでの顧客志向は、「ワンクリック」というタイトルでありながら、第一章の題名が「ワンクリックではまだ不満」とある通り、顧客の体験のためならいかなる手段も用いる姿勢と、それに満足せず革新している。ザッポス買収の時の会談も印象深い、ぜひ読んでみて欲しい。

Posted byブクログ

2013/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アマゾンの創始者のベゾスの半生が良く分かる。最初の方の記述だと悪いことが書いてあるのかと思うのだが,ベゾスを絶賛しているような感じ。 先見性をもつ起業家であることは確か。 翻訳は悪くないが,あとがきとか解説が駄文というか蛇足。一番問題なのは,紙が厚すぎること。もっと薄い紙で十分だ。 2013/02/03図書館から借用;02/12朝の通勤電車から読み始め;出張の往復でも読んで,夕方の帰りの電車で読了

Posted byブクログ

2013/02/02

ジェフ・ベゾスがどのようにAmazonを立ち上げて、どのように大きくしていったか。Amazonの軌跡という読み方も出来るが、アントレプレナーのための指南本とも読めるのかもしれない。優れた技術者でもあるが、優れた戦略家でもある。ジェフ・ベゾスの先見の明がよく分かる。

Posted byブクログ

2013/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読了。ジェフ・ベゾスベタ褒めの一冊。後悔最少化理論、何が出来ないのか知らない人間の方がなんとかしてしまうので良い、ほんの一部の顧客に不満を抱かせない、病的なまでに幸福感が強くその情熱には強い伝染力がある、大事な事は現実よりもどう見えるか、最終的に成功すればそれまでの痛みもフラストレーションも大半は報われる、業界2位の10倍になるには実は10%だけ優れていれば良い、金言満載サクサク読めます!!

Posted byブクログ

2013/01/21

ご存じ、AmazonCEO、ジェフ・ベゾスのこれまでの生き様について書かれた書。 ジェフ・ベゾスについての書は、世界最大のブックサイト(今や本だけではないが)のCEOにしては意外だが、おそらく初めてに近いものかもしれない。 とてもチャレンジングで情熱的な人だということがよくわ...

ご存じ、AmazonCEO、ジェフ・ベゾスのこれまでの生き様について書かれた書。 ジェフ・ベゾスについての書は、世界最大のブックサイト(今や本だけではないが)のCEOにしては意外だが、おそらく初めてに近いものかもしれない。 とてもチャレンジングで情熱的な人だということがよくわかり、とても面白かった。 Kindle開発の初期段階で、「なんでこんなことをするのか?」の問に対し、ベゾスは「世界を帰るためだ」と答えたとか。 そういう志がしっかりした経営者が大成するのだと思う。 ところで、ちょっと残念だったのが、本書がKindleではまだ読めないことだ。

Posted byブクログ

2013/01/14

文章がとても読みやすく、アマゾンの歴史と創始者ジェフ・ベゾスの人物像を知ることができる。また、変り者と言われる彼の生い立ちや性格などはとても面白い。 気がつけば自分もアマゾンを普通に使っていますが、影のいろいろな工夫や努力故にわれわれ一般の消費者が特別に意識をしなくとも使えている...

文章がとても読みやすく、アマゾンの歴史と創始者ジェフ・ベゾスの人物像を知ることができる。また、変り者と言われる彼の生い立ちや性格などはとても面白い。 気がつけば自分もアマゾンを普通に使っていますが、影のいろいろな工夫や努力故にわれわれ一般の消費者が特別に意識をしなくとも使えているのだなーと思いました。 ささっと読めて内容も価値あるものなのでおススメ!

Posted byブクログ

2013/01/14

世界最大のショッピングサイトAmazon、CEOのジェフ・ベゾスの半生と、Amazonの創業から現在までの成長を綴った本。 面白かったのは、他のIT企業の創業者と違い、ベゾスはインターネットを非常にビジネスライクに捉えてAmazonの創業をしていたこと。 もともと金融系の凄腕エ...

世界最大のショッピングサイトAmazon、CEOのジェフ・ベゾスの半生と、Amazonの創業から現在までの成長を綴った本。 面白かったのは、他のIT企業の創業者と違い、ベゾスはインターネットを非常にビジネスライクに捉えてAmazonの創業をしていたこと。 もともと金融系の凄腕エンジニアで、内に情熱を持ちながらも、頭脳明晰で先を見据えて理性的な判断をするタイプ。「書籍」で創業したのも、フローチャートを用いて成功確率が高い市場を選んだとか。 本書に出てくる「後悔最小化理論」だとか、ベゾスの独特の理論や哲学も面白い。

Posted byブクログ

2013/01/04

【失敗してもいいんだって思うと、心が軽くなる】 そんなフレーズが印象的だった一冊。 常に、貪欲に、自分の願望を胸にして行動しているAmazon創業者のジェフベゾス。彼のイメージからは想像つかない一言だと最初に思った。でも、失敗しないを最初に考えてたら、おおきなこと、自分がやったこ...

【失敗してもいいんだって思うと、心が軽くなる】 そんなフレーズが印象的だった一冊。 常に、貪欲に、自分の願望を胸にして行動しているAmazon創業者のジェフベゾス。彼のイメージからは想像つかない一言だと最初に思った。でも、失敗しないを最初に考えてたら、おおきなこと、自分がやったこともないことに挑戦できない。失敗しない最も簡単な方法は今まで自分がやったことのあることをすることだから。 だから、自分がしたいことを実現するために、あえて失敗してもいいんだって思うことが必要なんじゃないかって思う。 それと、何が何でも自分に従って、直進する生き方は今の僕に必要なことだと思った。時には野心を開放するのもいいかも。 したいことを常に頭に思い描いて行動する、自分の中の一つの行動指針としよう。

Posted byブクログ

2013/03/21

ベゾスはギークだったんだと初めて知りました。他のビジョナリーに比べるとあんまり情報が出てない印象なんですが、このワンクリックを読めば、ジェフ・ベゾスのこと、Amazonのことがざっくりとわかります。kindleにこの作品を入れておいてもいいんじゃないかな

Posted byブクログ