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ワンクリック の商品レビュー

3.5

76件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

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2012/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

amazon というのはすごい企業だと思うのだけど、アップルやグーグルに比べると今ひとつ書かれたものが少ない。パッションやビジョンに突き動かされたというよりもインターネットという大きな世界で成功する可能性の高い商売は何かということをよく考えた末にamazonを始めたという、理が勝ったストーリーがあまり好まれないのか。 それにしても、本を売るという単純な仕事でこの短期間に他の追随を許さないところまで達するというのはやはりベゾスの才能によるのだなぁということがよく分かる本。プリンストン大学に進み、あらゆる分野でトップになれるというわけではないと悟り、物理をあきらめてコンピュータサイエンスの道に進んだという経歴に始まり、手を出してみてダメだと分かったらすぐに撤退するなど非常に現実的な判断を積み重ねた結果、現在のamazon がある。顧客第一主義というのはよく聞くが、値引きのためにはかなりえげつないこともやっており、版元に対して値引きを要求してそれが入れられないと、サイト上でその本を買えなくしてしまう(ショッピングカートのボタンを消してしまう)など、初めて聞いた話も多かった。

Posted byブクログ

2012/11/11

ベゾスに焦点を当ててアマゾンの歴史を書いた本。 全く深く踏み込まないので、Facebook本やGoogle本とは比較にならないので買う前に注意。

Posted byブクログ

2012/11/05

今まであまり知らなかった、Amazonの創始者ジェフ・ベゾスの伝記。 すごい成長を遂げた企業を率いた人として、どんな凄い人なのかと思った。自分の思いを遂げるための強い意思力は素晴らしいが、あまり感動するようなトピックスが無かった。 ジョブズがあれだけカリスマ性があって、伝記も面白...

今まであまり知らなかった、Amazonの創始者ジェフ・ベゾスの伝記。 すごい成長を遂げた企業を率いた人として、どんな凄い人なのかと思った。自分の思いを遂げるための強い意思力は素晴らしいが、あまり感動するようなトピックスが無かった。 ジョブズがあれだけカリスマ性があって、伝記も面白いのは、やはりハードウェアの開発というビークがあったからなのだろうな。 本としても、単純に時間を追ってるだけで新味に欠けた。

Posted byブクログ

2012/11/04

特許である「ワンクリック注文」を武器に世界最大のショッピングサイト、クラウドサービス、そして「Kindle」と次から次へとビジネスを変えていくアマゾンのCEOジェフベゾスの半生を描く一冊。 概ねベゾスそしてアマゾンの軌跡はこれで分かりますが、利益を出さず顧客拡大に努めたことから...

特許である「ワンクリック注文」を武器に世界最大のショッピングサイト、クラウドサービス、そして「Kindle」と次から次へとビジネスを変えていくアマゾンのCEOジェフベゾスの半生を描く一冊。 概ねベゾスそしてアマゾンの軌跡はこれで分かりますが、利益を出さず顧客拡大に努めたことから資金調達そしてIPO後の株主対応などとても大変だったのではないかと思う、そこが妙にあっさりしすぎている気がします。駆け引きとか裏切りとかどろどろしたことが沢山あったのでは思うのはfacebookとダブらせて考えすぎでしょうか。

Posted byブクログ

2012/10/30

※レビューというかAmazonやジェフ・ベゾスに関するメモ ・最終的な目標は、単に本を簡単に見歩けるようにするのではなく、楽しく身歩けるようにすることだった(p18) ・協調フィルタリングなどの先端技術を利用すれば、もっとすばやく、読みたいと思う本が発見できるようになると思う...

※レビューというかAmazonやジェフ・ベゾスに関するメモ ・最終的な目標は、単に本を簡単に見歩けるようにするのではなく、楽しく身歩けるようにすることだった(p18) ・協調フィルタリングなどの先端技術を利用すれば、もっとすばやく、読みたいと思う本が発見できるようになると思うのです。…いままでは、焦点が顧客一人ひとりを理解することなど不可能なことでしたから。それが電子用取引なら可能になるのです(p21) ・アマゾンは、顧客ごとに店舗の「改装」をおこなうことになる。購入履歴から判断したおすすめ本を並べるという形で、顧客が興味を示したジャンルの本を提示するのだ。…「リアル書店では同じようなことをしようと思ってもできません。リアル書店は最大公約数的な造りにするしかないのです」(p121) ・ベゾスは、(Kindleに)オンラインショップ開設時と同じ戦略を用いた。物理板をまねるのではなく、ユニークな製品にしたのだ。「本という面で本を超えることはできません。ですから、そのまま辞書が引けるとかフォントが変えられるとか、コンテンツの配信をワイヤレス接続で60秒以内に完了するとか、本ではできない何かができなければならないのです。物理的な本よりも優れたモノにしなければならないのです」(p182) ・キンドルは使いやすい。Wi-Fiを搭載しており、コンピュータを経由することなくアマゾンに直接つなぐことができる。…ほんの数秒でキンドルにダウンロードできる(最近は、…ほかの機器にもダウンロードできるようになった)。スクリーンに表示されたタイトルをクリックかタップすると、読みさしのページを開いてくれる。単語をタップすると辞書が引ける(p189) ・「…優れた書店は、20世紀末のいま、コミュニティーセンター的な役割を果たしています。…」(p211)

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2012/10/27

amazonのジェフ・ベゾスの評伝。淡々と事実関係を追っている。amazonが市場規模の拡大を利益追求よりも優先したのは興味深い。市場を獲得して消費者の信認を得ることを優先する。インターネットビジネスの一つの形だが、これと同じことをするのは相当難しい。 印象として全体的に記述が...

amazonのジェフ・ベゾスの評伝。淡々と事実関係を追っている。amazonが市場規模の拡大を利益追求よりも優先したのは興味深い。市場を獲得して消費者の信認を得ることを優先する。インターネットビジネスの一つの形だが、これと同じことをするのは相当難しい。 印象として全体的に記述がさらっとしている。例えばキンドルは発売の3年前からある会社に作らせていた、という事実が書かれているが、もう少し具体的なエピソードが欲しい感じもした。 ともあれkindleの日本での事業開始などもあり、タイムリーな一冊。私自身、この本はamazonで購入した。

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