ワンクリック の商品レビュー
2012年の作品だから、AmazonがKindleを急速に展開し始めたころ。既に本の業界は激変し、音楽業界にも大きな影響を与えていた頃。その後、AWSによりAmazonの事業はガッチリと安定し、その資金力、プラットフォームのカバレッジを活かして、ありとあらゆる領域に進出し、各業界...
2012年の作品だから、AmazonがKindleを急速に展開し始めたころ。既に本の業界は激変し、音楽業界にも大きな影響を与えていた頃。その後、AWSによりAmazonの事業はガッチリと安定し、その資金力、プラットフォームのカバレッジを活かして、ありとあらゆる領域に進出し、各業界ではDeath By Amazonなる言葉が語られるようになるに至る。 本書は、ベゾズという人間に焦点をあてたもの。比較的裕福な環境に生まれ、若いころから理系の秀才、コンピュータ、ネットワーク技術者として頭角をあらわし、金融系の会社でその技術力を活かしたのちに、Amazonを創立する。大変な頭脳の切れ味と事業に対する執着心を持つ、まさにアントレプレナーの典型的な人。少し昔の作品ではあるが、十分に楽しめました。
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最初はベゾスの生い立ちから始まりかなり眠かったが、読み終えると彼を語るには必要な事だったと思う。 特に印象的だったのは、レビューや相乗りに対する考え方だ。悪いレビューは顧客が間違った商品を買わないように、相乗りはアマゾンが品切れしても顧客がいつでも買えるようにと、顧客第一主義に繋...
最初はベゾスの生い立ちから始まりかなり眠かったが、読み終えると彼を語るには必要な事だったと思う。 特に印象的だったのは、レビューや相乗りに対する考え方だ。悪いレビューは顧客が間違った商品を買わないように、相乗りはアマゾンが品切れしても顧客がいつでも買えるようにと、顧客第一主義に繋がっている。今まではこの目線では見れなかったから衝撃を受けた。 またアマゾン最大の強みの物流センターも、創業時から重要視しており、R社やY社では太刀打ち出来ないわけだと納得。他のベゾスの本も読んでみよう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・「後悔最小化理論」 歳をとって人生を振り返った時、どちらの道を選んだ方が後悔しないのかと考えること。 ・シリコンバレーのスタートアップでは「なにができないのか」を知らない人間の方がなんとかしてしまうのでいいとよく言われる。 ・ベゾスの哲学 顧客第一主義 きちんとしたものができるまで、発明・再発明を粘り強く続けること 長期的に考える 毎日が初日
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時間がなくさらっと読みました。アマゾンの話なので今だと少し古いかと思いましたが、いつ読んでも価値があるものだと思いました。
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Amazon率いるジェフベゾスの生い立ちから、Amazonが成功するまでを書き記した一冊。 こういう本はFacebookやグーグル、ヤマト運輸など有名な企業であれば沢山出版されているからなんら珍しいものではない。 しかし、今回本を読んだ時には自分の状況が特別だったからか印象が...
Amazon率いるジェフベゾスの生い立ちから、Amazonが成功するまでを書き記した一冊。 こういう本はFacebookやグーグル、ヤマト運輸など有名な企業であれば沢山出版されているからなんら珍しいものではない。 しかし、今回本を読んだ時には自分の状況が特別だったからか印象が異なった。 自分の将来をノートに書き記していて、丁度1兆円の企業を創りたいと決めたのだ。 1兆円はとてつもない額あるが、この本を読んで、ふと達成したいと感じたのだ。 顧客志向のAmazonは自分にとって非常に勉強になるものばかりであった。こういう風にしてサービスを改善するのかと驚かされた。 顧客志向からさまざまなサービスを作ってきたAmazonをこれからも参考にしていきたいと思った。
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書籍の副題にある「ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛」のおとり。ジェフ・ベゾスの半生記でもある。あまり素性を明かさないジェフ・ベゾスを知ることのできる本であり、Amazonの成長の記録でもある。
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変人ベソスの人となりを徹底的に解説。これが本当なら、アマゾンはベソスが生きている間は間違いなく巨大化は続く。その攻撃力も衰えることは無いだろう。
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Amazon.comを率いるジェフ・ベゾスについて書かれた本。entrepreneur(企業家)としてベゾスのすごさを感じる。彼は、金融系だと聞いていたが、実際には理系でコンピューター科学を専攻したのだな。やはりインターネット時代の企業を率いていくには技術が分からないといけないし...
Amazon.comを率いるジェフ・ベゾスについて書かれた本。entrepreneur(企業家)としてベゾスのすごさを感じる。彼は、金融系だと聞いていたが、実際には理系でコンピューター科学を専攻したのだな。やはりインターネット時代の企業を率いていくには技術が分からないといけないし、それだけでもいけないのだ。
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Amazon立ち上げと苦労を綴った物語。 #amazon #経営 #営業 #インターネット #ジェフベゾス #ワンクリック
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利用しまくっているAmazonってどんな会社なの?ということに興味をもって手に取ってみた。今、並行して読んでいる「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」のがしっかりしている。。 【人材の採用】 誰かを雇ったら、その人を基準に次はもっと優れた人を雇うことをモットーにしていた。そうすれば、...
利用しまくっているAmazonってどんな会社なの?ということに興味をもって手に取ってみた。今、並行して読んでいる「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」のがしっかりしている。。 【人材の採用】 誰かを雇ったら、その人を基準に次はもっと優れた人を雇うことをモットーにしていた。そうすれば、HRが全体的によくなってゆく。ベゾスは「あのとき入社できてよかった。いまならとても入れないだろう」と入社5年後に社員が思うようにする」ことを目指していた。 →「ビジョ・カン2」しかりで、人は油断すると自分よりも能力の低い人を採ろうとしてしまうけれど、そうではなくより優秀な人を雇う方針に共感。しかし、優秀な人材に魅力を感じてもらえる企業であるということが一番肝だと思うが。。。 【Amazonの功罪】 紙版とデジタル版、両方の書籍を大幅にディスカウントするのは、消費者にとっても出版社にとっても、また、書店にとっても明らかにマイナス。選択肢がどんどん狭くなってしまいます。⇔低価格に新しい技術を組み合わせれば市場が広がり、コストが下がり、人々はもっとたくさんの本を買えるようになる。 →何が正解ということはない。「Amazonが悪か?」と言われればそうではない。種の起源、適者生存であるから、まずは自分が変わることをしていかなければ。 【リアル書店の価値とは?】 書店は何で勝てばいいのか?「店員」「顧客同士」のコミュニケーションが取られること、おいしいラテが飲めること、などで差別化していく必要がある。 →本が好きな人は世の中にまだまだいるんじゃないかなと思う。雑誌や漫画、ビジネス書なんでも含めて。その人たちのコミュニティのハブになることはジャンルを問わない本屋であれば実現できるだろう。一歩、来てもらうこと、その工夫は今後リアル書店の見どころ。 【ベゾスの哲学】 1.徹底的な顧客第一主義 2.きちんとしたものができるまで、発明、再発明を粘り強く続ける 3.長期的に考えること(費用発想<投資発想) 4.「毎日が初日」、完成品だと考える日は来ない →常に一貫している。特に0→1企業なので、自分が進化していていかなければいけない。だからいつも新しいことをするし、そのために投資はやめないし、常に未完。
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