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あと少し、もう少し の商品レビュー

4.1

284件のお客様レビュー

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2021/05/16

中学生達が主役の話。子供達が中学生になったら読ませたい。人それぞれ、様々なことを考えながら、生きている。

Posted byブクログ

2021/04/10

2度目だけど、改めてこの物語の魅力を存分に感じました。 駅伝を走る6人の中学生。それぞれの人となりを6区に分けて綴るという構成に、そして、襷を繋ぐような場面展開に、ホロリとしたり、また、心の中で声援を送ったりしながら。そう、それぞれのランナーに対する陸上部顧問 上原先生の関わり方...

2度目だけど、改めてこの物語の魅力を存分に感じました。 駅伝を走る6人の中学生。それぞれの人となりを6区に分けて綴るという構成に、そして、襷を繋ぐような場面展開に、ホロリとしたり、また、心の中で声援を送ったりしながら。そう、それぞれのランナーに対する陸上部顧問 上原先生の関わり方や言動は、ベタベタせず、それでいて本質を突いていて、彼女の人となりに触れてみたいと思うものの、そこを描かないのもまたいいのかもしれません。 近々、中学2年の姪に薦めたいと思っています。

Posted byブクログ

2021/03/16

学生のころの悩みはそれぞれにあるんだな。 懐かしい思いにさせる小説。 頼りないと言われていた上原先生。 こんな人になりたいな。憧れる。

Posted byブクログ

2021/01/21

良い話でした。 ある町の中学生の駅伝大会の話。 各メンバーの視点で描かれており、各自の心境を描いていて引き込まれる。 先生も良い味をだしており、こんな先生に出会いたかったと思う。 中学生の駅伝の話に感情移入できるとは思いませんでした。

Posted byブクログ

2021/01/10

青春です。 久しぶりに読み言えたくないって思いました。 おじさんには眩しい! 上原先生、飄々としていいな。

Posted byブクログ

2021/01/03

駅伝興味無いからどうかなって思ったけど普通におもしろかったからスポーツ分からない人にもおすすめ。 練習の話からの本番という構成ではなく、1区ごとに視点が違い視点ごとに練習からの本番という構成で繋がっていくので壮大な印象を受け感動します。 とくに大田に感動しました、俊介も応援したい...

駅伝興味無いからどうかなって思ったけど普通におもしろかったからスポーツ分からない人にもおすすめ。 練習の話からの本番という構成ではなく、1区ごとに視点が違い視点ごとに練習からの本番という構成で繋がっていくので壮大な印象を受け感動します。 とくに大田に感動しました、俊介も応援したい。

Posted byブクログ

2020/11/28

駅伝大会に向けて練習に励む男子中学生6人の話。陸上競技のスランプや、友人との関係、自分らしさとは何か。いろいろな悩みを抱えながら、仲間と共に励まし合い、気遣い合い、時にはケンカしながら切磋琢磨する青春物語。 登場人物の一人「太田君」の高校時代を描いた『君が夏を走らせる』を先に読...

駅伝大会に向けて練習に励む男子中学生6人の話。陸上競技のスランプや、友人との関係、自分らしさとは何か。いろいろな悩みを抱えながら、仲間と共に励まし合い、気遣い合い、時にはケンカしながら切磋琢磨する青春物語。 登場人物の一人「太田君」の高校時代を描いた『君が夏を走らせる』を先に読んで、この本の存在を知りました。 ストーリーは1区ごとに、その区の走者を語り手にして進みます。同じ場面が、異なる視点で語られることもあって、一人の少年に対する周囲のイメージと本人の思いが交差する、面白い構成でした。顧問の先生が、普段は頼りないのに、実はみんなのことをよく見ていて、さりげなく良い方向に導いてくれるのもよかったです。 私はマラソンが苦手だから駅伝をやろうとは思わないけど。。。みんなで協力しながら、時には反発しながら、一つのゴールに進む姿は、自分の学生時代を思い出して懐かしかった。

Posted byブクログ

2020/11/14

駅伝を通してバラバラだった心が通い、自分以外の人間を知っていくメンバー達。 設楽は自分を認めること 大田は信頼に答えるということ ジローは自分らしさを信じること 渡部は本当の自分を知ること 俊介は誰かを信じ続けるということ 駅伝を通して変わっていくメンバーを支え、そして支えられ桝...

駅伝を通してバラバラだった心が通い、自分以外の人間を知っていくメンバー達。 設楽は自分を認めること 大田は信頼に答えるということ ジローは自分らしさを信じること 渡部は本当の自分を知ること 俊介は誰かを信じ続けるということ 駅伝を通して変わっていくメンバーを支え、そして支えられ桝井は走る。 〇〇でいたいから走るんだ、と誰もが県大会出場とは別の、もっと純粋な自分の気持ちを胸に走っている姿は瑞々しく心に迫る。

Posted byブクログ

2020/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

駅伝に全てをかける中学生たちの青春物語。 1区陸上部の設楽。 いじめられっ子だった小学生時代から 陸上という武器を手に入れた気の弱い設楽。 2区ヤンキーの大田。 できないことを認めたくないから 逃げるように投げ出してばかりだった自分が 唯一走ることだけを諦めなかったこと。 3区ムードメーカーのジロー。 頼まれやすくて実力もないのに走ることになり それなりの不安もありながら 誰からも好かれる自分でいいと気づいたこと。 4区インテリ気取りの渡部。 おばあちゃん子の自分を曝け出すことを嫌い 吹奏楽部として楽器の練習に励んでいた努力家の渡部。 5区唯一の2年生俊介。 何気なく入った陸上部で出会った桝井のことを 心から尊敬して誰よりも心配していた俊介のその気持ち。 6区陸上部部長の桝井。 自分の不調を棚に置いて 駅伝メンバー集めとフォローに一生懸命になり 本当に一目置かれてしまっていた桝井が 自分自身と向き合って必死にゴールを目指したこと。 陸上の知識のない顧問の上原先生も 普段はトンチンカンなのに 大事な時にさらりと良いことやってのける感じも良かった。 それぞれ抱えている思いがありながら 自分を待っていてくれている仲間のために 襷を繋ぐという強い意思。 感動する。大きくなったら子供にも読ませたい。

Posted byブクログ

2020/08/23

君が夏を走らせるを先に読み この作品のスピンオフだと知り 手に取りました。 中学駅伝の話。 変わった構成で、 1区から6区の少年たちの目線で 順に書かれている なので同じ時間が繰り返し表現される 一人一人作品が進むに連れて その人のことを知ることができ だんだ...

君が夏を走らせるを先に読み この作品のスピンオフだと知り 手に取りました。 中学駅伝の話。 変わった構成で、 1区から6区の少年たちの目線で 順に書かれている なので同じ時間が繰り返し表現される 一人一人作品が進むに連れて その人のことを知ることができ だんだんとチーム全体のことがわかってくる チームメイトも、 最後まで読むと みんな好きになる。 特に上原先生はなかなかよい。 でも臨場感で言えば 全体で一つの時間軸で読めた方が わかりやすかった気もする。 それはきっと 競技に重点を置いてるんじゃなくて メンバーの心情に重点を置いているからかも。 それを大事にしているこの作品は この構成がピッタリなのかもしれない。

Posted byブクログ