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あと少し、もう少し の商品レビュー

4.1

284件のお客様レビュー

  1. 5つ

    97

  2. 4つ

    107

  3. 3つ

    55

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2021/11/03

中学生向け。駅伝6区画を章立てにして、それぞれを走る中学生にスポットを当てる。6人が主人公だ。わかり良いストーリーでテレビドラマのようだ。昔ならスポ根、今は絆なのだろう。2021.11.3

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2021/10/30

「中学校っていくら失敗してもいい場所なんだって。人間関係でも勉強でもなんだって好きなだけ失敗したらいいって。こんなにやり直しがききやすい場所は滅多にないから」

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2021/10/12

ひとりひとりの想いが1区ずつ明らかになっていって、読み進めるうちに6人みんな好きになった。 襷をつなぐ場面に毎回感動させられる。 上原先生は陸上に関しては頼りないけど生徒のことをよく見てて、言葉に力があるところがすてき。 「風が強く吹いている」読み返したくなったし、 またお正月...

ひとりひとりの想いが1区ずつ明らかになっていって、読み進めるうちに6人みんな好きになった。 襷をつなぐ場面に毎回感動させられる。 上原先生は陸上に関しては頼りないけど生徒のことをよく見てて、言葉に力があるところがすてき。 「風が強く吹いている」読み返したくなったし、 またお正月に駅伝見るのがいっそう楽しみ

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2021/09/18

襷をつなぐ絆が素敵だった。 それぞれ自分目線と他者目線からなるエピソードを追っているうちに、誰にでも長所があるよって言われている気がした。

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2021/09/17

『君が夏を走らせる』を先に読んでしまったけど、あの高校生の大田君は、この中学生の大田君なんですね。 中学校の駅伝のチームのお話。 1区から6区を走るそれぞれの生徒の目線で、チーム結成から駅伝当日までの数ヶ月間が語られる。 6人のキャラが見事にバラバラで、そこに更に陸上のことなど...

『君が夏を走らせる』を先に読んでしまったけど、あの高校生の大田君は、この中学生の大田君なんですね。 中学校の駅伝のチームのお話。 1区から6区を走るそれぞれの生徒の目線で、チーム結成から駅伝当日までの数ヶ月間が語られる。 6人のキャラが見事にバラバラで、そこに更に陸上のことなど全然分かっていない顧問の教師も加わってどうなることやら‥‥という感じで物語は始まります。 でも語り手が変わる度に、あの時のあの言葉の真意はこういうことだったのか!と分かったり、本当はこんな思いで相手のことを見ていたのか!と分かったり。 みんなそれぞれコンプレックスを抱いて相手を羨ましく思ったりしているけれど、自分の知らないところで、実は自分も羨まれていたりする。 6人全員が主人公でした。 この世界の全ての人は、それぞれがみんな自分の物語の主人公なんだ、ということを瀬尾まいこさんは伝えたかったのではないかなと思います。特に、このお話の主人公たちと同じ若い子たちに伝えたかったのではないかな?と。 題名の『あと少し、もう少し』 『君が夏を走らせる』の方にバッチリこのフレーズが出てきます。あー、こういうことだったのかぁ、と納得です。 爽やかな読後感。大満足です。

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2021/08/15

それぞれの区で分けることで、それぞれの人の苦悩や困難、思いなどを感じることができたが、最後のゴールシーンを見たかったとも思った。

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2021/08/02

駅伝物。 キャラが弱いような。 もっと各人の内面を2倍くらい書いても良いような気もしたけど、この2倍のページを駅伝物ってどうなの?とか思った。

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2021/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初から本番なのがいい。 もちろん全体としては「いろいろ苦難を乗り越えてたどり着いた本番、泣いても笑っても全力を出し切ろう」という流れなのだが、読む前からきっとこの手の青春スポーツ小説ともあれば、何やかんやでそういう感じの幕切れが待っているのだろうなぁと勝手に想像して読み始めたのだが、いきなり胸の熱くなる場面から始まるとは。 全6区間、各章のプロローグ、エピローグ的な場面を駅伝大会のスタート、襷渡し、ゴールでつなぎ、各章自体でそれぞれの生徒の事情を語るという構成。 一市民ランナー、コロナ前までは毎年ラン仲間と地域の駅伝大会に出場していた身として、どんなもんかと構えて読み始めたがさすが瀬尾まいこ。 期待以上。 なんでこんなに人の気持ちを掻き立てるのがうまいのだろう。 早くまた駅伝走りたいとうずうずさせられっぱなしだった。 ちょっと頼りないけど実はとてもいい味出してる新米先生、 いじめられっ子気質だけど真面目で無骨な努力家、 根はいい奴で意外に走りに夢中になれるやんちゃ君、 誰からも最後の頼みの綱として頼られるお調子者のYesマン、 複雑な家庭事情を言い訳にしたくないキャラ設定に迷うなんちゃってすかし屋、 表向きは人懐っこく上り調子で絶好調だけど心の悩みを抱える後輩、 自分の不調をよそに周囲にあまねく気配りでき完璧なリーダーシップを発揮しながらも自己評価にもがき苦しむ部長、 ともするとわざとらしくなりがちな青春小説を気持ちよく描ききった一冊。

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2021/06/27

5冊目の瀬尾まいこさん。前から読みたいなぁと思っていた上に『その扉をたたく音』に出てきた渡部くんが出ていると言うので、さっそく忘れないうちに借りてきました。 中学生の駅伝を走るお話。1人3km、6人で18km。プロローグと1区から6区まで、6人の選手それぞれの視点から描かれてい...

5冊目の瀬尾まいこさん。前から読みたいなぁと思っていた上に『その扉をたたく音』に出てきた渡部くんが出ていると言うので、さっそく忘れないうちに借りてきました。 中学生の駅伝を走るお話。1人3km、6人で18km。プロローグと1区から6区まで、6人の選手それぞれの視点から描かれています。一人一人みんな悩みや葛藤があり、走る理由も様々。 いやぁ〜やっぱり瀬尾さんは本当に読みやすくておもしろいですね。陸上部顧問の美術教師、上原先生がかなりいい味出してます。襷をつなぐところは毎回グッときました。 箱根駅伝を描いている三浦しをんさんの『風が強く吹いている』もよかったけれど、こちらは中学生なのでとても爽やかでした。 大人になった渡部くんからはちょっと意外な中学生時代でしたね。 「自分のためにできることなんて、たかが知れてるけどさ、でも、次にジローが待ってるとか、設楽が必死でここまできたとか、そういうの考えると、すげえ怖いけどすげえ力でる」(219頁)

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2021/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やっぱり一気に読んでしまう、最近大人になった渡部くんを読んだのでめんどくさい渡部くんがかわいい。大田くんもサイドストーリーを思い出しながらやっぱり真っ直ぐ。みんなの色んな想いを持ってる、どんなその後を過ごしてるのか気になってしまう。上原先生もどんな先生になってるんだろ…素敵な先生。まとめる立場の部長の桝井くんの迷いや悩み焦り、それすらも楽しむなんて大人だー!私もがんばろ!

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