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あと少し、もう少し の商品レビュー

4.1

284件のお客様レビュー

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    97

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2022/06/26

桝井くんを中心に、中学生が駅伝を通して心と体が成長していく話。 中学生の実際の様子を描かれており、分かりやすく感情移入しやすい。

Posted byブクログ

2022/05/14

こんなに読みやすいのに、こんなに心が熱くなるなんて…。 この本に出会えてよかった^ - ^ 6人の中学生がそれぞれに抱える事情や悩み。 駅伝で勝つ!その目標に向かう中で、それぞれが表面的に見せる言動と本当の心の動きが、走行順に書かれていて、少しずつ繋がっていく感覚がとてもよかっ...

こんなに読みやすいのに、こんなに心が熱くなるなんて…。 この本に出会えてよかった^ - ^ 6人の中学生がそれぞれに抱える事情や悩み。 駅伝で勝つ!その目標に向かう中で、それぞれが表面的に見せる言動と本当の心の動きが、走行順に書かれていて、少しずつ繋がっていく感覚がとてもよかった。 押し付けがましくなく、それぞれの心に寄り添い合う…。 そんなチームがいつの間にか出来上がっていく様子に青春っていいなぁー 何かに一生懸命になるっていいなぁ と、目頭を熱くしながら読みました。 早速読書仲間の母に紹介します。

Posted byブクログ

2022/03/26

駅伝の走者ごとに話が進められていく。駅伝に人を揃えるのは大変だったけど、皆んなで一生懸命に取り組む姿が良かった。 メンバーそれぞれ葛藤することもあったが、その分人に優しくなれる。上原先生も飄々としていい味を出していた。多くの人に読んでほしい作品です。

Posted byブクログ

2022/03/10

一生懸命、何かに打ち込んでる姿は本当に心を打たれますね。 駅伝を走る中学生達の話なんだけど、それぞれの立場や感情もあるし、当然彼ら一人一人に悩みがあって意志があって。。大人ではないけどもう子どもでもない不器用な思い、青春が上手く描かれていました。尖ってる子もいるけど、根幹はみんな...

一生懸命、何かに打ち込んでる姿は本当に心を打たれますね。 駅伝を走る中学生達の話なんだけど、それぞれの立場や感情もあるし、当然彼ら一人一人に悩みがあって意志があって。。大人ではないけどもう子どもでもない不器用な思い、青春が上手く描かれていました。尖ってる子もいるけど、根幹はみんな優しい子たちなんだよね。 がむしゃらに駅伝という一つのことをみんなで成し遂げていこうとする様。みんなで襷を繋いでいく様。もうね、読んでたら頑張れ頑張れと熱いものが込み上げてきました。 青春真っ只中の現役学生達はもちろん、この気持ちを忘れていた大人にもオススメしたい本でした。

Posted byブクログ

2022/02/14

みんなで何かをするっていうのがいいなぁ・・・と思った一冊。走るのは苦手だけど、よかった。 (*´ー`*)

Posted byブクログ

2022/01/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

中学校の駅伝大会に参加して成長していく青春賛歌。その実、上原先生の奮闘記にも読める。 そして思う。こんな先生が中学時代にいてくれたら、どんな自分になっていただろうか、と。 「エントリー変更したんだ」「やっぱり桝井君を6区にした」いきなり始まる駅伝大会は、上原先生が陸上に取り組んだ半年間の成果です。そして、先生の苦労が感じられます。 「中学のスポーツは技術以上に学ぶものがある。それがわかるの。走れなくてもいい。」だから、桝井君をアンカーにしたと語る。そして、それは、口に出さなくてもメンバーの総意でもあった。 上原先生が、メンバーへのアドバイスや励まし、入部の勧誘など、細やかな対応を一人ひとりに取ってきた結果でしょうか。他校の練習スケジュールも入手したりして、大活躍でした。そうそう、もちろん、桝井君の姿が要因だけど。 いいメンバーが揃った。設楽君が呟くように、本当にいい選手たちです。中学生らしい悩みを抱え、中学生らしい不満を持ち、中学生らしい納得をして、答えを出して。(中学時代のことはほとんど覚えてないけど) 「ファイト」「がんばって」「あと少し」。レースのシーンでは、そこまでの道のりがオーバーラップするようで、ふと目頭が熱くなってきて、ひたすら応援していた。 桝井君が「満田先生だったら」、という捨て台詞の場面。大丈夫、大人はそんなことでは傷つかないけど、もし満田先生だったら、「もっと早く貧血に気が付き、病院検査を指示され、桝井君はメンバーから外れる」ことになっていたと考える。良いか悪いかは別として。 来年も上原先生が、陸上部顧問でしょうか? なんか、楽しみです。 駅伝はチームワークだからとか、他人のために頑張れる、って語る。しかし、ランナーは一人ひとり孤独との戦いです。”途中放棄しない”、”できない”点だけが、チームだと思う。 3000×6の駅伝と、3000mレース、どちらもスポーツとして違いはないと思うし、思いたい。練習も、試合も、チームと言えばチームだし、個人と言えば個人のような気がする。

Posted byブクログ

2022/01/26

中学生の駅伝のお話。他の方の評価も高く期待して読みました。 あー、、爽やかな胸が熱くなるお話でした。 何度目頭が熱くなったか。 6人の子供達みんなが、魅力的で、いい子達で、親目線で、心から応援していました。 楽しいだけじゃない、悩みだってある、自分って何だ?どう振舞えばいい?...

中学生の駅伝のお話。他の方の評価も高く期待して読みました。 あー、、爽やかな胸が熱くなるお話でした。 何度目頭が熱くなったか。 6人の子供達みんなが、魅力的で、いい子達で、親目線で、心から応援していました。 楽しいだけじゃない、悩みだってある、自分って何だ?どう振舞えばいい?やりたいのに素直に進めない、 あーー、分かるなぁ、 子供の頃だって、ちゃんと悩んで自分で頑張ってる。そうだよね。 文章の構成も、とても引き込まれます。 襷を繋げながら、たくさんのことが繋がって、臨場感もあるのに、ゆっくり優しくて 一見、頼りない先生も、とても魅力的ですね。 それぞれが、その人間だから、襷が繋がったと感じます。 いいなぁ、読んで良かったなぁ、 素直にそう思えるお話でした。 子供が中学生くらいになったら読んでみて欲しいな。

Posted byブクログ

2022/01/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

駅伝の6区を走る6人にドラマがある。 私は、部長の桝井くんを心配しながら読みました。桝井くんに誘われて入部した設楽くんは、不良の太田くんに一目置かれていたり、影をもつ(かっこつけてる?)吹奏楽部の渡部くんが思いがけず後輩の俊介に心を開いちゃったり、中学生らしさを感じました。 後半になるにつれ、前の章に戻って読み直しながら進んだので、時間をかけて楽しみました。 顧問の上原先生(美術教師)が いちばんいい味だしているという…笑。

Posted byブクログ

2021/12/02

駅伝って、ドラマだなぁ。 どの子もそれぞれにいい子たちで、応援したくなった。上原先生の飄々とした雰囲気がなかなかいい感じ。

Posted byブクログ

2021/11/05

自然ゆたかな町の中学校を舞台に、6人の中学生ランナーが襷をつなぐ駅伝大会。 6人それぞれに、走り出すまでにはたくさんの悩みや葛藤があり、でも最後はただ襷をつなぐために、自分の悩みを置き去って、ただ『あと少し、もう少し』とレース本番で全力を尽くす。 秋晴れの午後に読んで、ただす...

自然ゆたかな町の中学校を舞台に、6人の中学生ランナーが襷をつなぐ駅伝大会。 6人それぞれに、走り出すまでにはたくさんの悩みや葛藤があり、でも最後はただ襷をつなぐために、自分の悩みを置き去って、ただ『あと少し、もう少し』とレース本番で全力を尽くす。 秋晴れの午後に読んで、ただすがすがしい気持ちになれた。 中学生の駅伝!というか、小学生から駅伝の伝統があるという背景には実感がわかないけれど、県別対抗駅伝もあるんだもんねぇ。 新しく顧問になった上原先生が、“陸上に関しては全くのシロウトで頼りにならない”ところにいながら、きちんと子供達の内面や家庭環境には驚くほど細やかに鋭く目配りをして、実にいい感じの距離感で接しているのがいい。 6人を結びつけた部長・桝井くんが、強い指導力のある前顧問にただ導かれていたところから、チームの事をひたすら考える部長として、誰よりも成長していったのは、上原先生との絶妙なコンビネーションの賜物かも。 あー、それにしてもジローくんがイイ。 クラスにひとり…全人口の30人にひとりくらい、こういうキャラがいたら、世の中明るく楽しくなりそう。 ずーっと前に、『走る』をテーマにブックリストを作ったんだけど、この際『駅伝』テーマに選び直そうかなぁ…

Posted byブクログ